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志望動機・志望理由の書き方(例文サンプル付き)|受かる履歴書・職務経歴書にする方法

履歴書と四つ葉のクローバーの写真

志望動機は、基本構成を理解しておくと、説得力のある内容に仕上げることができます。

「志望動機」の基本的な書き方と例文、受かる志望動機のポイント、NG例と改善方法などについて組織人事コンサルティングSeguros の粟野友樹氏が解説します。

職種別|志望動機・志望理由の例文一覧(サンプル)

【職種別】志望動機例文

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大職種小職種
営業金融営業(個人)金融営業(法人)製造業営業(機械系)製造業営業(電気電子系)製造業営業(食品系)製造業営業(化学系)MR(製薬会社営業)自動車ディーラー量販店営業不動産営業(売買)不動産営業(仲介)不動産営業(土地活用)人材系営業
販売販売(小売)販売(アパレル)販売(飲食)販売(店長)販売(コールセンター)販売(SV)販売(旅行)宿泊業(サービス職)
IT・Web・ゲームSE・プログラマープロジェクトマネージャー社内SEネットワークエンジニアサーバーエンジニアデータベースエンジニアインフラエンジニアWebエンジニアテクニカルサポートITコンサルタント
経営・事業企画・人事・総務経営企画事業企画営業企画商品企画広報人事総務法務経理財務購買
事務秘書・アシスタント営業事務医療事務貿易事務経理事務人事・総務事務
メディア・クリエイターWebデザイナーWebディレクター編集ライター広告・出版動画制作クリエイターイラストレーター
エンジニアリング・設計開発機械系エンジニア(自動車)機械系エンジニア(航空機)電気系エンジニア回路設計フィールドエンジニア(サポートエンジニア)研究開発(化学、素材、化成品)生産技術生産管理品質管理技術営業(FAE)プラントエンジニア
製造・工場製造オペレーター(機械操作・ライン作業)組立工(部品組立・製品組立)加工工(切削・研磨・溶接など)検査員・品質管理担当(製品検査、QC)生産管理担当(生産計画・進捗管理)設備保全・メンテナンススタッフ(機械保守、修理)
マーケティング・広告・宣伝マーケティング(戦略立案)広告運用(SNS、Web広告、SEO/SEM)コンテンツマーケティング(記事、動画、SNS投稿作成)広告プランナー(広告戦略・メディア選定)市場調査・リサーチPR・広報担当(メディア対応、社内外コミュニケーション)
飲食・フードサービス飲食店店長飲食スタッフ(ホール)調理師・キッチンスタッフ販売
旅行・レジャー・イベント旅行業務取扱者(旅行代理店スタッフ)ツアーコンダクター(添乗員)ツアーガイド(観光ガイド)イベントプランナー・コーディネーターイベント運営スタッフ(会場設営・運営補助)レジャー施設スタッフ(遊園地、スポーツ施設、体験施設)宿泊施設スタッフ・マネジャー・支配人(ホテル・旅館)
ビューティ・生活サービス美容部員美容師エステティシャン家事代行スタッフ整体師・セラピストトリマー
倉庫・物流管理倉庫作業員(ピッキング・梱包・仕分け担当)フォークリフトオペレーター在庫管理担当(在庫数量・品質管理)物流オペレーション担当(配送手配、納期管理)倉庫管理者(倉庫マネージャー)配送センター管理者(センター運営・人員管理)SCMコンサルタント・物流コンサルタント
ドライバー・配送タクシードライバーバスドライバー(路線バス、観光バスなど)トラックドライバー(長距離・中距離・近距離)配送ドライバー(個人宅向け)運送ドライバー(引越し、企業向け物流など)送迎ドライバー(スクールバス、企業送迎など)
整備・修理自動車整備士機械整備士航空整備士
清掃・美化ビル清掃ハウスクリーニング客室清掃窓ガラス・外壁清掃道路・公園清掃員ゴミ収集・廃棄物処理
警備・保安施設警備交通・雑踏警備輸送警備身辺警備イベント警備員空港保安警備員
建築不動産・土木・施工建築施工管理土木施工管理設備施工管理プラント施工管理構造設計CADオペレーター電気工事士不動産管理不動産開発(ディベロッパー)大工・とび
金融・財務・会計経理担当(伝票処理、決算業務、帳簿管理)財務担当(企業の資金管理、資金調達)内部監査担当(社内統制・業務監査)銀行窓口・テラー(預金・引き出し・手続き対応)審査、リスク管理担当債権回収担当運用、アセットマネジメント関係(株、債権、投信、不動産など)担当会計士・公認会計士(監査・財務諸表作成・会計アドバイス)税理士(税務申告、税務相談)金融アドバイザリー(財務、M&Aなど)ファイナンシャルプランナー(個人・法人向け資産運用アドバイス)
法務・法律弁護士(民事・刑事・企業法務などの代理・相談業務)法務担当(企業内法務、契約書審査、コンプライアンス)知的財産担当(特許出願、権利の調査、商標出願など)司法書士(登記手続き、商業登記、不動産登記)パラリーガル・法務補助(弁護士・法務担当の補助業務)
研究化学系研究電気系研究機械系研究ヘルスケア系研究(製薬・医療機器)食品系研究建築・土木系研究ラボスタッフ
医療・看護・薬剤師臨床開発看護師薬剤師心理カウンセラー歯科助手栄養士/管理栄養士
介護・福祉介護福祉士訪問介護士
保育士・教員・講師保育士幼稚園教諭小学校教員中学教員高校教師塾講師各種専門学校の講師(調理、語学など)各種民間の学校の講師(英会話など)学童・放課後児童クラブスタッフ
農林漁業農業従事者(耕作・作物栽培全般)畜産農家(牛・豚・鶏などの飼育管理)水産養殖業従事者(魚・貝・海藻の養殖管理)農業技術者・アグリコンサルタント(生産効率化、農業支援)林業従事者(伐採、植林、森林整備)地域おこし協力隊

