【転職活動の疑問】内定のお礼状は必要?
転職活動の末に内定が出た企業に対して、お礼状を出す必要はあるのでしょうか。
転職活動を続けているうちに気になる「転職活動の疑問」のうち、今回は「内定のお礼状」についてご説明します。
内定へのお礼状は、「入社の意思」「感謝の気持ち」があれば送る
内定が出た企業に対して、お礼状を出さなければいけないというルールはありません。もちろん、感謝の意を伝えることは大切ですが、入社の意思が決まっていない状態でお礼状を送ってしまうと、他の企業に内定が出た場合、内定を断りづらくなる可能性があります。
お礼状を出すか迷っているのであれば、まず「入社意思があるか」、そして「感謝の意を伝えたいか」どうかを考え、決めるようにしましょう。儀礼的に出す必要はありません。
入社意思がある場合
入社を決めている企業に対してお礼状を送る場合は、内定受諾の連絡をする際に、感謝の気持ちを伝えましょう。あえてお礼状を別に出す必要はありません。
お礼状例文
XX様お世話になっております。
内定のご連絡をいただきました□□です。
貴社の内定をお受けさせていただきたく、ご連絡差し上げました。
内定承諾書を添付しております。
ご確認いただき、不備がございましたらご指摘いただけますでしょうか。
この度は、日中になかなか時間が取れない私に対し、
日程調整で何度もご配慮いただき、本当に感謝しております。
入社後は一日も早く貴社に貢献できるよう、
感謝の気持ちを胸に日々努めて参りますので、
なにとぞよろしくお願いいたします。
入社意思がない場合
入社意思がないのに内定のお礼状を出すと、誤解が生じる可能性もあります。内定辞退の旨とともに、内定まで手を尽くしてくれたことに対する感謝の意を伝えましょう。
お礼状例文
XX様お世話になっております。
内定のご連絡をいただきました□□です。
貴重なお時間を頂戴しておきながら大変申し訳ないのですが、
貴社からの内定を辞退させていただきたく、ご連絡差し上げました。
現職の上司に退職を伝えたところ、希望地への転勤を認められることとなり、
悩んだ末に、「このまま現職に残る」という決断をいたしました。
この度は、日中になかなか時間が取れない私に対し、
日程調整で何度もご配慮いただき、本当に感謝しております。
また、面接のお時間をいただいた〇〇様、△△様に対しても、
感謝の気持ちとともに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
残念なご連絡となり大変恐縮ですが、
皆様のご活躍と、貴社の発展を心よりお祈り致しております。
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