転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載!

【経験者が語る】転職に伴う引っ越しの適切なタイミングは?

引っ越しの荷造りをする男性の手元転職を機に住居も変えたい場合、引っ越しのタイミングはいつにしたらいいのでしょうか。また、どのくらい費用を準備しておけばいいのでしょうか。

今回は、3名の転職に伴う引っ越し経験者にインタビュー。タイミングや費用、注意点をお伺いしました。

引っ越しの適切なタイミングは?

近距離での転職の場合は、内定が出てから引っ越しの準備を始めるケースが大半ですが、遠距離の場合は、内定前の引っ越し内定後の引っ越しの2パターンに分かれます。

先に引っ越しをしておけば面接に足を運びやすくなりますが、内定が出た企業が必ずしも住居の近くになるとは限りません。

逆に、内定が出てから引っ越しをする場合は、面接に足を運んだり日程を調整したりするのが大変ですが、具体的な通勤手段を考慮した引っ越しができます。

いずれにしてもメリットとデメリットがあるため、状況に合わせて判断するようにしましょう。

たった3分、あなたの適職は?

かんたん適職診断

転職活動期間の目安と注意点

転職活動の流れを大きく分けると、企業や業界の情報収集、履歴書や職務経歴書の作成、そして求人への応募や面接といった選考を経て、内定、入社に至ります。

期間の目安は、転職活動の準備に2週間、「応募~面接」で1~2カ月、「内定~入社」までは1~3カ月程度かかるのが一般的です。

内定が出てから引っ越し手続きを始める場合は、「内定~入社」の期間に引っ越し完了するのが理想的ですが、「仕事の引継ぎが残っていて退職日までに引っ越しの準備をする余裕がない」「退職日から入社日まで間がなくて引っ越し日の調整ができない」といった状況も考えられます。

特に引っ越しシーズンの3月や9月は、引っ越し業者や不動産屋のスケジュールが限られている可能性もあるため、荷物の整理や引継ぎ資料の作成など、事前にできることは早めに進めておきましょう。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

グッドポイント診断

経験者に聞いた!転職&引っ越しエピソード

引っ越しを伴う転職経験者にインタビューし、どのようなタイミングで進めたのかを聞いてみました。また、経験者ならではの注意点などもご紹介します。

3日間に面接を詰め込み、内定後すぐに東京に引っ越し

Aさん(25歳:営業→Webディレクター) 北海道→東京都に引っ越し

新卒入社した企業でWebに携わる仕事を希望していたのですが、北海道支社の営業に配属になりました。

異動希望を出しましたが一向に変化がなかったため、3年目に転職を決意。会社には退職の旨を伝えて、有給休暇を使って転職活動を始めました。

Web系の求人は東京が圧倒的に多かったため、東京の転職エージェントに申し込み、「日曜に東京に行くので、月火水曜日の3日間で面接を調整してもらえませんか?」と電話で相談しました。

転職エージェントと応募企業にはかなり無理のある調整をしていただき、書類選考を通過した4社の一次から最終面接までを3日間で行い、その場で1社から内定が出ました。

すぐに北海道に戻り、今度は引っ越しの準備です。内定をいただいた企業に相談したところ、法人契約している物件があるとのことで、内見もせずに決めました。

実は在籍企業に退職の意思を伝えたのと同時に、自宅の退去も不動産屋に告げていたので、後がない無謀な計画でした。

内定から入社までの1週間で無事引っ越しできましたが、退職日の翌日には初出社というギリギリのスケジュール。何とか引っ越しも転職もできたとはいえ、無謀でした…。

転職活動と引っ越しにかかった費用は?

  • 転職活動費用:約20万円(往復の飛行機代、宿泊費など)
  • 引っ越し費用:約80万円(家具購入費含む)

反省点

地方の感覚で物件をイメージしていたのですが、東京は想定以上に部屋が狭かった。最終面接で内定が出ていたのだから、1日延長して物件も見ておけば良かったです。

また、家具・家電付きの部屋に住んでいたので、引っ越しに伴いひと通り購入することになり、予想外にお金を使いました

スケジュールも予算も、もう少し余裕を持っておけば良かったと反省しています。

退職してから転職活動。オフシーズンで引っ越し代も格安に

Bさん(26歳:営業→編集) 静岡県→東京都に引っ越し

新卒で入社した地元の企業で4年間営業をしていましたが、編集の仕事に興味を持ち転職を決意。地元には未経験可の編集の仕事が少ないことが分かり、チャンスの多い東京に引っ越すことにしました。