【ケース別】志望動機例文

リンクをクリックすると、シチュエーション別の志望動機・志望理由の書き方解説ページへ遷移します。

未経験▶アパレル販売職から営業職へ
▶飲食業ホールスタッフから販売職へ
▶一般事務からITサポート職へ
第二新卒▶メーカー営業職からIT業界営業職へ
▶一般事務から人事職へ
▶販売職から企画職へ
非正規雇用(派遣)から正規雇用へ▶派遣事務から正社員事務へ
▶派遣営業アシスタントから営業職へ
▶派遣コールセンターからカスタマーサポート職へ
非正規雇用(アルバイト)から正規雇用へ▶飲食店アルバイトから接客・販売職へ
▶コンビニアルバイトから事務職へ
▶塾講師アルバイトから教育関連職へ
一定のブランクから正社員雇用へ▶子育てによるブランクから事務職へ
▶介護によるブランクから営業職へ
▶病気療養によるブランクからカスタマーサポート職へ
地元に帰って働きたい場合▶地元企業で地域に貢献したい場合
▶家庭の事情で地元に戻りたい場合
▶働く環境を見直して地元で働きたい場合

履歴書の志望動機の役割とは

履歴書や職務経歴書にある志望動機は、採用担当者にとって応募者の熱意や経験スキルが自社の採用ニーズに合うのかを簡潔に把握することができる重要な項目です。

具体的な職務経歴や実績は職歴欄で示しつつ、志望動機では、「応募先のどこに魅力を感じ、何を実現したいのか」が伝わるよう一貫した流れでまとめることが重要です。

文字数の目安は200〜300文字程度。面接では、1分程度で話せる文量です。

項目別|志望動機・志望理由の書き方

私は、【①応募企業や職種を選んだ理由(共感した点・魅力を感じた点)】から、貴社を志望いたしました。
前職(現職)では【②-1前職(現職)の職種・業務内容】に携わり、【②-2応募職種にも活かせる経験やスキル・姿勢】を培いました。
これらを活かして【③入社後に挑戦したいこと・実現したいこと】に取り組み、貴社の発展に貢献してまいります。

履歴書の志望動機の構成要素は、「①応募企業を選んだ理由」「②自分の経験をどう活かせるか」「③入社後に何を実現したいか」の3点です。

① 応募企業や職種を選んだ理由(書き出し)

志望動機の書き出しは、転職を希望する結論から述べるとまとまりやすく、「応募先の会社や職種を選んだ理由」から始めると書きやすいです。

数ある会社の中から自分が応募先に魅力を感じた具体的な点を書きます。応募先の企業理念や事業内容、組織体制、提供するサービスなどから理由を挙げると説得力が高まります。

【志望動機の書き出し例文】
IT業界の場合:
貴社の「テクノロジーで社会課題を解決する」という理念に共感し、ITソリューションを通じて多くの企業の業務改善に貢献したいと考え志望しました。

事務職の場合:
社員一人ひとりが安心して働ける環境づくりを重視する貴社の企業姿勢に魅力を感じ、組織の円滑な業務運営を支える仕事に携わりたいと考え志望しました。

営業の場合:
業界大手の貴社で、大規模な顧客に対してサービス導入からオペレーションまで幅広いソリューション提案ができる仕事に挑戦したく、貴社を志望しました。

② 応募先で活かせる経験・スキル

志望動機の中盤では、これまでの経験やスキルを具体的に伝え、応募先で自分の力をどう活かせるかが伝わるようにアピールします。

現職や前職の業務内容を振り返り、応募先と共通する仕事内容やスキルを洗い出します。「これまでの経験」→「身につけた・発揮した強みやスキル」→「応募先での活かし方」という順に構成すると、説得力のある文章になります。最初の「応募企業や職種を選んだ理由」とも合うように内容を整えます。

【活かせる経験・スキルの例文】
営業職の場合:
前職では法人営業として新規顧客の開拓を担当し、顧客の課題を整理・分析しながら最適な提案を行う中で、課題解決力と提案力を培いました。

