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受かる志望動機とは?志望動機の考え方・書き方を解説

履歴書と四つ葉のクローバーの写真

受かる志望動機はどのように作成すれば良いのでしょうか。

志望動機は、基本構成を理解しておくと、分かりやすくまとめることができます。

そこで、「志望動機」の基本的な書き方と例文、受かる志望動機のポイント、NG例と改善方法などについて組織人事コンサルティングSeguros の粟野友樹氏が解説します。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

志望動機とは?履歴書・職務経歴書・志望動機書ではどの程度書くべき?

志望動機は、応募先企業に入社意欲や企業理解を伝えるとともに、「自分の経験・スキルをどう活かし、入社後に何を実現するか」を示す重要なパートです。

応募書類に記載する場合の文量の目安や要素は以下の通りです。

履歴書: 200字程度。限られたスペースの中で3要素(応募理由・活かせる経験・入社後ビジョン)を簡潔に盛り込むのがポイントです。

▼履歴書の志望動機サンプル

履歴書の志望動機サンプル
職務経歴書:200~500字程度。履歴書の要素に加え「前職・現職でどんな経験を積み、そこで得た強みをどう応募企業で活かすか」を具体的に記載すると説得力が増します。

▼職務経歴書の志望動機サンプル

職務経歴書の志望動機サンプル
志望動機書(任意):A4サイズ1枚が目安。履歴書・職務経歴書と同じ3要素を軸に、企業研究を踏まえた熱意や将来像をより丁寧に展開します。

▼別紙で準備する志望動機書サンプル

別紙で準備する志望動機書サンプル

なお、志望動機欄のない履歴書を使っても問題はありません。その場合は職務経歴書で述べるか、自己PRで補足する形でも十分です。

ただし、面接までには自分の言葉で語れるよう準備することが重要です。

志望動機の穴埋め式テンプレート

志望動機の書き方がわからない人や、複数の企業ごとに志望動機を書かなければならない人は、以下の穴埋め式テンプレートを使って作成することをおすすめします。

この方法であれば整理しやすく、書く時間の短縮にも役立ちます。

基本的な志望動機の穴埋めテンプレートと例文

▼未経験職種向け
私は、【①応募企業・職種の特徴】から、貴社を志望いたしました。前職(現職)では【②前職(現職)の職種・経験】に携わっており、【③未経験職種に活かせる共通点・要素】があると考えております。貴社での業務を通じて【④入社後に挑戦したいこと・成し遂げたいこと】を実現し、事業に貢献してまいります。
▼例文(アパレル販売職から営業職へ)
私は、幅広い業界の顧客にソリューションを提供する営業職に魅力を感じ、貴社を志望いたしました。前職ではアパレル販売に携わり、1日平均50名以上のお客様対応を通じて、顧客の要望を的確に把握し、リピーター率を前年度比15%向上させた実績があります。営業職でも顧客との信頼関係を築く力は共通して活かせると考えております。貴社での業務を通じて提案力を磨き、貴社の主力商品である○○の売上拡大に貢献してまいります。
▼例文(飲食業ホールスタッフから販売職へ)
私は、多様な商品を扱い、お客様一人ひとりに合わせた接客を大切にする貴社に関心を持ち、志望いたしました。現職では平均120名/日のお客様が来店する飲食店でのホール業務に携わり、混雑時にも落ち着いて対応し、お客様から「丁寧な接客で安心できた」とお声をいただくことが多くありました。販売職でも、お客様のニーズを会話の中からくみ取る力は活かせると考えております。入社後は接客力をさらに磨き、店舗全体の売上や顧客満足度の向上に取り組む所存です。

