転職ランキングの活用法と3つの注意点
転職活動が初めての方や、応募したい企業が決まっていない方の場合、いざ探し始めると「求人情報の数が多すぎて、何を軸に探せばいいのかわからない…」と、企業選びの段階でつまずいてしまうケースもあるようです。
応募先を探す軸が見つからないときは、「ランキングを使って企業や求人を探す」という方法もひとつの選択肢です。本記事ではランキングを活用方法と、注意点をご紹介します。
どんな種類のランキングがある?
ランキングには、給与や勤続年数、アンケートや口コミなどによる人気ランキングなど、様々なテーマがあります。リクナビNEXTにも3つのランキングがあるので、興味を持ったテーマやキーワードが見つかれば、それを参考に企業や仕事を探してみることで、新たな発見があるかもしれません。
みんなが転職を検討している企業ランキング
リクナビNEXTでは、「みんなが転職を検討している企業ランキング」を公開しています。先週1週間に、「気になるリスト」に追加された企業を、追加数の多い順にランキングにしています。転職活動している人がどのような企業に注目しているのかが分かるので、企業選びの参考材料になるのでは。
検索キーワードランキング
先週1週間に検索されたキーワードを、検索回数が多いものから順にランキングにしています。
各キーワードをクリックすると、キーワードを含んだ求人情報を見ることができます。キーワードはTOP100まで公開されているので、気になる検索軸が見つかるかもしれません。
企業が求める経験・スキルランキング
企業が「こんな人に見てほしい」と設定している経験・スキルの各項目について、募集の求人数が多いものから順にランキングしています。
企業がどのような経験やスキルに注目しているのかわかるだけでなく、これまでの経験やスキルを軸に、マッチした求人を探すことができます。
ランキングから企業を探す場合の注意点
様々なランキングがありますが、「ランキング上位だから良い企業」「ランキングを使えば転職もうまくいく」とは限りません。ここでは、ランキングを使う際の注意点をご紹介します。
転職で実現したい条件に合ったランキングを見る
例えば平均給与が高い企業の中には、「営業成績へのプレッシャーが強い」「求められる業務レベルが高い」という企業が含まれている可能性があります。また、勤続年数が長い企業の中には、「評価制度が年功序列型」「独特の企業文化がある」という企業も含まれていることが想定されます。
上位になるだけの背景があることを考慮し、転職で実現したいことの優先順位を整理して、どうしても叶えたい条件に沿ったランキングを参考にするようにしましょう。
応募者が集中している可能性があるので、応募社数を増やす
ランキングの上位になるということは、それだけ応募者も多くなり、選考通過の難易度が高くなる傾向があります。応募先企業を選ぶ際は、ランキングは企業選びの参考材料のひとつと捉えるようにしましょう。もしランキング上位企業に応募したい場合は、応募者が集中している可能性を考慮して、応募社数を多めにするようにしましょう。
「ランキング上位」を志望動機にするのは控える
志望動機を聞かれたときに、「御社がランキング上位だったため」と答えてしまうと、採用担当者に「ランキングだけを頼りに応募している」と捉えられる可能性があります。志望動機は「入社意欲」を伝えるとともに、「入社後の活躍イメージを持ってもらう」質問なので、ランキング以外にも情報収集や企業研究を行った結果、意欲を持って応募していることが伝わる内容を意識しましょう。
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