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PCスキルをアピールできる「PCスキルシート」の書き方【テンプレートシート付き】

ノートPCでグラフを作成する女性

PCスキルのレベルを分かりやすく的確に伝えるために、「スキルシート」を活用するという方法があります。

ここでは、PCスキルシートの使い方や書き方のポイントを組織人事コンサルタントの粟野友樹氏が解説します。

Excelのスキルシートは、テンプレートをダウンロードすることもできますので、ぜひご活用ください。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

「PCスキルシート」とは?

PCスキルシートのサンプル

PCスキルシートとは、自分が持っているPCスキルの程度を視覚的にわかりやすく、簡単に伝えることができるフォーマットを指します

PCスキルシート(Excel)をダウンロードするPCスキルシート(Excel)ダウンロード

企業が求める「PCスキル」とは、一般的に「基本的なパソコンの操作方法」と「Officeソフトの利用経験」と解釈していいでしょう。

ただし、職務経歴書にOfficeソフトの名称を記載するだけだと、スキルの習熟度が伝わりません。

グラフや関数などを駆使してスピーディに見栄えの良い資料を作成することができるのか、それとも文字の入力や装飾までしかできないのかでは、大きくスキルレベルが異なります。

そうした点まで含めてアピールすることができるのが、職務履歴書とは別に用意する「PCスキルシート」です。

PCスキルシートを使い、簡単に自分でPCスキルのレベルチェックをすることもできます

チェックできる項目が少なく、「PCスキルが低い」と感じた場合は、応募までに操作方法を学んでおくといいでしょう。

「PCスキルシート」を活用するメリット

職務経歴書にPCスキルを記載しても問題ありませんが、PCスキルシートと同様の詳細内容を書こうとすると、かなりのスペースを使ってしまいます。

PCスキルシートを活用すれば、職務経歴書には職務経歴や実績など、他にアピールしたいことをしっかり書くことができるでしょう。

また企業側にとっても、以下のようなメリットがあります。

▶職務経歴書の他項目と混ざることなく、PCスキルのみにフォーカスできるので読みやすい。

▶募集している仕事を任せることができるのかすぐに判断でき、入社後の業務のミスマッチを防ぐことができる。

「PCスキルシート」を活用したいケース

中途採用では経験が重視されるため、職務経歴書が充実しているのであればPCスキルシートは提出しなくても問題ありません。

その上で、PCスキルが重視される事務職などに応募する場合は、PCスキルシートを活用してみるといいでしょう

また、社会人経験が浅い場合も、PCスキルがある程度そろっているのであればアピール材料の一つになります

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PCスキルシートの書き方

上記でダウンロードできるスキルシート(テンプレート)は、多くの企業で使用される4つのOfficeソフトの操作方法について、チェックリスト形式にしています。

PCスキルシートのサンプル

このテンプレートを用いての基本的な書き方は以下の通りです。

▶操作可能な項目にチェックを入れる。

▶採用担当者がイメージしやすいように「業務経験欄」に具体的な業務内容を記載する。

▶PCスキルシートの項目に無いスキルをアピールしたい場合は、新たに項目を追加し記載する。

▶PhotoshopやIllustratorなど、別のソフトの操作スキルをアピールしたい場合は、表ごとコピーして新規作成する。

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PCスキルシートに関するQ&A

PCスキルシートに関する疑問やお悩みにお答えします。

Q. PCスキルシートのチェックが多い方が転職に有利になりますか?

A. チェック数が多くないからといって選考で不利になるとは限りません。嘘偽りなく、ご自身の習熟度に合わせてチェックしましょう。

もちろん、チェックが多いほど「PCスキルが高い」と判断され、転職に有利に働くケースもあります。

ただし、求人によって求められるPCスキルは「パソコンを触ったことがあればOK」から「Excelの上級操作までできること」まで様々です。

まずは求人に記載されている「求めるスキル」や「仕事内容」を読み込み、条件を満たしているかを確認することが重要です。

Q. PCスキルをアピールできる資格はありますか?

A. 代表的な資格に「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」があります。

これはWordやExcelなどのOfficeソフトの利用スキルを証明する資格で、PCスキルシートのチェックリストも、MOSの出題範囲に応じて「一般」と「上級」に分けています。

資格を持っていればPCスキルの証明になり、操作方法を網羅的に理解することができますが、持っていないとアピールにならないわけではありません。

これまでの職務経験や自己PR、PCスキルシートなどでも十分アピールは可能です。

Q. PCスキルを面接でアピールするコツを教えてください。

A. 例えばOfficeソフトの習熟レベルを聞かれた場合は、チェックリストを参考に、「Excelは関数やピボットテーブルまで経験があります」など具体的に答えましょう。

PCスキルについて特に質問がない場合でも、例えば「顧客向けの提案書をPowerPointで作成していました」「業務効率化のため、顧客に送付する資料はWordでテンプレート化しました」など、業務経験を伝える中で盛り込むようにしましょう。

Q. PCを触ったことがほとんどありません。事務職への転職は可能でしょうか?

A. PCスキルが全くない状態で、今すぐの転職は簡単ではないでしょう。事務職の場合、PCを扱った業務が中心となるため、事前にPCを操作できるようにしておいた方が選択肢は広がり、選考の通過率も高まります。

「PC(パソコン)スキル不要」の条件を掲げている事務職求人を探すという手もありますが、レアケースなだけに応募者が多くなると考えられます。

そのため、やはり書籍や社会人向けスクールを利用するなどして基礎的なスキルだけでも身につけておきたいところです。

失業中または在職中の方で条件を満たす方は、厚生労働省の求職者支援制度を活用し、パソコン講習を受けるという方法があります。

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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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