成長志向をアピールする穴埋めテンプレートと例文

私は、【①応募企業・職種を選んだ理由(企業や職種の特徴)】から、貴社を志望いたしました。前職(現職)では【②前職(現職)の職種・経験】を通じて、【③成長志向を活かしたエピソード、業務上の成果】を達成することができました。貴社での業務を通じて【④入社後に挑戦したいこと・成し遂げたいこと】に取り組み、事業に貢献してまいります。
▼例文(販売職からITエンジニア職へ)
私は、ITを通じて社会課題を解決する事業に強く惹かれ、貴社を志望いたしました。現職では販売職を通じてお客様対応を経験し、常に改善を意識して接客スキルを高めてきました。その過程で自主的にプログラミングを学び、販売業務の効率化を目的とした在庫管理アプリを独学で開発し、在庫確認作業の時間を30%短縮した経験があります。入社後は貴社の教育制度を活かして専門スキルを習得し、システム開発に貢献してまいります。
▼例文(同じ法人営業へ)
私は、企業の経営課題を解決するソリューション提案に力を入れる貴社の営業職に関心を持ち、志望いたしました。現職では法人営業として、新規顧客の開拓や既存顧客への提案を行い、目標達成に向けて工夫を重ねてきました。たとえば、チームで情報共有を徹底し、提案内容をブラッシュアップしたことで、ある既存顧客では受注額を昨年対比120%アップと大きな成果につなげることもできました。入社後は、これまでの経験を活かし、より幅広いお客様の課題解決に貢献してまいります。
▼例文(営業職から人事職へ)
私は、人材の成長を支援する人事業務に強い関心を持ち、研修制度の充実に力を入れる貴社を志望いたしました。前職では営業職を通じて新人教育を任され、OJT担当として3名の新人を指導し、全員が半年以内に独り立ちできた経験があります。相手の課題を見極めて改善策を提案することで、早期の戦力化に貢献しました。その経験を土台に、人事として組織全体の人材育成に携わりたいと考えています。入社後は研修企画や採用活動に積極的に取り組み、社員の成長と会社の発展に尽力いたします。

企業理解を示す穴埋めテンプレートと例文

私は、【①応募企業・職種を選んだ理由(企業や職種の特徴)】から、貴社を志望いたしました。とくに、【②興味を引かれている事業内容や共感している企業理念など】が貴社の魅力だと感じており、前職(現職)で培った【③前職(現職)の職種・経験】を【④応募職種でどのように活かせるか(接点)】と考えております。貴社での業務を通じて【⑤入社後に挑戦したいこと・成し遂げたいこと】に取り組み、事業に貢献してまいります。
▼例文(データ分析職から環境ビジネス企業へ)
私は、環境問題の解決を事業の中心に据える貴社の姿勢に共感し、志望いたしました。とくに「持続可能な社会づくりを再生可能エネルギー市場の拡大から実現する」という理念に惹かれており、現職での大手製造業向けエネルギー使用量などの大規模データ分析経験を環境事業における調査や改善提案に活かせると考えております。入社後は再生エネルギー関連プロジェクトに積極的に関わり、社会的価値の高い成果創出に尽力いたします。
▼例文(同じ機械設計職・老舗メーカーへ)
私は、100年以上続く確かな技術力と品質へのこだわりを持つ貴社に惹かれ、志望いたしました。とくに、自動車部品分野で業界シェアを35%でリードする研究開発力に強く関心を抱いております。前職では年間15案件の機械設計に携わり、精度を追求する姿勢を磨いてきました。その経験を新製品の設計開発に活かせると考えております。入社後は次世代製品の開発を通じて、ものづくりの強化に尽力してまいります。
▼例文(システム運用職からITサービス企業へ)
私は、クラウドサービスで業界をリードし続ける貴社の成長性に魅力を感じ、志望いたしました。とくに、中小企業向けに導入しやすい価格帯とサポート体制に強みがあり、累計5,000社に導入実績がある点に共感しております。現職ではシステム運用に携わり、顧客からの要望を踏まえて年間20件以上の改善提案を行ってまいりました。その経験を活かし、導入支援や運用サポートを通じて、貴社サービスの普及拡大に尽力いたします。
▼例文(同じマーケティング職へ)
私は、データ分析を基盤にした施策立案を重視する貴社のマーケティング方針に魅力を感じ、志望いたしました。とくに、顧客理解を起点にした戦略立案プロセスに強く共感しております。現職ではマーケティング担当として、年間イベントの集客施策をSNS分析に基づいて最適化し、費用対効果を30%改善した実績があります。こうした経験は貴社のマーケティング業務においても活かせると考えております。入社後は顧客分析やキャンペーンプランニングを通じて、新規顧客層の開拓やROI向上に貢献してまいります。

履歴書の志望動機欄の書き方見本と作成方法

志望動機・志望理由は「1.書き出し」「2.活かせる経験・スキル」「3.締めくくり」の3ステップに分けて書くと、簡単に、伝わりやすい志望動機を作ることができるでしょう。