接客・販売職の場合:
現職では、アパレルの販売に3年従事してきました。お客様一人ひとりの要望に合わせた接客を重視してきたことで、顧客の観察力、商品の提案力、その場に合わせた適切なコミュニケーション力を鍛えてきました。

③ 入社後に実現したいこと(締めくくり)

志望動機の締めくくりは、入社後にどのような形で貢献したいか、将来的にどんな姿を目指すのかをまとめます。

書く際は、「応募企業で実現したいこと」や「企業理念に共感し、その中で自分がどう成長したいか」を意識すると、自然で前向きな印象になります。

【締めくくりの例文】
金融営業職の場合:
これまで培った分析力と傾聴力を活かし、入社後はお客様個々の資産形成を支援する提案活動に取り組み、信頼されるアドバイザーとして貴社の顧客基盤拡大に貢献したいと考えています。

エンジニア職の場合:
これまで培った技術理解と課題解決力を活かし、入社後はシステム開発を通じて業務効率化や新サービスの創出に取り組みたいと考えています。将来的には、プロジェクト全体を牽引できるリーダーとして、貴社の技術革新に貢献してまいります。

受かる志望動機・志望理由を書くコツ

志望動機は、採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思わせることが目的です。
単に自分の希望を述べるのではなく、企業とのつながりを意識して書くことがポイントです。

良い志望動機に共通するのは、以下の3点です。

企業理解をもとに、自分の言葉でまとめられている

採用担当者は、志望動機を通じて「この人はうちの会社を理解しているか」を確認しています。

企業の理念や事業内容を自分なりに解釈し、共感した部分を自分の言葉で言語化することが、志望動機の説得力を出す上では重要です。

例文(企業理解を踏まえた書き出し例)
「貴社が掲げる“地域社会への貢献”という理念に共感し、地元の発展に携われる仕事に魅力を感じ志望しました。」(営業職)

「チームワークを重視し、社員同士が支え合う貴社の社風に共感し、長く安心して働ける環境で力を発揮したいと考えています。」(事務職)

自分の経験を具体的に結びつけている

過去の経験を単に紹介するのではなく、入社後、応募先の仕事内容とどう関わっていけそうかを明確にしましょう。
たとえば「販売職で培った提案力を活かし、貴社の営業職として顧客の課題に合致する提案をして成果を出していきたい」のように、過去の経験・スキルを応募先企業でどう活かすかを具体的に伝えることがコツです。

例文(経験の結びつけ方の例)
「前職では経理担当として数字の正確さを追求してきました。その経験を活かし、貴社の財務面から経営を支える存在を目指したいと考えています。」(経理職)

「接客業で培ったコミュニケーション力を活かし、顧客の課題を正確に理解したうえで最適な提案を行いたいと考えています。」(営業職)

入社後の姿をイメージできる内容になっている

「入社後に実現したいこと」では、意欲と方向性を示すことが大切です。
「将来的には〇〇の業務を担当し、〇〇のような成果を出したい」といった具体的な目標を添えると、前向きで成長意欲のある印象を与えます。

例文(入社後の展望を示す例)
「入社後はバックオフィス業務の効率化に取り組み、チーム全体の生産性向上に貢献したいと考えています。」(事務職)

「IT技術を活かしたソリューション提案を通じて、クライアントの業務改善に寄与できる営業職を目指しています。」(IT営業職)

NGな志望動機・志望理由に陥りやすいポイント

志望動機は、書き方次第でマイナス印象になってしまうこともあります。次のようなパターンは避けましょう。

どの会社にも当てはまる内容になっている

たとえば「貴社の成長性に惹かれました」「幅広い業務に挑戦したいです」とだけ書かれた内容では、採用担当者に「うちでなくてもいいのでは?」と感じさせてしまう恐れがあります。
企業固有の魅力や事業への共感を、必ず盛り込みましょう。

NG例・OK例(IT職)
NG:「成長性のある企業で働きたいと考え志望しました。」
OK:「成長性のあるIT業界の中でも、貴社が推進するクラウド事業の拡大方針に共感し、志望しました。」
NG例・OK例(営業職)
NG:「安定した会社で長く働きたいです。」
OK:「地域密着型の事業を展開する貴社で、地元企業を支える営業に挑戦したいと考えています。」

自分の希望ばかりを書いている

「ワークライフバランスを重視したい」「スキルアップできる環境で働きたい」といった理由は、求職者の気持ちとして理解はされますが、企業に対しどのような貢献が期待できるかを伝えにくくなります。
企業側の視点に立ち、「与えられた環境で自分はどう貢献できるか」に落とし込んで書くことがポイントです。

NG例・OK例(事務職)
NG:「スキルアップできる職場で成長したいです。」
OK:「スキルアップの機会が多い貴社で、事務処理の正確性とスピードをさらに高め、チーム全体の業務効率化に貢献したいです。」
NG例・OK例(販売職)
NG:「ワークライフバランスを重視して転職を決めました。」
OK:「安定した勤務環境の中で、より一層集中して業務に取り組み、顧客満足度の向上に貢献したいと考えています。」

