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新卒一年目だけど辛い…転職しても大丈夫?

面接を受ける若いビジネスウーマン新卒入社した企業の一年目で、「転職」が頭をよぎることがあるかもしれません。

思っていた仕事ではない、周囲との人間関係がうまくいかない、体力的についていけなくて辛い…など、現状を打開したくなる要素はさまざまでしょう。

一方で「新卒一年目で転職なんて可能?」という不安もありますよね。ここでは「新卒一年目の転職」のとらえ方と実例について、これまで多くの転職者をサポートしてきた、リクルートキャリアのキャリアアドバイザー(CA)のインタビューを基にご紹介します。

一年目の転職にはリスクがあるが、転職できないわけではない

入社1年目の会社で転職することは可能です。ただし、次のようなリスクが考えられるでしょう。

選考上不利になるケースが多い

新卒一年目で転職する場合、「長く働けない人なのでは?」「転職しても、またすぐやめてしまう人では?」と思われてしまう懸念があります。また、うまく転職できたとしても、一年で転職したという経歴は残るので、今後のキャリアにも影響が出てきます。

結果的により合わない企業へ転職してしまう可能性も

例えば、今の職場の人間関係がうまくいかなくて転職した場合、人間関係は良くなったとしても、キャリアビジョンの見通しが立たなくなったり、労働条件が悪くなったりすることもあります。一つのポイントの改善はできても、ほかの部分で合わないポイントが出てくるものです。転職したい理由が今の職場で将来的にも解決できないのか、よく吟味する必要があります。

今の会社の社歴5年以上の先輩がどのような仕事をしているのか見て、自分に合うかどうか考えてみましょう。何人かの先輩を見比べて、自分で思い描くキャリアビジョンと一致しないのであれば、リスクを踏まえた上で、「転職する」ことを視野に入れてみても良いかもしれません。

新卒一年目での転職事例

実際に一年目で転職した人はどのように実現できたのでしょうか。まずは、事例を見てみましょう。

(1)転職が実現した例

新卒で航空会社に入社し、4カ月で転職を実現させた女性の場合、転職の理由を2つ上げています。

・入社前の説明と業務内容が異なる
就職活動時の説明会では自分で考えていく仕事といわれていたが、実際に入社するとマニュアル通りにしか動けないことが多いとわかった。企業の方針なので、先輩をみてもサービスクオリティは一定で、今後も業務は変わらないであろう。IT化が進んでいるため、さらに単調な業務になっていくことが見通される。
・キャリアビジョンを描けない
サービス業なので、その業務のスキルしか身につかず、将来的なキャリアに不安がある。3年後に転職をする場合、転職先で3年キャリアを積んだ人と切磋琢磨できるか不安。そうであれば今から転職し、同じようにキャリアを積んで同世代とライバルになっていたい。

どちらも、自分の力ではどうにもならず、企業の方針とキャリアビジョンのミスマッチによるもので、環境を変えざるを得ないという理由が伝わってきます。ただ、一年目で転職をすることをプラスにとらえる企業はほとんどなく、一年以内のキャリアだと自分がどんなに頑張っても、企業が求める成果や経験は残せていないものだと、客観的に認識することが大切です。

(2)転職は実現したけどより合わない企業に転職してまった例

新卒の面接では、一方的に質問されることが多くなりがちですが、中途採用ではお互いに会話をしていくスタイルが大半です。転職の理由やどんなキャリアを描いているかなど、次にミスマッチが起こらないように、企業側も慎重に対応してくれますし、社内見学などができる場合もあります。その結果、納得感を持って転職実現することが多くなります。

ただ、中にはミスマッチもあります。例えば、テレビ業界のADなどハードな環境で仕事をしてきた人が、長期的に働けるようにオフィスワークの事務に転職した場合、物足りなく感じてしまった、などです。

こういったキャリアチェンジの場合は、企業についての下調べや選考を通じ、業務内容や職場の雰囲気などをしっかり把握するだけでなく、業種や職種が変わっても自分の転職の軸や仕事観に本当に合っているか、ほかにももっと自分に合った業種や職種はないかなど、見極めるようにしましょう。

(3)転職活動で落ち続けてあきらめた例

例えば、デザイナーなどのクリエイティブな仕事は経験でしか評価してもらえず、スキルが伴っていないと転職できない仕事の一つです。転職活動で下積みの重要性に気づいて、現職でもう少し頑張るとか、専門学校に通ってスキルを身につけるなどに切り替え、2~3年後にもう少し自分に合ったところに転職するため、現状で経験を積むことを選択する人もいます。

転職先の条件を狭めるとどうしても選考通過率は低くなります。条件がいいところ・魅力に感じるところは、ライバルが学生だけだった新卒と違い、社会人全体との比較になるので、5~10年経験持った方と比べると即戦力としてのキャリアがどうしても見劣りします。選考通過率が低いと思ったら、まずはできるだけ幅広く企業に応募をするのがポイントです。面接などの選考の中で、スキルにまだ課題がある、経験を求められるなど実力が足りないと痛感した場合には、今の会社で実績を残せるよう経験を積みましょう。

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転職を考えたほうが良いケースも

一年目での転職はマイナスに見られるとは言っても、次のような場合は、転職を考えたほうがいいかもしれません。

企業の不誠実な対応

サービス残業が当たり前になっていて変わる気配がない場合や、パワハラ・セクハラを感じるという場合。また、パワハラ・セクハラを相談しても改善してくれない場合など、転職を視野にいれてもやむを得ない状況と考えられます。

企業の業績不振

給与が遅れたり、未払いのまま時間が経過していたり、残業代が全くもらえないのに深夜まで仕事している人などは、企業の業績不振と捉えてもよさそうです。

過度なストレス

深夜までの仕事が当たり前で、プライベートの時間がないほど忙しく働いているなど、長時間労働が変わらない職場は違う道を考えた方がいいかもしれません。新卒一年目で何もわからないにも関わらず、本当に何も教えてもらえず、対応できないと怒鳴られるという事例もストレスフルな環境です。

一年目での転職は、選考上のリスクなどを考慮すると容易ではありません。しかし、実際に新卒一年目で転職を実現したケースも多々あります。リスクを理解した上で、自身がなぜ転職したいのか、よく考え転職活動に臨みましょう。

記事作成日:2019年3月28日
WRITER:LOCO共感編集部 EDIT:リクナビNEXT編集部
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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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