転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2024/03/15 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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転職の面接に使える、説得力のある話し方のポイント

「面接で上手に話せる自信がない」と、面接に不安を覚える方も少なくないようです。面接で説得力を感じさせるアピールをするにはどうしたらいいのでしょうか。

そこで、約500名の転職支援に携わった組織人事コンサルティングSegurosの粟野友樹氏に、面接で使える「説得力のある話し方」について伺いました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

説得力のある話し方とは?

説得力のある話し方ができれば、面接に限らず会議や商談、交渉の場など、様々なビジネスシーンで役に立つでしょう。面接でも、採用担当者から「この人なら成果を出してもらえそうだ」と評価されそうです。

そこでまず、説得力のある話し方の構成を理解しておきましょう。
説得力のある話し方には、大きく2つの要素があります。

・話し方に説得力がある
・話している内容に説得力がある

話し方に説得力があっても、内容が曖昧では「具体性がないのでピンとこない」と、納得感が薄れます。逆に、素晴らしい実績やエピソードであっても、不安そうな表情でボソボソと伝えられたら、「自信がなさそうだが、本当の話なのだろうか」と、疑問を感じるものです。「話し方」と「話している内容」の双方に説得力を持たせないと、相手の納得度は高まりません。

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説得力のある「話し方」のポイント

まず、説得力のある「話し方」のポイントをご紹介します。面接では、説得力を強く意識しなくても、採用担当者の反応を見ながら、落ち着いて少しゆっくりと話すようにするだけでも説得力が増します。特にオンライン面接の場合は、会話が聞き取りにくかったり、表情が読み取れなかったりするので、一方的に話そうとせず相手の反応を意識するのが重要です。

面接で落ち着いて話すためには、回答の事前準備や練習が必要。面接に慣れていないと、緊張して口ごもったり、つい早口になったりするからです。例えば、「志望動機」「転職理由」「自己PR」「職務経験」など、面接でよく聞かれる質問については回答を準備しておきましょう。本番でうまく話せるか不安がある場合は、オンライン面接であれば、伝えたいことをメモしてパソコンの画面に映しておくか、付箋にメモして画面に貼っておいてもいいでしょう。

また、自身では気づかない話し方の“癖”があるものです。家族やパートナー、転職エージェントなど、第三者に面接での回答を見てもらうか、スマートフォンやオンラインミーティングツールなどを利用して話している姿を動画撮影しチェックすることで、話し方を改善することができるでしょう。

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説得力のある「話す内容」のポイント

説得力のある「話す内容」は、どのような点に気をつけたらいいのでしょうか。3つのコツをご紹介します。

基本構成は「伝えたいこと+根拠」

採用担当者からの質問に対する回答は、「伝えたいこと」と「その根拠」で構成しましょう。根拠がないと、回答に論理性が欠け、一方的な主張のように聞こえてしまいます。例えば自己PRであれば、「私の強みは行動力です(伝えたいこと)。3年間の営業活動では、新規顧客の開拓を中心に行い、自主目標として月に3件を課していました。その結果、年間の新規受注額・件数ともに関西支社トップを維持することができました(根拠)」など、「伝えたいこと」と「根拠」をセットにして伝えましょう。

客観的に判断できる数値を交える

根拠となるエピソードは、できるだけ数値を交えて客観的に規模や成果が判断できるようにしましょう。また、「10件の受注」「予算100万円」など、金額や件数だけではどの成果なのか判断することができません。例えば、「昨年対比145%」「10名中3位」など、比較や割合など客観的に判断できる数値を交えると、成果に説得力が増すでしょう。

具体的なエピソードを盛り込む

根拠となるエピソードは、採用担当者がイメージできるように、より具体的な内容を心がけましょう。なお、異業界・異職種に転職する場合、リアリティを持たせようとして専門用語を多用すると、採用担当者が理解できません。異業界・異職種でも理解できる用語や表現を意識して、具体的なエピソードを伝えるようにしましょう。

面接では、テクニックよりも本音重視で伝えよう

面接では、高く評価されようとして、上手に話すことを意識しすぎたり、事実よりも過剰に実績やエピソードをアピールしたりするケースもあるようです。確かに、面接でアピールすることは重要ですが、採用担当者はこれまでに様々な求職者と面接し、話を聞いています。大げさに伝えてしまうと、違和感を覚えた採用担当者から「具体的な方法を教えてください」など、掘り下げた質問をされる可能性があります。

また、現場担当者が面接を行う場合、経験者同士であれば、話し方が上手でなくても言葉の端々から経験・スキルは伝わるものです。面接での説得力を意識しすぎるよりも、基本的には本音重視で真摯に伝える姿勢が大切です。

記事作成日:2021年12月17日 EDIT:リクナビNEXT編集部

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