前職への不満が動機になっている

「残業が多かった」「評価制度に納得できなかった」など、ネガティブな理由は避けましょう。
転職理由としては正直でも、志望動機に書くと印象が悪くなります。
「安定した環境でより専門性を高めたい」「〇〇に挑戦できる環境を求めている」といった前向きな表現に言い換えましょう。

NG例・OK例(エンジニア職)
NG:「前職は残業が多かったため、ワークライフバランスの取れる環境を希望しています。」
OK:「効率的に成果を出す仕組みを整えている貴社で、より質の高いシステム開発に携わりたいと考えています。」
NG例・OK例(営業職)
NG:「評価制度に納得できず、転職を決意しました。」
OK:「努力を正当に評価する貴社の人事制度に魅力を感じ、自分の成果で貢献できる環境で力を発揮したいと考えています。」

正直に伝えづらい志望動機の言い換え例」も参考にしてください。

志望動機が思いつかない人がすべきこと

「志望動機をどう書けばいいかわからない」という人は少なくありません。
特に転職回数が少ない場合や、未経験職種に挑戦する場合は、何から考え始めればいいか迷うこともあるでしょう。
ここでは、そうした場合の対処法についてアドバイスします。

【関連記事】
履歴書に記載する志望動機が思い浮かばない場合は?原因と対処法、言い換え例も解説

企業情報を集め、企業研究を行う

まずは、応募企業についての理解を深めましょう。
企業研究を行うことで、「この会社のどんな部分に惹かれたのか」が自然に見えてきます。

情報源としては、企業の公式サイトや採用ページ、ニュース記事、SNS、ブログなどが挙げられます。
上場企業であれば、IR(投資家向け広報)ページをチェックすると、事業方針や今後のビジョンも把握できます。
こうした情報から、「どんな価値を提供している企業なのか」「どんな姿勢で事業に取り組んでいるのか」を読み取りましょう。

自分の仕事の価値観やこだわりを明らかにする

次に、自己分析を行い、自分が「仕事で大切にしていること」や「やりがいを感じるポイント」を整理します。

これまでの経験を振り返り、

  • どんなときに達成感を感じたか
  • どんな仕事に熱中できたか
  • その理由はなぜか

を掘り下げてみましょう。

たとえば「チームワークを良くするために、こまめな情報共有を大切にしてきた」といった具体的なエピソードがあれば、それがあなたの価値観です。


こうして見えてきた“自分ならではのこだわり”を、応募企業の考え方や文化と重ね合わせていくと、志望動機の軸が見つかります。

企業と自分との共通点を探し、言語化する

最後に、企業研究と自己分析で得た情報を照らし合わせて、企業と自分との共通点を探しましょう。
ポイントは、「企業の理念や方針に共感できる部分」と「自分の経験・スキルを活かせる部分」の2つです。

たとえば、

  • 企業が掲げる“顧客の課題に寄り添う姿勢”が、これまで自分が営業活動で大切にしてきた考え方と一致している
  • チームワークを重視する社風が、自分の働き方や価値観と合っている

といった形で、接点を明確にすると「なぜこの企業を志望するのか」に説得力が生まれます。

志望動機は、最初から完璧な文章を作ろうとする必要はありません。
ここまでのステップで整理した「企業への関心」「自分の価値観」「共通点」をもとに、
穴埋めテンプレートに当てはめながら文章を整えていけば、自然で一貫性のある志望動機に仕上がります。

【志望動機】ケース別の例文集(サンプル)

未経験の志望動機・志望理由

例文:アパレル販売職から営業職へ
私は、顧客との関係づくりを重視する貴社の営業スタイルに魅力を感じ、志望いたしました。

前職ではアパレル販売職として、お客様一人ひとりの要望を丁寧に伺い、最適な商品を提案する接客を行ってきました。その中で、信頼関係を築きながら提案を行う仕事にやりがいを感じ、営業職としてより幅広いお客様に価値を届けたいと考えています。

これまで培ったヒアリング力と提案力を活かし、入社後は顧客の課題を正確に把握したうえで最適な提案を行い、貴社の顧客基盤拡大に貢献してまいります。

▼解説

販売職から営業職への転職では、これまでの「接客スキル」をどう営業活動に活かせるかを明確に伝えることが重要です。
この例文では、まず営業職への興味・共感(①応募理由)を述べ、そのうえで販売職で培った経験(②③)を「信頼関係構築力」「課題把握力」として言語化しています。これにより、未経験でも再現性のあるスキルとして評価されやすくなります。

また、締めの一文では「顧客基盤拡大」という営業職らしい成果志向を示しており、意欲の高さと現実的な目標のバランスが取れています。
全体として、未経験職種に挑戦する姿勢と、前職の経験を軸にした貢献意欲の双方を自然に伝えられる構成です。

