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非公開求人とは?公開しない理由やメリット・デメリット、応募方法を解説

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転職サービスや転職エージェントのWebサイトなどに、「非公開求人」という文言を見たことがある方もいるのではないでしょうか。求人には、一般公開している求人と公開していない「非公開求人」があります。

そこで今回は、組織人事コンサルティングSeguros、代表コンサルタントの粟野友樹氏に取材し、非公開求人の概要や公開しない理由、メリット・デメリットについて解説していただきました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

非公開求人とは?

一般に公開している求人に対して、公開していない求人を「非公開求人」と呼びます。

非公開求人は、保有している転職サービスや転職エージェントに申し込むと見られるようになります

また、スカウトサービスやビジネスSNSに登録していると、非公開求人のオファーが届くこともあります

非公開求人は、「秘密裏に募集したい」「効率的に採用したい」などの理由から非公開になっており、公開求人よりもライバルが少ない、条件の良い魅力的な求人があるなどのメリットもあります。

非公開求人の特徴やメリット・デメリット、探し方を知っていると、効率的に転職活動を進めることができるでしょう。

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求人を公開しない理由

非公開求人は、なぜ一般公開しないのでしょうか。

公開した方がたくさんの応募が集まるように感じますが、注目を集めることで採用活動に支障を及ぼす可能性もあります。

求人を公開しない企業側の事情を解説します。

他社に募集内容を知られたくない

既存サービスの多角展開や新規事業の責任者ポジション、企業経営に影響を及ぼす役員・本部長クラスの募集を公開してしまうと、競合他社などに社内の動きが分かってしまいます。

また、上場している場合は株式の動きや投資家の反応にも影響を与える可能性があります。

企業活動や事業運営を左右するような重要ポジションの募集は、非公開求人で進められるケースが多くなっています。

自社内に人材募集をしていることを知られなくない

競合他社や投資家など、社外だけでなく自社内に募集していることを知られたくない場合も、非公開にするケースがあります。

例えば、役員や本部長クラスなどの重要なポジションを公開で募集してしまうと、従業員であれば誰が退職するのか想像できてしまいます。

適任者がいないからと社外から募集してしまうと、異動や昇進を希望する従業員の士気が下がってしまいます。

また、業績不振などで早期退職を募っている企業が、部門によっては生産性向上やIT化を図るために外部採用が必要な場合も、非公開で募集するケースがあります。

スピーディに採用を行いたい

転職サイトなどに求人を掲載する場合、事前に求人情報を入稿して公開日まで待つ必要があるなど、募集開始までに時間がかかります。

また、掲載開始から終了までの期間が設けられているサービスもあり、「すぐに募集を開始し、採用枠が充足したら募集を終了したい」と考える企業は、非公開求人を選択する傾向があります。

効率的に採用活動を進めたい

知名度や人気が高く条件の良い求人は、一般に公開すると応募が集まり過ぎて採用業務が追いつかなくなるケースもあります。

転職エージェントやスカウトサービスなどを活用して、自社にマッチした人だけにオファーを送りたい企業も、非公開求人を選択します。

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非公開求人のメリット

非公開求人にはどのようなメリットが挙げられるのでしょうか。代表的な3つのメリットをご紹介します。

転職サービスによっては公開求人に比べて求人数が多い

転職サイトや転職エージェントなどの転職サービスによっては、公開求人よりも非公開求人の方が多く保有している可能性があります

自分の希望にマッチする求人に出会うためには、できるかぎり多くの求人から絞り込んだ方が見つかる可能性は高くなります。

公開求人で興味のある求人が見つからない場合は、非公開求人も視野に入れるといいでしょう。

魅力的な企業・ポジションが含まれる

競合他社に知られたくない希少なポジションや、公開すると応募が集中するような人気ポジションなど、非公開求人の中には魅力的な企業・ポジションが含まれています

公開求人では見つけられない魅力的な企業・ポジションに出会い、満足度の高い転職を実現できるかもしれません。

応募者が限定される可能性がある

応募が集中する可能性のある知名度や人気が高く条件の良い求人を、非公開にして効率的に採用活動を行うケースもあります。

そのため、公開求人よりも応募者が少なく、限定されている可能性があります。

他の応募者が少なければ倍率も下がるので、場合によっては選考通過の可能性が高まるかもしれません

非公開求人のデメリット

メリットの一方で、非公開求人にはデメリットもあります。

応募する前にデメリットも理解しておきましょう。

非公開求人を保有するサービスに申し込みが必要

非公開求人を閲覧し応募するには、非公開求人を保有する転職サービスに申し込む必要があります。

ただし、申し込まないと非公開求人が見られないとは限らず、求人の一部を開示しているサービスもあります。求人を確認し、興味を持った転職サービスに申し込んでみましょう。

選考通過が難しい求人もある

求人を非公開にして応募者を限定している企業の中には、選考通過の基準を高く設けているケースもあります。

特に、転職エージェントの非公開求人の中には、応募条件を転職エージェントに伝えておき、応募者の一次選考を任せているケースもあります。

また、希少ポジションや役員・事業責任者なども、厳選採用となりやすい求人です。

非公開求人に応募する方法

転職の可能性が広がる非公開求人ですが、応募する方法は大きく2種類あります。

自分に合った方法で非公開求人を探してみましょう。

転職エージェントに申し込む

転職エージェントは、非公開求人を数多く保有しています。

人材を募集している企業の情報や転職ノウハウにも熟知しているので、非公開求人の紹介だけでなく、転職活動のアドバイスを受けることもできます。

業界・職種を変えるキャリアチェンジを希望している場合は、これまでの経験・スキルや希望条件、得意分野にマッチした非公開求人を提案してもらえるでしょう。

転職サービスに申し込みオファーを待つ

スカウトサービス機能のある転職サービスに匿名のレジュメを登録しておくと、経験・スキルにマッチした非公開のオファーが届くことがあります

また、登録すると非公開の求人を閲覧できる転職サービスもあります。

転職エージェントのように求人の紹介やアドバイスを受けるのではなく、自分に合ったオファーや非公開求人があれば応募するという形式なので、「いい求人があれば転職したい」と考える方に向いているでしょう。

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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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