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監査法人と会計事務所の違いとは?公認会計士のキャリアパス

会計に携わる仕事「監査法人」と「会計事務所」、どう違う?

監査法人と会計事務所の違いはどこにあるのでしょうか。現役の公認会計士で会計事務所の勤務経験がある小山雄二さん(仮名)に、会計事務所の仕事についてお伺いしました。

「会計とは利益と所得の計算をするという意味。会計事務所はお客様である法人や個人に代わって、税務申告や専門的な経理処理を行っています。主力業務は税務で、定期的にお客様のもとを訪問して会計データをチェックし、節税対策を考えます。そして税務申告書を作成します。顧客は個人事業主から中小、大手企業と規模もさまざまで、月次、年次の会計処理というルーティン業務以外にも任されることが多いですね。例えば、会社が合併したり株式を公開したりする時には、プロによる仕組みづくりが欠かせません。そのため、経験を積むほど会計コンサルティング的な役目も任されるようになり、業務の幅が広がります。」

一方、監査法人は、企業や団体などの決算書の内容をチェックする「監査」ひと筋だ。

「監査法人の場合、税務や会計にタッチすることはないので、スキルの広がりは薄くなってしまいます。しかし、監査法人で働くと得られるメリットもあります。公認会計士になるには、試験合格後、2年以上の実務経験と約3年の実務補習を経なければなりません。監査法人で働くと、この『実務補習所』に通わせてくれるんです。修了考査前には、1カ月間の休みも取れるなど、待遇は恵まれています。逆に、小規模の会計事務所ではこうした待遇は少ないので、最短で資格を取るなら監査法人が有利と言えるでしょう。また、収入面でも監査法人の初任給は年収700万円から800万円程度と高水準です。よく『一流企業を顧客に持つ年収数千万円の公認会計士』などという人がマスコミに登場しますが、そんなレベルに達する人は全体の1%ぐらいでしょう。会計事務所はピンキリなので年収も個人の力量次第ですね。」

では、監査法人と会計事務所。公認会計士の道としてどちらが歩きやすいのだろうか。

「将来、自分がどうなりたいかに尽きると思います。待遇だけ見ると監査法人のほうがいいかもしれませんが、私自身は監査法人にずっといて数字のチェックをするよりも、税務、会計の実務のほうがやっぱり面白いし、やりがいがありました。公認会計士として独立するには、税務・会計に関する幅広いスキルと経験が求められます。つまり、会計事務所では独立開業のために必要な知識やプロセスを学ぶことができます。“一国一城の主”を志す人には、会計事務所がお勧めですね。」

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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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