例文:飲食業ホールスタッフから販売職へ
私は、顧客満足を最優先に考える貴社の販売スタイルに魅力を感じ、志望いたしました。

前職では飲食業でホールスタッフとして接客を担当し、来店目的の異なるお客様に合わせた提案や迅速な対応を心がけてきました。その中で、お客様の要望を汲み取り、最適なサービスを提供することにやりがいを感じました。

これまで培った観察力と対応力を活かし、販売職としてお客様一人ひとりに寄り添った提案を行い、信頼を築ける販売スタッフを目指します。入社後は、店舗全体の売上向上にも貢献してまいります。

▼解説

飲食業のホールスタッフ経験を販売職に結びつけるには、「お客様対応の再現性」を明確に示すことがポイントです。
この例文では、応募企業を選んだ理由として企業の販売方針への共感を述べ、前職の接客経験を具体化しています。さらに、「信頼を築く」「店舗全体に貢献」といった販売職らしいキーワードを加えることで、職種転換の動機と貢献意欲の両立を実現しています。
全体を通して、前職での顧客対応スキルを新しい職種でどう活かすかが具体的に伝わる構成です。

例文:一般事務からITサポート職へ
私は、ユーザーに寄り添いながら業務の効率化を支援する貴社のITサポート体制に魅力を感じ、志望いたしました。

前職では一般事務としてデータ入力や社内問い合わせ対応を担当し、部署内で発生するPCトラブルやシステム操作のサポートを自主的に行ってきました。そうした経験から、社内外の「困りごと」を解決するサポート業務にやりがいを感じ、IT分野で専門性を高めたいと考えています。

これまで培った正確さと問題解決への姿勢を活かし、入社後はユーザーが安心して業務を行えるサポート環境づくりに貢献してまいります。

▼解説

一般事務からITサポート職への転職では、「社内サポート経験」や「ITへの興味」を具体的に伝えることが重要です。
この例文では、前職の中で自然にITサポート的な業務を担っていた点を明示し、単なる“未経験”ではなく“準備ができている人材”として印象づけています。
また、「問題解決」「安心して業務を行える環境づくり」といった表現を入れることで、サポート職に求められるホスピタリティと責任感の両方をバランスよく伝えています。

第二新卒の志望動機・志望理由

例文:メーカー営業職からIT業界営業職へ
私は、デジタル技術を活用した課題解決を行う貴社の提案型営業に魅力を感じ、志望いたしました。

現職ではメーカーの法人営業として、製品の提案から納品までを担当し、顧客との信頼関係を築いてまいりました。その中で、ITを活用したソリューション提案に触れる機会があり、より幅広い業界課題を解決できる営業職に挑戦したいと考えるようになりました。

これまで培った折衝力と提案力を活かし、入社後はお客様の事業成長に寄与できる営業担当として貢献してまいります。

▼解説

第二新卒の志望動機では、「早い段階でキャリア方向を定め、学ぶ姿勢を示す」ことが大切です。
この例文では、現職で得た経験を起点に「IT業界への関心」を自然に展開し、転職理由を前向きに伝えています。
また、「より幅広い業界課題を解決したい」という表現が、キャリア志向と挑戦意欲の両方を兼ね備えています。
経験が浅くても、“今後の伸びしろ”を具体的な行動で示す構成になっています。

例文:一般事務から人事職へ
私は、社員一人ひとりが力を発揮できる環境づくりに取り組む貴社の人事理念に共感し、志望いたしました。

現職では一般事務として、採用や研修に関する事務手続きの補助を担当し、社内外の方と円滑にやり取りを進める中で、人材を支える仕事に関心を持つようになりました。

これまで培った正確さや調整力を活かし、入社後は採用・育成業務の一員として、社員が安心して働ける環境づくりに貢献してまいります。今後は、人事として自らも学びを重ね、組織の成長を支える存在を目指したいと考えています。

▼解説

第二新卒として人事職を志望する場合は、「人を支える仕事への関心」+「現職での関連経験」を軸にするのが効果的です。
この例文では、一般事務としてのサポート経験を「人事業務の入口」として位置づけ、転職理由を前向きに描いています。
また、締めの一文で「学び続ける姿勢」を示すことで、若手らしい柔軟さと成長意欲を両立。未経験でも挑戦の動機が明確に伝わる構成です。

例文:販売職から企画職へ
私は、顧客の声をもとに新しい価値を生み出す貴社の企画スタイルに魅力を感じ、志望いたしました。

現職では販売職として、店舗での接客や売上管理を担当し、季節ごとの陳列変更や販促提案などにも携わってまいりました。その中で、現場の意見をもとに商品や施策を考える過程に興味を持ち、企画職としてより上流から販売戦略に関わりたいと考えるようになりました。

これまで培った顧客視点と提案力を活かし、入社後は消費者ニーズに即した企画立案を行い、貴社の売上拡大に貢献してまいります。

▼解説

販売職から企画職への転職では、「現場経験がある強み」を明確に打ち出すことがポイントです。
この例文では、販売現場での提案や工夫を通じて「企画への興味」が生まれた流れを自然に描いています。
また、締めに「消費者ニーズ」「売上拡大」といった具体的な成果ワードを入れることで、ビジネス視点のある人材として印象づけています。
第二新卒としての伸びしろと、現場経験を活かす実践的な姿勢を両立した構成です。