実家に住んでいて生活費の不安がないため、退職日までは仕事をやり切って、翌日から転職活動をスタート。

面接が決まったらその都度東京に足を運びました。無職だったのでできるだけお金を使わないよう、新幹線ではなく高速バスを使い、宿泊が必要な場合も東京在住の親族を頼りました。

3社の面接を経て、転職活動開始から1.5カ月後に内定通知が届き、その1カ月後が入社予定日になりました。

ペットを飼っていたので「通勤1時間以内、ペット可の物件」を条件に不動産屋さんに探してもらい、物件が出たら高速バスで見に行きました。

物件が決まったらネットで引っ越し業者を探し、入社予定日の1週間前に引っ越し完了。タイミング良くオフシーズンだったので、引っ越し代も安く済みました。

転職活動と引っ越しにかかった費用は?

  • 転職活動費用:約5万円(交通費など)
  • 引っ越し費用:約20万円(引っ越し代、敷金など)

反省点

生まれも育ちも静岡なので東京の土地勘がなく、言われるままに物件を決めてしまいましたが、いざ通勤してみると電車の混雑が激しいエリアだということが判明。

学生時代も通勤に1時間くらいかかっていましたが、満員電車の1時間はとてもしんどいことを実感しました

地方から東京に引っ越す方は、通勤に関しても調べておいたほうがいいかもしれません。

多忙で物件を見る間もなく部屋を決定、有休消化中に引っ越し

Cさん(30歳:ITエンジニア→ITエンジニア) 茨城県→神奈川県に引っ越し

仕事がとても忙しく毎日残業が続く生活に疲れてしまい、転職を決意。

もともと通勤に1時間以上かかる場所に住んでいて、業務時間も通勤時間も長かったため、転職を機に会社の近くに引っ越してワークライフバランスを整えようと考えていました。

人手が足りない職場なので、退職を告げたら強い引き留めに遭うと考え、退職のことは言わずに転職活動を開始。

仕事が忙しいので面接の時間を捻出するのに苦労しましたが、スケジューラーに予定を組み込んで時間を確保し、1カ月後に内定をいただきました。

内定が出たので直ちに退職の意思を伝えたのですが、ただでさえ忙しい中で引継ぎもしながら引っ越し先も探すことになり、物件を見る時間がなかなか取れませんでした

転職先の企業はさらに自宅から離れていたので、通勤の負担を考えると転職後に引っ越すことも考えられず、引っ越し費用が会社負担だったこともあり、思い切って写真のみで物件を決めました。

内見はできませんでしたが有休消化中に引っ越しを行ったので、荷物を整理したり新居の近所を散策したりとリフレッシュすることができました。

転職活動と引っ越しにかかった費用は?

  • 転職活動費用:約2万円(交通費など)
  • 引っ越し費用:34万円(引っ越し代、敷金礼金など)

反省点

物件は見せてもらった写真と相違なかったのですが、入居後に排水溝のにおいが気になり、清掃業者を入れてもらいました。

準備期間にもよりますが、やっぱり内見したほうが確実です。

また、貯金も少ない上に退職に伴う税金などの支払いで一気にお金が減り、かつてない程の貧困に陥りました。普段から貯蓄しておくべきでした。

記事作成日:2019年8月23日 EDIT:リクナビNEXT編集部
転職・求人 トップ > 転職成功ノウハウ > 転職コラム > 【経験者が語る】転職に伴う引っ越しの適切なタイミングは?

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

グッドポイント診断で、あなたの隠れた強みを診断してみましょう。

診断結果は8,568通り。あなたはどのタイプ?

リクナビNEXTで応募書類を自動作成

レジュメをカンタンに作成

履歴書と職務経歴書を作成するのが面倒な方は、リクナビNEXTにレジュメ登録するのがお勧めです。

新機能
・AI要約でワンタップで職務要約を自動生成
・AIと3分話すだけで「業務内容」を自動生成

リクナビNEXTに、プロフィールや職務経歴などを入力すると、入力された内容に従って自動で書類(レジュメ)が作成され、PDF形式でダウンロードすることが可能です。 ※『レジュメ』とは、リクルートの求職活動支援サービス共通で利用できる、職務経歴書機能です。

作成はこちらから:あなたのレジュメを簡単作成(無料)
すでに会員の方はこちら:レジュメダウンロード画面へ

イベント・セミナー※リクルートエージェントに遷移します

RAGイベント

申込締切日が近いイベント・セミナー

イベント情報を更新中