<志望動機の書き方3ステップ>

  1. 書き出し(応募企業を選んだ理由)
  2. 活かせる経験・スキル
  3. 締めくくり(入社後に実現したいこと)
<書き方見本>
1. 書き出しIPOを見据え成長を続ける貴社で、経理として事業拡大を支えたく、入社を志望しました。
2. 活かせる経験・スキル現職では、経費管理や請求書の発行、入出金の管理から始まり、決算業務も一通り経験してきました。税理士事務所と連携し、窓口としてさまざまな書類の作成を手掛けてきたので、社外の業務にも精通しております。貴社が今後、組織拡大とともに外注の範囲が広がっても、現職の経験・やスキルを活かせると自負しています。
3. 締めくくり経営を支える経理職として、X年後のIPOを目指す貴社で、事業成長に貢献したいと考えております。

1. 書き出し(応募企業を選んだ理由)

志望動機・志望理由でまず伝えたいのは、なぜその業界・企業を選んだのか、という理由です。

業界動向やその企業、仕事内容についてリサーチをした上で、どこに魅力を感じて志望しているのかを伝えましょう。

例えば以下のポイントで、他業界・他社とはどのように違うのかを比較しながら調べていきましょう。

1:ライバル企業と比べた独自の強み
例)業界内でのポジション(◯◯シェアナンバーワン)、独自の技術やセールスポイント(業界初△△を商品化)、経営基盤(大手◇◇グループの一員として安定した経営基盤と資金力を持つ)

2:経営者の理念やメッセージ
例)経営者のメッセージ、企業精神、社会・世の中・人に対してどのように貢献していくか、社長が発信しているブログ・SNS

3:経営状況や今後の事業に対する取り組み
例)設立から現在までの沿革や経営・売上の推移、中長期経営計画内容、計画実現に向けた具体的な戦略や取り組み

4:商品・サービスの魅力
例)具体的な商品やサービス内容、開発ヒストリーや開発者・営業などの声(関連する記事などでチェック)、消費者の反応(SNSなどでチェック)

どうしても志望動機が思いつかないときは「志望動機がないときに考えたい3つの軸とは?」を参考にしてください。

2. 活かせる経験・スキル

次に、応募先企業で自分の経験やスキルをいかに活かせるか、入社後に活躍できるか、“自分と応募先企業や応募職種との接点(共通点)”を伝えていきます。

未経験職種への挑戦でも、これまでの仕事への向き合い方や手掛けてきた業務、プロジェクト内容などから、入社後に活かせる汎用性・再現性のある経験やスキルを引き出すことはできるでしょう。

自分の強みがわからない場合は『自分の強みを無料診断!自己分析ツール「グッドポイント診断」』を参考にしてください。

3. 締めくくり(入社後に実現したいこと)

締めくくりでは、入社後に実現したいことや、自分がどのように貢献していきたいのかを伝えていきます。

実現に向けて、具体的にどのような努力や工夫、自己鍛錬をしていくのかを伝えることで、熱意や意思をはっきり伝えることができるでしょう。

思いだけを一方的にアピールする形にならないように、企業側が求めている経験やスキル、人物像をリサーチした上で、自分が実現したいこととミスマッチが生じていないかセルフチェックをすることも大切です。

志望動機の例文一覧(サンプル)