非正規雇用(派遣)から正規雇用への志望動機・志望理由

例文:派遣事務から正社員事務へ
私は、社員一人ひとりが責任を持って業務に取り組む貴社の企業姿勢に魅力を感じ、志望いたしました。

派遣社員として一般事務を担当し、資料作成やスケジュール調整、庶務業務など幅広く経験してきました。これまでの業務を通じて、周囲をサポートしながらチーム全体の生産性を高めることにやりがいを感じています。

今後は正社員としてより大きな責任を持ち、業務改善提案などにも積極的に取り組みたいと考えています。これまで培った正確性と調整力を活かし、貴社の事務部門の一員として貢献してまいります。

▼解説

派遣から正社員を目指す場合、「安定したい」ではなく「責任を持って貢献したい」という意欲を示すことが重要です。
この例文では、派遣時代の実務経験をベースに、組織全体を意識した姿勢をアピールしています。
また、「業務改善提案」など主体的な表現を取り入れることで、正社員として求められる成長意識を伝えています。
全体を通して、前向きかつ現実的なキャリア転換の理由として説得力のある構成です。

例文:派遣営業アシスタントから営業職へ
私は、顧客課題に寄り添う提案営業を重視する貴社の姿勢に共感し、志望いたしました。

派遣社員として営業アシスタント業務を担当し、見積書の作成や受発注管理、顧客対応などを通じて、営業担当者と協力しながら成果を支える業務に携わってきました。その経験から、提案の過程に関わるやりがいと、直接お客様に貢献したい思いが強まりました。

これまで培った調整力とコミュニケーション力を活かし、入社後は営業職としてお客様の課題を解決しながら、貴社の事業成長に貢献してまいります。

▼解説

営業アシスタント(派遣社員)から営業職を目指す場合は、「裏方として支えた経験を、営業職でどう活かしたいか」を具体的に描くのがポイントです。
この例文では、アシスタント業務の内容を通じて営業活動への理解と関心を示し、「提案へのやりがい」→「営業職への挑戦」という自然な流れで転職理由を説明しています。
また、最後に「事業成長に貢献」と締めることで、単なる挑戦ではなく、組織貢献の意識を明確にしています。

例文:派遣コールセンターからカスタマーサポート職へ
私は、顧客満足度の向上を重視する貴社のサポート方針に共感し、志望いたしました。

派遣社員としてコールセンター業務に携わり、製品に関する問い合わせ対応やトラブル解決を担当してまいりました。その中で、お客様の不安を解消し、感謝の言葉をいただけた瞬間に大きなやりがいを感じました。

今後は正社員としてより長期的な視点でお客様と向き合い、問題解決だけでなく、サービス改善にも関わっていきたいと考えています。これまで培った傾聴力と柔軟な対応力を活かし、貴社のカスタマーサポート体制の充実に貢献してまいります。

▼解説

コールセンター経験者(派遣社員)が正社員としてカスタマーサポート職を目指す場合、「受け身の対応業務から、主体的な改善提案へ」という成長意欲を示すのが効果的です。
この例文では、派遣社員時代の経験を通じて感じたやりがいを起点に、正社員としての役割拡大を前向きに表現しています。
また、「サービス改善」「サポート体制の充実」といったキーワードを加えることで、サポート職に求められる責任感と継続的な貢献意識を伝えています。

非正規雇用(アルバイト)から正規雇用への志望動機・志望理由

例文:飲食店アルバイトから接客・販売職へ
私は、お客様の満足を第一に考える貴社の店舗運営方針に共感し、志望いたしました。

飲食店でのアルバイトを通じて、接客やオーダー対応を担当し、常にお客様の立場に立ったサービスを意識して行動してまいりました。その中で、感謝の言葉をいただける接客の奥深さに魅力を感じ、より専門的に接客スキルを高めたいと考えるようになりました。

これまでに培った気配りと柔軟な対応力を活かし、入社後はお客様に安心感を与えられる販売スタッフとして、貴社のブランド価値向上に貢献してまいります。

▼解説

アルバイト経験を志望動機に活かす際は、「どんな経験をし、何を学んだのか」を明確にすることがポイントです。
この例文では、日々の接客を通して得た気づきや成長を軸に、「専門性を高めたい」という成長意欲を自然に表現しています。
また、「ブランド価値向上」といった言葉で、単なる接客スキルにとどまらず、企業への貢献意識を示している点も好印象です。

例文:コンビニアルバイトから事務職へ
私は、正確で効率的な業務運営を重視する貴社の事務体制に魅力を感じ、志望いたしました。

コンビニでのアルバイトでは、レジ業務や在庫管理、発注補助などを担当し、日々の売上管理や納品処理を通じて正確さとスピードを両立する仕事の大切さを学びました。その経験から、データ管理や書類作成など、事務職として企業の運営を支える仕事に興味を持つようになりました。

