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全く違う業界にキャリアチェンジを実現!珍しい転職事例8選

人生観を変える出来事があったり、素晴らしい出会いがあったりして、これまで築いてきたキャリアとは大きく異なる進路に方向転換する方がいます。

そこで今回は、組織人事コンサルティングSeguros、代表コンサルタントの粟野友樹氏に取材し、まったく違う分野に転職した事例を、背景やアピールポイントとともにご紹介します。

キャリアチェンジをするかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

「専門職種」から「会社員」にキャリアチェンジ

公務員や芸能人など、試験に合格したり、特別な才能を発揮したりしないと就けない職業があります。

こうした専門職種から、あえて会社員に転職する方も少なくありません。どのようなアピールをして、会社員への転職を実現したのでしょうか。

5つの職種の珍しいキャリアチェンジ事例をご紹介します。

警察官から広告営業

警察官の多くは、異動や転勤が発生します。

そのため、「転勤したくない」「地元で働きたい」などの理由から転職する方もいるようです。

20代半ばで警察官から広告営業に転職したケースでは、その経歴を活かして面接で「取り調べ風」に回答し、選考を通過しました。

営業未経験でも、臨機応変なキャラクターを「営業向き」だと評価されたのです。

なお、広告営業は、雑誌や新聞・チラシなどの紙媒体だけでなく、看板やインターネットなど顧客のニーズに合わせて様々な広告枠の提案を行う仕事です。

担当する業界や企業規模も幅広く、顧客のニーズを探る対人スキルや提案スキルが求められます。

未経験に門戸を広げている企業も多いため、フットワークの軽さや関係構築力をアピールすると有効です。

自衛隊からITエンジニア

自衛隊では、規律が徹底した組織で命令に従い的確に行動することが求められます。

厳しいルールを敷かれた環境下でタフさや忍耐力が養われるため、企業や職種によっては自衛隊経験が歓迎されるようです。

20代後半で自衛隊からITエンジニアに転職したケースでは、ITに対する学習意欲を評価されて採用が決まりました。

なお、自衛隊での経験・スキルが民間企業でも活かせる場合は、選考で有利となる可能性があります。

ITやセキュリティの経験を活かしてSaaS企業に、サプライチェーンの経験を活かしてEコマースに転職するなど、経験を活かした転職事例もあります。

芸人からキャリアコンサルタント

芸人からのキャリアチェンジは、広告営業や料理人など様々な転職事例がありますが、芸人としての経験を活かして転職した事例としては、芸人からキャリアコンサルタントになったケースが挙げられます。

もともと、その方は将来やキャリアを深く考えずに、面白そうだから芸人を目指したそうです。でも数年やってみてなかなか芽が出ず、芸人を諦めることになりました。

こうした経験から、「キャリアを考えている人の役に立ちたい」「挫折体験を活かしたい」という想いをアピールし、キャリアコンサルタントに転身しました。

なお、キャリアコンサルタントは、転職を検討している求職者の方に寄り添い、求人を紹介したり、転職活動のアドバイスをしたりする仕事です。

企業によっては、求人企業を担当することもあります。傾聴力や対人スキルを求められ、「人と関わりたい」「支援する仕事に就きたい」と考える方にマッチしています。

未経験にも門戸を広げている求人もあるため、コミュニケーションスキルや提案力をアピールすると有効です。

また、前職の業界や職種の知識を評価されて、特定の業界・職種専門のキャリアコンサルタントとしてキャリアチェンジする方もいます。

ミュージシャンからカスタマーサクセス、ITサポート

ミュージシャンから会社員へのキャリアチェンジでは、2つの事例をご紹介します。

どちらも20代後半男性で、1人はヒップホップ系のコンテストで評価されてデビュー、もう1人はバンドでドラムを担当されていました。

20代後半になって将来を見つめ直し、転職活動を始めましたが、ひとつの夢に向かってひたむきに努力した姿勢を評価され、どちらも未経験でIT系のサポート職に転職。自分の中でしっかりと気持ちを切り替えて、20代後半でも実直に学ぶ姿勢をアピールしたところ、採用となりました。

