転職面接の流れと3つのポイント
面接は、応募企業に対して自分の経験や適性を直接アピールする場です。しっかりと準備し、「自分自身」を十分理解してもらいましょう。中途採用の面接の多くは、所要時間おおよそ60 分前後。この間にあなたの経験と仕事への意欲や熱意をどれだけ上手く相手に伝えられるかが、重要なポイントとなります。
面接を成功させるために、きちんと把握しておきたい面接の流れとポイントをご紹介いたします。
面接の大まかな流れ
面接の流れをおおまかにまとめると、このようになります。もちろん、選考段階によって内容も流れも変わることはありますが、基本となる面接の流れを押さえておけば、まずは面接で慌てることは少なくなるでしょう。
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STEP2:転職理由
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STEP3:志望動機、入社後について
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STEP4:条件確認
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STEP5:応募者からの質問
面接官は、応募書類だけではわからない、あなたの意欲を面接の場で判断します。しっかりと企業研究を行っていれば、その姿勢から意欲を伝えることもできます。面接が決まったら、ぜひ十分な情報収集、企業研究を行い、自信をもって挑みましょう。
しっかり答えたい!面接の3つのポイント
面接の流れのうち、企業が特に知りたいのは、「職務経歴」「転職理由」「志望動機」の3つです。転職活動を始めたばかりで、「うまく自分の言葉でまとめられない」という方は、ヒントを参考にして、あなたなりの答えと伝え方を見つけてみましょう。
1:職務経歴
面接官は、あなたの過去の実績と照らし合わせて、入社後に生かせそうな接点があるか、あなたの将来性に期待が持てるかどうかを見ています。
- 現在の仕事でのあなたの役割、残した実績は何か?そのプロセスをしっかり語れるか?
- 応募した仕事のイメージができていて、その中で何が活かせるかを理解しているか?
2:転職理由
入社後に同じ理由で退職をしてしまわないかを見極めています。また、あなたが転職をどう位置付けているかを見ています。
- 現状が不満なだけで転職を考えていないか、また、不満があった場合に改善に向けた取り組みをしたか?
- 「転職を考えたきっかけ(退職理由)」と「転職を通して実現したいこと(転職目的)」を混同していないか?
3:志望動機
志望する気持ちの強さを測り、この仕事に本気で取り組む覚悟があるか、成長が期待できるかを見ています。
- 業界の特徴や、その中での応募企業の位置付け、主力商品やサ-ビスとその強みを把握しているか?
- 明日から働くイメージを持って語ることができるか?
- 2次面接以降は、1次面接の内容を踏まえて、より具体的に語れるか?
面接の流れに沿って、予行演習してみよう
特に初めて転職する場合、慣れない面接に緊張し、うまく伝えられないまま面接が終了してしまうこともあるかもしれません。悔いのない面接を目指すために、事前に面接の流れに沿って予行演習をしておくと、感覚がつかみやすくなります。
また、予行演習の際は、身近な人に協力してもらったり、動画を撮って見直してみると、話し方のクセや言い回し、回答の妥当性など、細かい点を客観的にチェックすることができます。
もちろん、完璧を目指す必要はありません。最初はあまり難しく考えずに、まずは声に出してみることから始めましょう。
記事作成日:2017年1月29日
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