職種別・シチュエーション別の志望動機の例文をご紹介します。
自分に近いものを選び、参考にしてみましょう。

【職種別】志望動機例文

リンクをクリックすると、職種別の志望動機・志望理由の書き方解説ページへ遷移します。

職種カテゴリー記入例
営業金融営業(個人)金融営業(法人)製造業営業(機械系)製造業営業(電気電子系)製造業営業(食品系)製造業営業(化学系)MR(製薬会社営業)自動車ディーラー量販店営業不動産営業(売買)不動産営業(仲介)不動産営業(土地活用)人材系営業
事務一般事務秘書・アシスタント営業事務医療事務貿易事務経理事務人事・総務事務 │ 受付 │ 病院受付
総務総務(経験者)総務(未経験者・キャリアが浅い)
経理経理(経験者)経理(未経験者・キャリアが浅い)
販売販売(小売)販売(アパレル)販売(飲食)販売(店長)販売(コールセンター)販売(SV)販売(旅行)宿泊業(サービス職)
ITエンジニアSE・プログラマープロジェクトマネージャー社内SEネットワークエンジニアサーバーエンジニアデータベースエンジニアインフラエンジニアWebエンジニアテクニカルサポートITコンサルタント
機械・電気系エンジニア機械系エンジニア(自動車)機械系エンジニア(航空機)電気系エンジニア回路設計フィールドエンジニア(サポートエンジニア)
品質管理品質管理(経験者)品質管理(未経験者・キャリアが浅い)
製造業<サポートエンジニア>製造業<サポートエンジニア>(経験者)製造業<サポートエンジニア>(未経験者・キャリアが浅い)
秘書秘書(経験者)秘書(未経験者・キャリアが浅い)
クリエイティブ系WebデザイナーWebディレクター編集ライター広告・出版動画制作クリエイターイラストレーター
コンサルタントコンサルタント(経験者)コンサルタント(未経験者・キャリアが浅い)
介護介護職(経験者)介護職(未経験者・キャリアが浅い)

【未経験・異業種・第二新卒などケース別】志望動機例文

リンクをクリックすると、シチュエーション別の志望動機・志望理由の書き方解説ページへ遷移します。

未経験業界・職種に応募する場合販売職 ⇒ 事務職
総務職 ⇒ 営業職
不動産営業 ⇒ システムエンジニア
通信・テレフォンオペレーター ⇒ 保険・営業
ファーストフード販売 ⇒ 留学サービス・営業
商社・営業 ⇒ ソフトウェア・プログラマー
環境保全施設・研究員 ⇒ 自動車メーカー・商品企画
同じ業界で同じ仕事を志望する場合保険・営業 ⇒ 保険・営業
ソフトウェア・プログラマー ⇒ ソフトウェア・システムエンジニア
広告代理店・企画営業 ⇒ 広告代理店・企画営業
建築・施工管理 ⇒ 建築・施工管理
衣料品メーカー・製造 ⇒ 衣料品メーカー・製造
同じ業界で違う仕事を志望する場合銀行・総務 ⇒ 銀行・資産アドバイザー
インターネット関連・総務 ⇒ インターネット関連・ユーザーサポート
化粧品メーカー・テレフォンオペレーター ⇒ 化粧品メーカー・営業
外食サービス・経理 ⇒ 外食サービス・企画営業
放送・制作アシスタント(契約社員) ⇒ 放送・ディレクター
違う業界で同じ仕事を志望する場合電機メーカー・営業 ⇒ 自動車・営業
派遣・営業事務 ⇒ 通信・営業事務
メーカー・経理 ⇒ 商社・経理
服飾メーカー・販売⇒小売・販売
コンビニ・スーパーバイザー ⇒ 流通・スーパーバイザー
第二新卒者同業他社に転職する場合
業界を変える場合
キャリアチェンジの場合
IT業界未経験業界×未経験職種
未経験業界×経験職種
経験業界×経験職種
経験業界×経験職種

受かる志望動機の作成方法とポイント

受かる志望動機を作成するために気をつけておきたいポイントがあります。
作成後にチェックしておきましょう。

志望企業との接点が明確

なぜ応募企業を志望しているのか、採用担当者が納得できる内容になっていることが重要です。

「自分自身が将来実現したいことと、応募企業の仕事内容は一致するのか」「なぜ転職をしたいのか、今の環境では実現できないのか」なども整理して伝えるようにしましょう。

応募企業ならではの魅力を伝えている

応募企業を志望する理由が応募企業ならではの魅力・特徴を理解した内容になっているかどうかも重要です。

採用担当者から「他の企業でも良いのでは?」「企業研究が足りないのでは?」という疑問を抱かれないように、業界や商品・サービスだけでなく、企業理念や事業戦略などできる限り調べ、自分の言葉で志望動機として伝えることが大切です。

