転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載!

履歴書の職務経歴欄にアルバイト経験を記載しても良い?書き方のポイントと例文

カフェで働く店員

学校卒業後にアルバイト経験がある場合、それを履歴書の職務経歴欄に記載しても良いのでしょうか。

アルバイト経験のアピールの仕方、具体的な書き方やポイントなどについて、組織人事コンサルティングSeguros、代表コンサルタントの粟野友樹氏が解説します。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

履歴書の職歴欄にアルバイト経験を記載するべきか

基本的には、学校卒業後のアルバイト経験はすべて書いたほうが良いでしょう。

履歴書は、これまでの職務経歴をすべて記載するのが原則であり、かつアルバイトも立派な職歴の一つだからです。

ただ、中には記載する必要がない場合もあります。ここでは、記載するケースと、記載する必要がないケースをご紹介します。

アルバイト経験を記載する場合

企業は、求職者が求める人材像に合っているかどうかを重視しています。たとえアルバイトであっても、活かせる経験やスキルをアピールすれば、プラスに評価される可能性が高いでしょう。

そのため、アルバイト経験も含め、すべての職歴を記載したうえで、特に応募企業で活かせそうな経験をアピールしましょう。

リーダーとして現場を取りまとめていたなど、アルバイトながら責任ある立場を任されていた場合も、アピールすると良いでしょう。

アルバイト経験を記載する必要がない場合

正社員や契約社員として働いていた経験年数が十分に長く、ブランク期間が短い場合は、アルバイト経験を書かなくても問題ありません。

また、1カ月以内の短期間や単発のアルバイトの場合も、記載する必要はないとされています。ただ、応募する仕事に関連するアルバイト、アピール材料になり得るアルバイトの場合は、短期・単発のものであっても記載しても良いでしょう。

たった3分、あなたの適職は?

かんたん適職診断

アルバイト経験を履歴書の職歴欄に記載する時の書き方と例文

履歴書の職歴欄における、アルバイト経験の書き方と例文をご紹介します。

●正社員経験後、アルバイトになった場合

正社員経験後、アルバイトになった場合を職歴欄に記載する時の書き方例

●職歴がアルバイト経験のみの場合

職歴がアルバイト経験のみの場合を職歴欄に記載する時の書き方例
<書き方のポイント>
  • 勤務先企業の正式名称を記入した上で、横に「(アルバイト)」と雇用形態を記載します。

  • 応募企業で活かせるアルバイト経験があり、職務内容をよりアピールしたい場合は、社名の一段下の行にアピールしたい業務経験を列記しましょう。より詳しくアピールしたい場合は、携わった業務を記載したうえで「(詳細は、職務経歴書に記載します)」と記し、職務経歴書に誘導するのも良いでしょう。

  • 複数のアルバイト経験がある場合は、応募先で活かせる職務内容を優先して記載しましょう。短期間のアルバイトなど、特に強調しなくても良い職歴は、「ほかX社」とまとめるのも一つの方法です。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

グッドポイント診断

アルバイト経験を自己PR欄や志望動機欄でアピールする方法

アルバイト経験を、履歴書の自己PR欄や志望動機欄でアピールする際の方法と例文をご紹介します。

自己PR欄の書き方と例文

応募企業で活かせそうな経験・スキルをピックアップしたうえで、「○○ができます」「○○の強みがあります」などと結論から伝えると良いでしょう。具体的なエピソードを交えて簡潔に伝えると、より効果的です。

履歴書の自己PR欄の例文
チームを取りまとめる力がある点が、私の強みです。

コーヒーチェーン「△△」のアルバイトでは、リーダーとして新人アルバイト教育、8名のアルバイトスタッフのシフト管理を任されています。シフトに関する相談に対応したり、仕事における悩みを聞いたりすることで、一人ひとりのモチベーション向上に注力。

