夜型タイプに合う仕事とは?自分の生活リズムにマッチした仕事の探し方

生活のリズムは人によって異なります。中には「夜は活動的だけど朝が苦手」「夜型を活かして働きたい」という方もいるかもしれません。
そこで今回は、組織人事コンサルティングSeguros、代表コンサルタントの粟野友樹氏に取材し、夜型に合う仕事や働き方、具体的な職種や業界について解説していただきました。
朝型・夜型とは?
朝型・夜型とは、一般的に朝早く起きて早く寝る体質を朝型と呼ぶのに対して、朝遅く起きて夜遅く寝る体質を夜型と呼んでいます。
東京都保健医療局のWebサイトでは、「睡眠と覚醒のリズムは『体内時計』がコントロールしており、
「体内時計」は遺伝子の影響を強く受けているため、必要な睡眠時間や最適な睡眠時間帯には大きな個人差があります。
とされています。
朝型と夜型を簡易診断できるので、自分がどちらか分からない方は診断してみましょう。
夜型タイプに合う仕事の傾向
夜型タイプの生活リズムにマッチする仕事の傾向として、3つの働き方が挙げられます。
自分の睡眠時間や睡眠時間帯に合う働き方を選ぶようにしましょう。
フレックスタイム制度がある
フレックスタイム制度とは、あらかじめ定めた総労働時間の範囲内で、働く時間を自分で決められる制度のことです。
例えば、朝早く起きるのが苦手で、お昼頃から仕事を始めるサイクルが自分の睡眠時間帯に合っている場合は、「12時から始業し就業を19時に設定する」といった働き方が挙げられます。
なお、フレックスタイム制度を設けている企業の中には、就業が必要な時間帯である「コアタイム」を設けているケースもあります。
夜型に合わせてフレックスタイム制度で働きたい場合は、応募企業の規定を確認してみましょう。
テレワーク制度がある
テレワーク制度があると通勤時間が無くなるため、その分、起床時間を遅らせることができます。
テレワーク制度とフレックスタイム制度をどちらも設けている企業であれば、さらに自分の睡眠時間に合わせて働くことができるでしょう。
固定シフト制度がある
シフト制度を設けている企業で働くという選択肢もあります。
ただし、厚生労働省が発表している「健康づくりのための睡眠ガイド2023 (案)」では、「交替制勤務では、睡眠の不調などの健康リスクに注意が必要である」と、シフト制の働き方が睡眠に与える影響について注意を呼びかけています。
シフト制は日によって始業時刻と終業時刻が固定されていないため、「体内時計に負担がかかる」とされています。
夜型生活を続けたい場合は、固定シフト制度で日勤と夜勤が完全に分かれており、夜勤専門の仕事を探すという方法もあるでしょう。
夜型タイプの働き方
夜型タイプで、自分の睡眠サイクルに適した仕事に就きたい場合の選択肢についてご紹介します。
正社員として働く
夜型にマッチした正社員の仕事に就くのが理想的ですが、フレックスタイムやテレワーク制度を設けている企業ばかりではありません。
出社が必須だったり就業時間が固定されていたりして、自分の睡眠サイクルに合わせて働くのが困難な職場もあります。
現職で夜型にシフトするのが難しい場合は、自分にマッチした転職先を探すか、働き方を変えるという選択肢もあるでしょう。
派遣社員として働く
正社員として勤務するのが難しい場合は、派遣社員として働くという選択肢もあります。
派遣の場合は、「12時~19時」「15時~21時」など、勤務先によっては就業時間を選ぶことができるでしょう。
ただし、派遣社員の場合は給与が時給計算となるため、勤務時間が短くなるとその分収入も減ってしまいます。
また、社員のように賞与や昇給の機会がないため、睡眠サイクルを優先するか、収入や待遇を維持するかは慎重に検討したいところです。
アルバイト・パートとして働く
夜型生活を重視する場合は、アルバイト・パートで働くという選択肢もあります。
希望の時間を調整することができるので、自分の睡眠サイクルに合わせた働き方を実現しやすいでしょう。
ただし、正社員で働くよりも年収や待遇が下がってしまう可能性が高いため、収入と快適な生活のバランスを考えながら、勤務日数や時間帯を検討しましょう。
フリーランスや独立して働く
「雇われない働き方」であるフリーランスや独立を選択すれば、勤務時間は自分で自由にコントロールすることができます。
ただし自由な反面、収入を得るための営業活動が必要になるため、収入も生活リズムも不安定になる可能性があります。
フリーランスや独立して働く場合は、ある程度の収入の目途が立った状態で決断するようにしましょう。
夜型タイプに合う職種10選
夜型タイプに合う職種を集めました。
企業や職場によるので、職種を軸に求人を探して具体的な働き方を確認してみましょう。
飲食店スタッフ
夜の営業のみやシフト制を採用している飲食店では、夕方から夜中心の勤務時間を選択することができます。
職場によって働き方が異なるので、自分の睡眠サイクルに合わせて仕事や勤務先を選ぶようにしましょう。
ホテル・旅館スタッフ
ホテルや旅館といった宿泊サービスも、シフト制を採用しているケースが一般的です。
規模の大きいホテルでは、外部や客室からの問い合わせ対応やフロント業務などを行う夜勤専門のポジションもあります。
医療機関スタッフ
医療機関にも夜勤の仕事があります。
急患対応や夜間受付の医療事務、医師、看護師、介護士などが挙げられます。
多くの医療機関では夜勤は交代制となっていますが、介護施設で夜勤専門の看護師や介護士を募集しているケースがあるようです。
コールセンター
シフト勤務を行っているコールセンターでは、夜勤専門のポジションもあります。
警備やクレジットカード、シェアリングサービスや医療機関などのコールセンターは24時間受付をしているケースが多いため、夜勤を選択できる可能性が高いでしょう。
ドライバー
トライバーも夜勤の求人が多い仕事です。
例えば長距離輸送のトラックドライバー、飲食店や小売店などへのルート配送、夜間に働くスタッフの送迎、タクシーや運転代行など、ドライバーの仕事は様々です。
自分が希望する働き方にマッチした仕事を選びましょう。
警備員・交通管理員
警備員(セキュリティスタッフ)や交通管理員(交通誘導スタッフ)も、夜勤を選びやすい仕事です。
週2~3日からのアルバイト・パート採用も多く、社員登用制度を設けているケースもあるため、始めやすい仕事と言えるでしょう。
エンジニア(インフラ・ネットワーク)
Webサービスやシステムの基盤を支えるインフラエンジニアやネットワークエンジニアは、24時間の安定的なサービスを実現するために、監視や保守の夜勤が含まれるケースがあります。
日勤と比べると夜勤の方が忙しくない傾向があるため、業務時間を活用してスキルアップを目指す方もいるようです
工場スタッフ
工場の製造や作業スタッフの中には、日勤と夜勤の2つのシフトを選んで働くケースがあります。
特に、朝までに製造したい弁当などの食品工場では夜勤のニーズが高く、夜勤専門の求人もあります。
食品以外にも工場で扱う製品は多様なので、興味を持った製品から選んでもいいでしょう。
土木作業員
交通への影響が少ない夜間に土木工事や道路・線路などの保守・点検作業を行う仕事もあります。
未経験歓迎の仕事から、専門的な経験・スキルや資格が必要な仕事まで幅広いのも特徴的です。
清掃スタッフ
店舗やオフィスビル、道路や大型施設の多くは、利用者や従業員がいるため日中を避け、夜間に清掃作業を行うのが一般的です。
清掃に集中し、自分の担当範囲が美化できた時に達成感を得られるのが魅力の仕事です。
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