転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載!

どんな仕事があるか分からない場合の調べ方は?自分に合う仕事の見つけ方も解説

スマートフォンを操作する人

世の中には数多くの仕事の種類があります。様々な業種・職種の探し方を知ることで、自分にピッタリの仕事が見つかるかもしれません。

そこで今回は、組織人事コンサルティングSeguros、代表コンサルタントの粟野友樹氏に取材し、業種や職種の種類や求人の調べ方、自分に合う仕事の見つけ方に付いて解説していただきました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

仕事は「業種(業界)」×「職種」で考える

仕事を探す場合は、業種(業界)と職種に分けて考えると探しやすくなります。

それぞれ解説します。

業種とは?

業種とは、製造や金融、建設など、企業が展開している事業やビジネスモデルを分類したものです。

総務省では、「日本標準産業分類」として業種を20項目に分類しています。

「生活に欠かせない電気やガスなどのインフラ業に携わりたい」「人の命を救う医療福祉に貢献したい」など、目指す業種を決めてから職種や企業研究を進めるという方法があります。

どの業種でも求人の多い営業のような職種の場合は、業種を絞った方が企業研究しやすく求人の比較検討がはかどるでしょう。

職種とは?

職種とは、営業や事務、エンジニアなど仕事の種類を分類したものです。

厚生労働省ではハローワークなどで使用する職業分類を「厚生労働省編職業分類」として定めており、2022年には15の大分類と99の中分類、440の小分類に改訂しています。

同じ職種でも業種や企業によって働き方は異なるため、最初に目指す職種を決めてから業種や企業研究を進めてもいいでしょう。

たった3分、あなたの適職は?

かんたん適職診断

業種(業界)ならではの職種もある

営業や事務などはどの業種でも必要とされる職種ですが、例えば製造業における生産管理や生産技術、金融におけるディーラーやトレーダー、建設における施工管理や建築士など、特定の業種で活躍する職種もあります。

ただし近年では「○○テック」と呼ばれる、既存ビジネスにテクノロジーを掛け合わせて新しい価値を生み出そうとする「X-Tech」のビジネスが増加しています。

例えば、医師や看護師がヘルステック企業、教師がエドテック企業など、専門職種ならではの知識や経験を活かしてIT企業で新たなサービスを生み出すといった、業種をまたいで活躍するケースもあります。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

グッドポイント診断

求人の調べ方・探し方

目指す業種や職種が決まったら、実際に求人を探してみましょう。

求人を探す場合は、ハローワークはもちろん、転職サイトや求人専門の検索エンジン、転職エージェントなど様々な方法が挙げられますが、業種や職種で絞り込みができる機能を設けているケースが多いので、あらかじめ業種や職種を決めておいた方が探しやすくなります

なお、厚生労働省が提供している職業情報提供サイト(日本版O-NET)(愛称:job tag(じょぶたぐ))は、業種(産業別検索)や職種だけでなく、「語学を生かす」「自然環境を守る」など、様々なテーマで探すこともできます。

自分の適職を知るための職業興味検査や価値観検査などの診断ツールも充実しているため、自己分析から始めたい人にも向いているでしょう。

自分に合う仕事の見つけ方

自分に合う仕事を見つける3つの方法を解説します。

仕事を見つける過程で、これまでに気づかなかった自分の価値観やこだわりを発見できることもあります。

経験・スキルから見つける

1つ目は経験・スキルから見つける方法です。

周囲から褒められた、成果が出てモチベーションが高まったという経験を洗い出しましょう。

例えば、「丹念なデータ分析を行った結果、サービスの改善ポイントが明らかになった」という経験がある場合は、商品企画や営業企画、販売促進などデータを活用して改善を図る仕事が向いているかもしれません。

経験・スキルから向いている仕事を明らかにする場合は、実績をアピールしやすいというメリットもあります。

自分の強みから見つける

「交渉力がある」「傾聴が得意」など、自分の強みから向いている仕事を探すという方法もあります。

例えば「交渉力」が強みの場合は、営業やコンサルタントなどクライアントワークが中心の職種以外にも、社内で複数の部署と調整を行う企画などの職種で強みを発揮することができるでしょう。