入社後の活躍イメージが持てる

受かる志望動機にするためには、強い入社意欲だけでは不十分かもしれません。

志望動機で伝えた経験・スキルが、実際に入社後に活かせそうだと採用担当者が納得できるかどうかも重要なポイントです。

求人に記載されている仕事内容や求める人物像などを確認し、具体的にどのような経験・スキルが活かせるのかを伝えましょう。

志望動機のNG例と改善方法

志望動機を完成させるにあたり、注意点も知っておくと良いでしょう。

志望動機は企業によって評価が異なりますが、どの企業にも共通する注意点を理解しておくことで、書類選考の通過率を改善できるかもしれません。

応募企業ならではの特徴になっていない

「貴社の仕事を通して、人材不足という日本社会の課題に向き合いたいと考えています」

「貴社の商品開発を通じて、多くの人を喜ばせる仕事をしたいです」

<NGな理由>

同業他社との違いが明らかになっていない志望動機や、スケールの大きな社会課題や漠然とした思いが書かれた志望理由の場合、「あまり調べていないのでは」「どこでも良いのでは」と思われてしまう可能性があります。

<改善方法>

応募する前に、業界のポジションや競合優位性など、応募企業の研究をしっかりと行っておきましょう。

企業のホームページや関連のWebサイトなどで情報収集するほかに、商品やサービスを使ってみたり、店舗に足を運んでみたりして、自分の目で確かめてみるという方法も有効です。

仕事内容について言及していない

1:ライバル企業と比べた独自の強み
「貴社の看板商品である〇〇を、幼少期から愛飲しております。思い入れのある商品に携わりたいと貴社を志望しました」

「貴社の〇〇社長のインタビュー記事を拝読し、事業への思いに大変感銘を受けました。そのような経営者のもとで働きたいと考え、貴社を志望しました」

<NGな理由>

志望動機が企業規模や商品、経営者の魅力のみに終始してしまうと、具体的に何ができる人物なのかが判断できません。

「仕事内容を把握せず、憧れや興味だけで応募しているのだろうか」と誤解されたり、「興味を持ってくれているのはわかるけれど、入社後にどう活躍してくれるのかイメージできない」と懸念されたりする可能性もあります。

<改善方法>

求人や採用ページなどの「募集要項」「仕事内容」「求める人物像」をチェックして、これまでの経験がどのように活かせるかも加えましょう。

働く条件のみが志望の動機になっている

1:ライバル企業と比べた独自の強み
「残業が少なく、休日が取りやすい職場環境だと知り、プライベートと両立して働けそうだと思い志望しました」

「福利厚生が充実していて、社員を大事にする会社なのだと感じました」

<NGな理由>

働く条件は企業選びにおいて重要な要素ですが、応募企業を志望する理由が「休日の多さが魅力」「テレワークを導入しているから」など、労働条件のみになってしまうと入社意欲が伝わらない可能性もあります。

「同じ条件の他の企業でもいいのではないか」「条件が変わったら辞めてしまうのだろうか」と、採用担当者に懸念されてしまうかもしれません。

<改善方法>

志望動機として働く条件を伝えたい場合は、「なぜその条件を求めるのか」まで補足しておくと、採用担当者の理解が深まるでしょう。

志望動機についてよくある質問

Q. 新卒と中途で志望動機に違いはある?

志望動機は、新卒採用と中途採用で書く内容が変わってきます。

新卒採用では、社会人経験がないために、企業研究をしっかり行い、実務経験よりも志望度の高さと、応募企業で実現したいことや目指すキャリアを伝えることになるでしょう。

一方、中途採用では前職(現職)で得た経験・スキル、実績を具体的な数字やエピソードとともに伝え、入社後にどのように活躍ができるのか、即戦力性を伝えます。

自身の経験と応募企業が求めるスキルとの接点を伝え、なぜこの企業で働きたいのかを明確にすることが大切です。

Q. 未経験の場合の書き方のポイントは?

未経験の場合は企業研究を念入りに行い、ポータブルスキルを中心に、応募企業で活かすことができそうな経験・スキルをまとめると良いでしょう。

また、学習意欲なども交えると成長性を感じてもらえるかもしれません。

Q. 応募企業ならではの魅力が見つかりません

企業研究を行っても、どうしても応募企業ならではの魅力が見つからない場合は、履歴書の段階で無理をしなくても問題ありません。

面接で採用担当者から詳しく話を聞くことで、企業研究では知り得なかった魅力を感じるケースもあります。

履歴書は自己PR欄が設置されているフォーマットなどを活用し、面接で応募企業の魅力を見つけるようにしましょう。

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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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