以前はアルバイトスタッフの短期離職が課題となっていましたが、この1年間は離職ゼロを実現しています。

志望動機欄の書き方と例文

志望動機欄は、応募企業になぜ応募したのか、意欲や熱意を伝える欄です。

アルバイト経験がどのように活かせると思ったのかを記載するとともに、「正社員として真摯に仕事に向き合いたい」という姿勢も伝えると良いでしょう。

履歴書の志望動機欄の例文
大学卒業後、簿記の勉強をしながら、○○メーカーにおいて経理事務のアルバイトを続けてきました。

アルバイトでは従業員の経費清算チェックとデータ入力、請求書の処理などのほか、決算業務全般のサポートにも携わってきました。このたび日商簿記2級に合格したことを受け、正社員として経理職に就きたいと考えていたところ、未経験者にも門戸を開いている貴社の求人に出会いました。

正社員としては未経験ながら、製造業の経理に関して一定の知識があり、早期に戦力になれると考えております。

アルバイト経験を履歴書に記載する際のポイント

学校卒業後のアルバイト経験を履歴書に記載する際には、次のポイントを意識すると良いでしょう。

入社年月、社名、雇用形態を明記する

アルバイトとして入社した年月と会社名の正式名称を記載します。横にカッコ書きで「(アルバイト)」などと雇用形態を明記しましょう。

スペースがあれば勤務状況やポジションを補足する

スペースが許せば、「週〇日勤務」「フルタイム勤務」など勤務状況を記載しましょう。「アルバイトリーダー」「副店長」など責任ある立場を任されていた場合は、補足として記載すると良いでしょう。

応募する仕事に活かせる経験は必ず書く

応募企業の仕事に関連性のあるアルバイトは、プラスに評価される可能性があります。職歴欄に必ず書き、簡単に業務内容も添えておくと良いでしょう。

場合によってはアルバイトをしていた理由を補足する

「語学の勉強に力を入れるため」「大学時代はキャリアに対する考えが定まっておらず、アルバイトとしてさまざまな仕事に触れたいと考えたため」など、アルバイトをしていた明確な理由がある場合は、補足すると良いでしょう。

よくある質問

アルバイト経験を履歴書に書く上で、よくある質問について解説します。

学生時代のアルバイト経験は記載する?

履歴書の職務経歴欄は、最終学歴卒業後の職務経験を記載するものなので、学生時代に経験したアルバイトは記載する必要はありません。

ただ、応募企業に関連したアルバイトの場合は、自己PR欄や志望動機欄などで触れるのは一つの方法です。

アピールできる経験がない場合は?

アルバイトでの経験やスキルに自信がないという場合も、例えば仕事に取り組む姿勢やアルバイトで得られた学びなど、アピールできることは何かしらあるはずです。

これまでの業務を振り返り、心がけたり工夫したりしたこと、やりがいを覚えたこと、面白いと感じたこと、周りから褒められたことなどを書き出してみましょう。

例えば、「データ入力ではミスがないよう見直すことを徹底した」「お客様に丁寧な対応を褒められた」など、働く姿勢がアピールポイントになる可能性があります。

転職・求人 トップ > 転職成功ノウハウ > 職務経歴書・履歴書を用意する > 履歴書の書き方 > 項目別の書き方 > 履歴書の職務経歴欄にアルバイト経験を記載しても良い?書き方のポイントと例文

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

グッドポイント診断で、あなたの隠れた強みを診断してみましょう。

診断結果は8,568通り。あなたはどのタイプ?

リクナビNEXTで応募書類を自動作成

レジュメをカンタンに作成

履歴書と職務経歴書を作成するのが面倒な方は、リクナビNEXTにレジュメ登録するのがお勧めです。

新機能
・AI要約でワンタップで職務要約を自動生成
・AIと3分話すだけで「業務内容」を自動生成

リクナビNEXTに、プロフィールや職務経歴などを入力すると、入力された内容に従って自動で書類(レジュメ)が作成され、PDF形式でダウンロードすることが可能です。 ※『レジュメ』とは、リクルートの求職活動支援サービス共通で利用できる、職務経歴書機能です。

作成はこちらから:あなたのレジュメを簡単作成(無料)
すでに会員の方はこちら:レジュメダウンロード画面へ

イベント・セミナー※リクルートエージェントに遷移します

RAGイベント

申込締切日が近いイベント・セミナー

イベント情報を更新中