強みから向いている仕事を明らかにする場合は、自己PRで応募する仕事と強みとの共通点を意識するとアピールにつながります。

興味のあることから見つける

例えば「食べることが好きなので、食に関する仕事をしたい」「ビルや橋など大きな建造物に携わりたい」など、自分が興味を持っているジャンルから仕事を探すという方法もあります。

例えば「食に関する仕事」の場合は、飲食店やホテルなどの調理や販売、食品メーカーの営業や製造、食に関するコンサルタントや店舗開発など様々な業種・職種が挙げられます。

「自分が食品を作る」「企画に携わる」「お客様に販売する」など、興味のあることから自分のやりたいことを絞り込んでいきましょう。

自分に合う仕事が見つからない場合の対処法

業種や職種を調べたり、過去の経験や強みなどを振り返ったりしても自分に向いている仕事が分からない場合もあるかもしれません。

自分に向いている仕事を明らかにするための3つの対処法をご紹介します。

仕事理解を深める

「営業はノルマが厳しそう」「事務は単調で飽きてしまいそう」など、業種・職種の理解が限定的であるために、向いている仕事を除外している可能性があります。

同じ営業でも顧客はほぼ新規獲得という提案営業もあれば、商品企画やマーケティングとタッグを組んで顧客の要望を実現する企画営業、既存顧客への案内と納品が中心のルート営業など、企業や商材によって営業方法や目標が異なります。

敬遠している職種の中にも興味のある仕事が見つかる可能性があるので、先入観にとらわれずに業種・職種研究を行い、理解を深めるようにしましょう

オファーを待つ

リクナビNEXTなどの転職サービスに経歴(レジュメ)を登録しておくと、経歴を見た企業からオファーが届くことがあります。

一般に公開していないポジションも含まれるので、自分では気づかなかった求人に出会える可能性があります

自分にマッチするオファーを受け取るために、経歴はできるだけ詳しく登録し定期的に更新しておくといいでしょう。

作成はこちらから:あなたのレジュメを簡単作成(無料)
すでに会員の方はこちら:レジュメダウンロード画面へ

転職エージェントに相談する

自分に合う仕事を見つけられない場合は、第三者である転職エージェントに相談するという方法もあります。

転職エージェントのキャリアアドバイザーは、キャリアの棚卸しや強みの明確化なども行っているため、自分に合う仕事についてのアドバイスを受けられる可能性があります。

転職市場の動向にも熟知しているため、希望する業種・職種への転職の実現可能性を確認することもできるでしょう。

転職エージェントに相談したら必ず転職しなければならないわけではありません。

相談内容や現在の待遇、転職市場の動向などを総合的に判断して、「現職に留まる」という提案をすることもあります。

相談は無料なので、もし迷っているのであれば転職エージェントに相談するというのも方法のひとつです。

転職・求人 トップ > 転職成功ノウハウ > 求人を探し応募する > どんな仕事があるか分からない場合の調べ方は?自分に合う仕事の見つけ方も解説

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

グッドポイント診断で、あなたの隠れた強みを診断してみましょう。

診断結果は8,568通り。あなたはどのタイプ?

リクナビNEXTで応募書類を自動作成

レジュメをカンタンに作成

履歴書と職務経歴書を作成するのが面倒な方は、リクナビNEXTにレジュメ登録するのがお勧めです。

新機能
・AI要約でワンタップで職務要約を自動生成
・AIと3分話すだけで「業務内容」を自動生成

リクナビNEXTに、プロフィールや職務経歴などを入力すると、入力された内容に従って自動で書類(レジュメ)が作成され、PDF形式でダウンロードすることが可能です。 ※『レジュメ』とは、リクルートの求職活動支援サービス共通で利用できる、職務経歴書機能です。

作成はこちらから:あなたのレジュメを簡単作成(無料)
すでに会員の方はこちら:レジュメダウンロード画面へ

イベント・セミナー※リクルートエージェントに遷移します

RAGイベント

申込締切日が近いイベント・セミナー

イベント情報を更新中