転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2024/04/24 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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転職を繰り返すのは不利になる?転職前に知っておきたい企業が気にするポイント

悩んでいる様子の男性転職をして2~3年経つと、社内での仕事にやりがいが見出せなくなり、給与アップの見通しもないため、より活躍できるフィールドへ転職したいという声が聞かれます。しかし、短い在職期間で転職を繰り返すことは、長期的なキャリアプランを考えると不利になることも。

短期間で転職を考えたくなったらどうしたらいいのか、多くの転職者をサポートしてきた、組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント 粟野友樹氏にアドバイスをいただきました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

転職を繰り返すのは不利?

企業から見る転職回数

企業の人事担当者にアンケート調査を行ったところ、転職回数1~2回までは10%が「気にする」と回答。1~2回の転職はそこまで気にしていないことがわかります。その後、3回目は40%が気になり、4~5回目から28%が気にするようになることから、3回以降の転職は人事の意識が変わってくることがわかります。

転職を繰り返すことのデメリット

では、転職を繰り返すとどんなデメリットがあるのでしょうか。

応募書類など選考が通らない

在籍期間が短い場合は、自社に入社しても何かしらの不満が出てきて、また続かないのではないかと懸念される傾向があります。特に規模の大きな会社ほど定着性を気にするため、この点がデメリットになり、応募書類が通過しないことも少なくありません。転職回数が多くても直近の在籍企業の在籍期間が長ければ気にならないという企業や、webベンチャー企業のように様々な会社を経験した方がよい評価を受けることもありますが、転職の理由に妥当性があるかは大事なポイントです。

キャリア形成に一貫性がなくなる

華やかなイメージの仕事につきたいから、上司と気が合わないからなど、目先の理由だけで転職をしてしまった数年後に、入社先でまた不満が出て、「ここではないどこか」への転職を考える場合、キャリアに一貫性がなくなり、コアスキルが見えなくなることがあります。あなたがどんな仕事をできる人なのか、積み重ねた職務経験や得意分野が明確でないと、企業内でも企業外でも評価されにくい傾向があるようです。キャリアの一貫性や軸を持ち、キャリアのコアとなるものを形成するためにキャリアを積み重ねることが大切です。

転職理由によっては考慮される場合

企業自体の業績悪化やポジション・部署の消滅など、自己都合ではない場合の転職や、やむを得ない体調不良等による場合など、納得できる理由であれば、単純に回数だけで判断されない可能性があります。

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企業は回数よりも転職理由が知りたい

前出の企業の人事担当者へのアンケート調査結果を見ると、実際の採用実績では、4回以上の転職経験者を63%が「採用したことがある」と回答しています。転職回数だけではなく、総合的な内容(年齢、勤続年数、スキルなど)を確認して、判断しているためです。

例えば、ITエンジニアの人が、開発請負の下請け会社からより上流工程を担当できる企業へと複数回転職する場合、転職回数が多かったとしても、経験スキルは向上しているので評価されます。他にも、将来ベンチャーキャピタルで仕事をしたいという人が、銀行の法人営業から事業会社の経理・財務に転職し、さらに業界を変えて違う事業会社へ転職、と繰り返していても、様々な業種での経理経験を積んでいくためという理由があれば評価されます。また、ベンチャー企業で新しいサービスを作りたいという目標の人は、転職回数が多くてもサービス企画や新規事業開発の経験の中で、年収やポジションを上げていれば、様々な企業で実績を出せる人と評価されるでしょう。

目的をもって転職したのであれば、転職回数を重ねていても必要な経験と言えます。本当に転職をすることがあなたのキャリアプランの実現に必要なのか、転職理由を掘り下げて考えてみましょう。

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転職を繰り返す前に考えたい、あなたのキャリアプラン

「どんなキャリアプランを描いているか」で、転職をすべきかどうかが変わってきます。もし、転職をしたい衝動に駆られたら、一度立ち止まって考えてください。「それは、今すぐに転職をしないと解消しない不満・不安なのか」と。

上司とのコミュニケーションにやりづらさを感じる場合、周囲も同様なのか、自分だけなのか考え、それがこの先も続く環境なのか数か月で終わるのか考えることで、一時的な問題ととらえることが可能かもしれません。評価制度に納得感がない場合、上司や人事部に対し、相談や評価制度への提案をする等の働きかけができるかもしれません。長時間労働が続く場合、業務の見直しをすることで業務時間を削減する創意工夫ができるかもしれません。仕事にやりがいがなくなってきた場合、新しいプロジェクトをあなたが作り出すことで再度やりがいをもてるようになるかもしれません。

あと5年後・10年後の未来にどんなキャリアを積んでいたいかを描き、少しの工夫でそれが実現できるのであれば、むやみな転職はしないで済む可能性が高くなります。

記事作成日:2019年7月29日 WRITER:衣笠可奈子 EDIT:リクナビNEXT編集部

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