これまで培った丁寧さと責任感を活かし、入社後は正社員として社内の事務処理を円滑に進め、貴社の業務効率化に貢献してまいります。

▼解説

アルバイト経験から事務職を目指す場合は、「地道な作業でも責任を持って取り組める姿勢」をアピールするのが効果的です。
この例文では、コンビニ業務で得た正確性やスピード感を「事務職に必要な素養」として言語化し、未経験でも活かせる強みとして伝えています。
また、「運営を支える」「業務効率化に貢献」といったフレーズで、事務職の役割理解と成長意欲を両立させている点がポイントです。

例文:塾講師アルバイトから教育関連職へ
私は、子どもたちの主体的な学びを支援する貴社の教育方針に共感し、志望いたしました。

塾講師として中高生を対象に個別指導を行い、生徒一人ひとりの理解度や性格に合わせて指導方法を工夫してきました。その中で、学習意欲を引き出し、成長を間近で見守る教育の仕事にやりがいを感じました。

これまで培ったコミュニケーション力と観察力を活かし、入社後は生徒や保護者との信頼関係を築きながら、一人でも多くの子どもが学ぶ楽しさを実感できる環境づくりに貢献してまいります。

▼解説

アルバイトの塾講師経験から教育関連職を志望する場合は、「生徒との関わりで得た気づき」を軸に構成するのが効果的です。
この例文では、指導経験を単なる「教える仕事」とせず、「相手に合わせて工夫した経験」として描くことで、教育職に求められる柔軟性や責任感を表現しています。
また、「学ぶ楽しさを実感できる環境づくり」という一文が、応募企業への貢献意識を示し、熱意と誠実さの両方を伝えています。

一定のブランクから正社員雇用への志望動機・志望理由

ブランクがある場合、志望動機でその理由や経緯を詳しく書く必要はありません。

企業が知りたいのはブランクそのものではなく、「今のあなたがどのような意欲と準備を持って働けるか」という点です。

そのため、志望動機では以下をバランスよく示すことが大切です。

  • 再就職への前向きな姿勢
  • 過去の経験やスキルの再現性
  • 働く環境が整っている安心感
例文:子育てによるブランクから事務職へ
私は、社員が長く安心して働ける環境づくりに力を入れている貴社の企業姿勢に共感し、志望いたしました。

出産・育児のため一時的に離職しておりましたが、現在は家庭環境も整い、再び社会で経験を活かしたいと考えております。以前は一般事務としてデータ入力や書類作成、スケジュール調整などを担当し、正確さと効率を意識して業務を進めてまいりました。

これまで培った事務処理能力と調整力を活かし、入社後はチームの一員として円滑な業務運営を支えることで、貴社の生産性向上に貢献してまいります。

▼解説

子育てによるブランクがある場合は、「働く準備が整っている安心感」「再現性のあるスキル」を伝えることがポイントです。
この例文では、ブランク理由を一文で簡潔に述べたうえで、「今働ける状態である」ことを明確にしています。
また、過去の事務経験を再現性の高いスキル(正確さ・調整力)として描き、即戦力性を印象づけています。
企業側に“すぐに活躍できる人”と感じさせる、バランスの取れた構成です。

例文:介護によるブランクから営業職へ
私は、お客様の課題解決を第一に考える貴社の営業方針に共感し、志望いたしました。

家族の介護のため一時的に離職しておりましたが、現在は介護体制も整い、再び社会で自分の力を発揮したいと考えております。以前は法人営業として、顧客への提案から納品後のフォローまで一貫して担当し、信頼関係を築くことにやりがいを感じていました。

これまで培った提案力と傾聴力を活かし、入社後はお客様の課題に寄り添った営業活動を通じて、貴社の事業発展に貢献してまいります。

▼解説

介護によるブランクを持つ場合は、「再就業が可能な状況」と「仕事への意欲」をセットで示すのが効果的です。
この例文では、介護のための離職を簡潔に説明しつつ、「現在は勤務可能」と明確に伝えています。
また、前職の営業経験を「信頼関係を築く」「課題解決に寄り添う」といった形で再現性のあるスキルに変換。
ブランクを理由にせず、“再び活躍したい姿勢”を自然に伝える構成です。

例文:病気療養によるブランクからカスタマーサポート職へ
私は、顧客満足度の向上を重視し、一人ひとりに丁寧に対応する貴社のサポート体制に共感し、志望いたしました。

療養のため一定期間離職しておりましたが、現在は体調も安定しており、これまでの経験を活かして再び仕事に取り組みたいと考えております。以前はカスタマーサポート業務に従事し、製品に関する問い合わせ対応やトラブル解決を担当しておりました。

これまで培った傾聴力と問題解決力を活かし、入社後はお客様に安心を届けるサポート対応を通じて、貴社の信頼向上に貢献してまいります。

▼解説

病気療養によるブランクに触れる場合は、「現在は問題なく勤務できる」ことを明確に伝える一文を入れるのがポイントです。
この例文では、体調の安定を簡潔に伝えたうえで、過去の実務経験を「即戦力スキル」として再提示しています。
また、「安心を届ける」「信頼向上」といったポジティブな表現を用いることで、マイナス印象を与えず、誠実さと前向きさの両方を伝えています。