なお、IT系の職種はたくさんありますが、商品・サービスを受注している顧客に対して働きかけを行う「カスタマーサクセス」や、自社の従業員や顧客先でIT機器などの操作支援やトラブルシューティングを行う「ITサポート」は、未経験にも門戸を広げている求人が多い傾向があります。

プロアスリートから教員、営業、介護、飲食など

プロアスリートからのキャリアチェンジは、テレビやニュースで話題になることも多いので、ご存じの方もいるかもしれません。

プロアスリートからの転職は非常に幅広く、教員やコーチなど、指導側に転身するケースもあれば、体力やタフさを活かして介護や営業に転職するケースもあります。

また、クリエイティビティを発揮して飲食や販売に携わるケースも。

上下関係を重んじる環境で高い目標を設定し、達成までの計画を立ててストイックに努力を続けた経験は、幅広い分野で評価されています。

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「会社員」から「専門職種」にキャリアチェンジ

前項とは逆に、会社員から専門職種にキャリアチェンジする方もいます。ここでは、3つの分野に転職した事例をご紹介します。

人事から高校教師

社会人になってから教職にキャリアチェンジする方は一定数いますが、一例として、企業の人事から高校教師に転職したケースをご紹介します。

その方は、もともと学生時代は熱心に部活動を続けており、教員や部活指導に興味をお持ちでした。

“人”に興味があったため、IT企業の人事になりましたが、大手企業のグループ会社のさらに子会社(孫会社)のため、自社だけで独自の人事施策を行うことができず、閉塞感を抱えていました。

「本音でぶつかることができる学生に向き合いたい」と一念発起し、教員採用試験にチャレンジ。試験2回目にして、念願だった教員にキャリアチェンジすることができました。

社会人から教職へのチャレンジは、仕事を続けながら採用試験の勉強をするのが一般的で、1次試験から2次試験合格までは数カ月かかるため、中長期的に計画を立てることが重要です。

営業から農業

会社員から農業や林業などの一次産業にキャリアチェンジする方も少なくありません。

会社員から農業に転身した事例として、もともと営業として働いていた方が、働き方を変えるために農業学校に通って家族と一緒にIターンしたケースがあります。

また、調理師をしていた方が、田舎暮らしをするために夫婦で林業移住した事例もあります。

一次産業にキャリアチェンジする場合は、地方自治体が積極的に推進していたり、後継者を募集していたりするケースが多いため、興味を持った産業や自治体があれば足を運んで環境を体感し、じっくりと話を聞いてみるといいでしょう。

企画からものづくり職人

陶芸や靴、家具などのものづくりに従事するために、キャリアチェンジをする方もいます。

陶芸職人に転身したケースでは、もともと親戚が有名な陶器の産地で陶芸をやっていて、ご自身も強く興味を持って会社を辞めて陶芸家になりました。

他にも、有名店のパンに惚れ込み、弟子を志願してパン職人になった方もいます。

なお、会社員の場合は評価制度が整っていているため、上司と設定した目標を達成すれば評価の対象となりますが、職人は自己の継続的な技術研鑽が求められ、会社員のような分かりやすい指標は少ないものです。

一生の仕事にするには、相応の覚悟が必要なキャリアチェンジと言えるかもしれません。

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全く異なる業界にキャリアチェンジするには?

全く違う業界にキャリアチェンジすることに不安を感じている方もいるかもしれませんが、異なる業界を経験しているからこそ、違う観点で物事を見ることができたり、豊かで柔軟なアイデアを思いついたりすることがあります。

また、珍しい経歴をきっかけに、関係者や顧客などにすぐに覚えてもらったり、特殊なキャリアが説得力になったりすることもあります。

特に、会社員から専門職種にキャリアチェンジする場合は、数値管理や対人交渉などの場面で、これまでの経験・スキルが活かせるでしょう。

そのため、「経験がないから」「知らない業界だから」といった先入観にとらわれず、興味を持った業界や仕事があれば、積極的に情報収集をすることが大切です。

専門職種から会社員にキャリアチェンジする場合は、どのような経験が活かせるのか自分では分からない可能性があるので、転職フェアやセミナーに足を運んで話を聞いたり、転職エージェントに申し込んでキャリアのアドバイスを受けたりするといいでしょう。

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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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