転職の面接に合格・不合格のフラグ(サイン)はある?面接が早く終わると不採用?【転職経験者の体験談】

転職活動の面接で、合格・不合格のフラグ(サイン)はあるのでしょうか。
面接担当者に上手にアピールできて「手ごたえがあった」と感じたものの不合格だった人や、淡々と進んだため不安だったものの合格だった、という人もいます。面接中のやりとりで合格・不合格のフラグになるものはあるのでしょうか?今回は合否を感じたフラグについて転職経験者331人にアンケートを実施し、聞いてみました。
国家資格 キャリアコンサルタント,組織人事コンサルティングSeguros 代表
目次
転職の面接に合格・不合格のフラグ(サイン)はある?
転職の面接で、面接担当者の発言や態度から、「合格」「不合格」のフラグ(サイン)を読み取ることは難しいでしょう。合格フラグとして「話が盛り上がった」「経歴やスキルを褒められた」などが挙げられますが、受け答えの上手な面接担当者で結果は不合格というケースもあります。逆に、事務的に最低限の質問だけをされたとしても、面接担当者は評価しており合格の可能性もあります。
特に近年は採用ブランディングを意識する企業が多く、応募者が自社の顧客になる可能性やSNSなどの影響を考慮して、面接で手厚く迎える傾向があります。丁寧に話を聞かれたのに「不合格」や、意思決定が早い面接担当者で面接は5分で「合格」というケースもあります。
面接担当者の反応から合格・不合格のフラグを過度に読み取る必要はありません。面接では面接担当者の質問に的確に回答し、自分の魅力を伝えることに集中しましょう。
「合格フラグ」だと思いやすい面接担当者の反応
合格フラグだと思いやすい面接担当者の反応を、転職経験者の声を交えてご紹介します。
入社希望日や入社後の話をされた
「入社希望日を聞かれた」「入社後の話をされた」など、入社に関した質問は「採用を前向きに検討しているのでは?」という思いから、合格フラグに感じられるようです。しかし、面接では必ず入社日を確認する企業や入社後の話をすることで入社意欲を測る企業もあるため、それだけで合格のフラグとは限りません。
●合格だった人の声
- 働き始める前提で今後の話をされたから(女性/35歳/介護福祉)
●不合格だった人の声
- 入社後の状況について話ができた(男性/31歳/ファッション・アパレル)
話が盛りあがった
面接中に話が盛り上がり、良い雰囲気になった場合も合格フラグに感じられるようです。しかし選考は総合的に判断するため、話題は盛り上がったとしても経験・スキルが不十分など、確実に合格とは言えません。
●合格だった人の声
- 面接官の反応が良く、笑顔があった(男性/30歳/リース)
- 会話が盛り上がったから(女性/37歳/鉄道)
●不合格だった人の声
- 面接の雰囲気がなんとなく穏やかであった(男性/48歳/電機)
- とても親身に私の話を聞いてくれたり、質問してくれたりした(女性/28歳/介護・福祉)
経歴やスキルを褒められた
経歴やスキルを褒められた場合、「評価された」と感じ、合格を期待するケースもあるようです。社会人経験が長く経歴が十分にあったとしても、応募企業が未経験者や若手の育成を前提に採用をしており、社風や仕事の進め方がマッチしない、条件面で折り合わないなどの理由から、選考を通過しないことも考えられます。
●合格だった人の声
- 会話の内容やその先の具体的な仕事の仕方を話し、「即戦力として使いたい」と言われた!(男性/45歳/公務員)
●不合格だった人の声
- 「申し分ない経歴」と言われたが、この会社ではあなたは“物足りなくなる”と言われた(男性/56歳/ソフトウェア)
「不合格フラグ」だと思いやすい面接担当者の反応
不合格フラグだと思いやすい面接担当者の反応を、転職経験者の声を交えてご紹介します。
面接が早く終了した
面接時間の長さで合格・不合格のフラグを感じ取る方もいるようです。しかし、面接時間いっぱいに話したとしても、内容が評価されなければ不合格になります。逆に、応募書類や一次面接の段階で人材要件をクリアして十分に評価されており、次の面接がすぐに終了したとしても合格になることもあるでしょう。
●合格だった人の声
- うまく話せず早く面接が終わった(女性/35歳/介護・福祉)
●不合格だった人の声
- 面接の終了時間が早い(女性/46歳/建設)
話が盛りあがらなかった
面接で話が盛り上がらず、手ごたえを感じなかったために不合格と捉える方もいます。しかし、面接担当者の中には事務的に質問をして粛々と進めるタイプもいるため、面接中の話の盛り上がりが合否のフラグとは限りません。話が弾まなくても、冷静に評価して合格と判断していることもあります。
●合格だった人の声
- 面接官の反応がうすい(女性/28歳/介護・福祉)
- 「たくさんの応募がある」と言われたので、合格できなくて当然な雰囲気を感じさせられた(女性/57歳/放送局)
●不合格だった人の声
- あまり話がかみ合わなかった気がした(男性20歳/その他)
- 定型の質問しかされず、詳しいことを聞かれなかったから(女性/29歳/レジャー・アミューズメント)
具体的な条件の話が出なかった
具体的な条件の話が出ないまま面接が終わった場合も、不合格のフラグを感じるようです。企業によっては、具体的な条件は面接のほかに「条件面談」を設けるケースもあり、面接で条件の話が必ず出るとは限りません。特に一次面接では、基本的なビジネスマナーや志望動機などを確認するケースも多く、条件の話が出ないこともあるでしょう。
●合格だった人の声
- あまり具体的な話をしなかったので、興味を持ってもらえなかったのかなと思った。手ごたえがないなと感じて面接を終えたが意外に合格だったので、驚いた事があります(男性/44歳/広告)
●不合格だった人の声
- 面接官と雑談が多く、仕事に対して具体的なことを聞かれなかったため(女性26歳/食品)
【転職経験者の声】面接で合格を感じたフラグ
転職経験者にアンケート調査を行い、面接で合格を感じたフラグと選考結果をご紹介します。
合格を感じ、実際に合格したケース
- 面接時間も予定よりオーバーしていて、なお且つ、具体的に「いつから来られますか」と言われたことと、突っ込んだ話ができたことで、これは手ごたえあると感じました(男性/44歳/広告)
合格を感じ、実際は不合格だったケース
- 具体的な仕事の話を聞かされた(女性/39歳/鉄鋼)
- 質問に対し、自分の意見や希望を明確に応えられた(女性/26歳/食品)
- ポジティブな質問や、働く前提の会話だった(女性/33歳/その他)
【転職経験者の声】面接で不合格を感じたフラグ
転職経験者にアンケート調査を行い、面接で不合格を感じたフラグと選考結果をご紹介します。
不合格を感じたのに、実際は合格だったケース
- ほかにも面接が来ていると釘を刺された(女性/35歳/建設)
不合格を感じ、実際に不合格だったケース
- 面接官が無表情だった(女性/37歳/その他)
フラグを気にするよりも面接対策を念入りに
冒頭で解説した通り、面接担当者の発言や態度から合格・不合格のフラグを正確に読み取ることはできません。合格・不合格のフラグを考えるよりも、面接対策を行い本番に集中した方が満足度の高い面接になるでしょう。また、面接対策を念入りにしておくと、面接への不安が軽減し落ち着いて答えられるようになります。これまでの面接でうまく回答できなかった質問を振り返り、面接対策として次は十分に答えられるように準備をしておきましょう。
【調査概要】2019年5月30日~5月31日 株式会社ジャストシステム「転職に関するアンケート」 調査対象:転職を経験したことのある男女331名
組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。
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