「地元に帰って働きたい」場合の志望動機・志望理由

例文:地元企業で地域に貢献したい場合
私は、地域に根ざした事業を展開し、地元経済の活性化に貢献している貴社の取り組みに魅力を感じ、志望いたしました。

これまでメーカー業界の法人営業として勤務し、多様な顧客ニーズに応える提案力や調整力を培ってきました。今後は地元でこれまでの経験を活かし、地域に密着した形でお客様の課題解決に携わりたいと考えています。

入社後は、地元のお客様に信頼される営業担当として地域の発展に貢献するとともに、貴社のブランド価値向上にも尽力してまいります。

▼解説

「地元に貢献したい」という前向きな動機を示す場合は、「なぜ地元で働きたいのか」と「その地域でどう貢献できるのか」をセットで書くのがポイントです。
この例文では、都会での経験を地元で再現する形にまとめることで、単なるUターン希望ではなく「地元に価値を還元する意欲」が伝わります。
「地域密着」「ブランド価値向上」といった表現が、志望の誠実さを補強しています。

例文:家庭の事情で地元に戻りたい場合
私は、家族の事情により地元へ戻ることを決め、これまでの経験を地元企業で活かしたいと考え、貴社を志望いたしました。

前職では総務職として、備品管理や社内調整、来客対応など幅広い業務を担当し、組織全体を支える仕事にやりがいを感じておりました。

これまで培った調整力とサポート力を活かし、入社後は地元で腰を据えて働きながら、貴社の事務体制の効率化と職場環境の改善に貢献してまいります。

▼解説

「家庭の事情で地元に戻る」場合は、「理由を簡潔に伝えたうえで、前向きなキャリア意欲に切り替える」のがポイントです。
この例文では、「家族の事情」という一言で背景を示しつつ、その後すぐに「経験を活かしたい」という方向へつなげています。
“私的理由の開示”が目的ではなく、“これからどう働くか”を中心に据えることで、誠実で安定感のある印象を与える構成です。

例文:働く環境を見直して地元で働きたい場合
私は、社員が長く安心して働ける環境づくりに取り組む貴社の企業姿勢に共感し、志望いたしました。

将来のことを考える中で、ライフステージの変化にも柔軟に対応しながら、安定して働ける環境を求めるようになり、地元での転職を決意いたしました。前職では営業事務として、営業担当者のサポート業務を中心にデータ管理やスケジュール調整を担当し、正確さとスピードを両立する働き方を心がけてきました。

これまで培った調整力と事務スキルを活かし、入社後は地域に根ざして長く働きながら、貴社の事業運営を支える存在として貢献してまいります。

▼解説

「働く環境を見直したい」という動機は、一歩間違えると“現職への不満”に見られやすいテーマです。
この例文では、あえて“働きやすさ”を「安定して力を発揮できる環境」と言い換え、ポジティブなキャリア転換として描いています。
また、前職の経験を具体的に示すことで、“職場を変えてもスキルを再現できる人材”として印象づけています。

志望動機についてよくある質問

Q1. 自己PRと志望動機の違いは?

A. 自己PRは「これまでの経験や強み・成果」を、志望動機は「応募企業を選んだ理由と入社後に実現したいこと」を伝える項目です。両者に一貫性がないと印象が弱くなるため、自己PRで述べた強みが志望動機にもつながるよう意識しましょう。過去と未来をつなぐ意識で作成するのがポイントです。

【関連記事】
自己PRと志望動機の違いと書き方例

Q2. 志望動機は履歴書と職務経歴書で同じ内容にするべき?

A. 基本的には同じ構成で問題ありません。使用する履歴書の記載欄が狭いといったケースでは、まず自由形式の職務経歴書で300字前後の志望動機を記載し、履歴書では200字程度で簡潔にまとめるといいでしょう。

Q3. 面接で話す志望動機は履歴書と同じにするべき?

A. 書類に書いた志望動機をベースに話すのが望ましいですが、面接ではもう少し具体的なエピソードを加え、「書いた内容を裏付ける経験」や「今後の意欲」を口頭で膨らませることがポイントです。「書いてある内容を守りつつ、話す場では深掘り・具体化」という意識が大切です。

Q4. 志望動機が思いつかない・見つからないときはどうすればいい?

A. 主な原因は「企業研究の不足」「自己分析の不足」「条件・待遇だけで応募している」の3つです。対処法としては、まず応募企業の情報を集め(ホームページ・口コミ・SNSなど)、次に自分の価値観や仕事に対するこだわりを整理。そして、企業と自分の共通点を洗い出して言語化すると、自分にとっても納得感のある志望動機を書きやすくなります。

【関連記事】
履歴書に記載する志望動機が思い浮かばない場合は?原因と対処法、言い換え例も解説

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

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