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「違う仕事がしたい」という転職理由はどう伝える?例文やポイントを解説

ミーティングで意見を交わす4人の社会人

「今とは違う仕事がしたい」「仕事を変えたい」と考え、転職を検討する方もいるようです。

こうした動機で転職活動を始めた場合、応募した企業から転職理由を聞かれた場合、どのように答えれば良いのでしょうか。

そこで、「違う仕事がしたい」という転職理由の伝え方のポイントや例文について、組織人事コンサルティングSeguros、代表コンサルタントの粟野友樹氏に解説していただきました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

「違う仕事がしたい」という転職理由を掘り下げよう

「違う仕事がしたい」「仕事を変えたい」という転職理由は、そのまま伝えると採用担当者に「現職と異なる仕事なら何でもいいのでは」「またすぐ別の仕事をしたくなるのでは」と捉えられる可能性があるため注意が必要です。

「違う仕事」とは、大きくわけると「業種や職種が異なる仕事」と「働き方や働く環境が異なる仕事」の2つに分類できます。自分がどちらに当てはまるのかを考え、転職で実現したいことを深く掘り下げてみましょう。

業種・職種を変えたい場合

業種や職種を変えたい場合は、どのような業種・職種にチャレンジをしたいのか考えてみましょう。

例えば、「提案力が求められる無形商材の営業をやりたい」「PCスキルを活かせるデスクワークの職種に就きたい」など、どのような理由から別の業種・職種を目指しているのかを明らかにすれば、それが転職理由になります。

まだ目指す業種・職種が定まっていない場合は、転職サイトで求人を見る、転職エージェントに相談する、転職フェアに参加するなどの行動を起こして情報収集を行いましょう。

興味のある業種・職種が見つかったら、なぜ興味を持ったのかを掘り下げて、転職理由として言い換えてみましょう。

職場や働き方を変えたい場合

業種や職種を変えるのではなく、働く環境や働き方を変えたいというケースもあります。

例えば、「ワーク・ライフ・バランスが実現できる仕事に就きたい」「チームで成長できる環境で働きたい」などが挙げられるでしょう。

ただし、転職理由として伝える場合は、自分が希望する環境やワークスタイルを伝えるだけでは不十分です。転職理由では、働く環境や働き方を変えた結果、入社後にどのような活躍、貢献ができるのかをアピールすることが重要です。

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転職理由の伝え方のポイント

転職理由は、伝え方によってはネガティブな印象や、「また同じ理由で辞めてしまうのでは」という不安を与える可能性があります。

伝え方のポイントを掴んで、採用担当者に「この人なら活躍してくれそうだ」と感じてもらえる転職理由を心掛けましょう。

ポジティブな印象を心掛ける

転職理由は、「転職を考えたきっかけ(退職理由)」を2割程度、「転職して実現したいこと」を8割程度で構成すると伝わりやすくなります。

ネガティブな理由で業種を変えようとしている場合は、退職理由は最小限に抑えるなど、ポジティブな印象を心掛けるようにしましょう。

ネガティブな印象が気になる場合は、例えば「人間関係が嫌で退職」という退職理由を、「チームで支え合って仕事をしたい」という転職理由に変換するなど、退職理由を前向きに言い換えるという方法もあります。

転職で実現したいことを強調する

「違う仕事がしたい」という転職理由だけでは、根拠や実現したいことが不十分なために説得力に欠けてしまいます。採用担当者が納得し、入社後の活躍イメージを描けるように、転職理由は「転職を考えたきっかけ(退職理由)」を交えながら、「転職で実現したいこと」を強調することが大切です。

なお、応募企業で実現できない転職理由を伝えてしまうと、採用担当者は「きちんと調べて応募したのだろうか」「転職理由が実現できなかったら早期離職してしまうのだろうか」と不安を覚えます。

求人や採用ページに記載されている仕事内容や職場環境、制度などに目を通し、転職理由が応募企業で実現できることを確認しておきましょう。

志望動機との一貫性を意識する

転職理由以外に面接でよく聞かれる質問として、「志望動機」が挙げられます。

志望動機も、応募企業を選んだ理由や入社後に実現したいことを伝えるため、転職理由との一貫性を意識しないと、どちらが正しいのか採用担当者が判断できなくなってしまいます。

転職理由は、志望動機と一緒に考えると良いでしょう。

<志望動機作成の3つのステップ>
1. なぜこの業界・会社を選んだのか(書き出し)
2. 入社後、何を実現したいのか(活かせる経験)
3. 入社後、どのような活躍ができるのか(締めくくり)

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「違う仕事がしたい」という転職理由の例文

「違う仕事がしたい」という退職理由の、ケース別の例文をご紹介します。

職種を変えたい場合の例文

人事で教育研修を実施しているうちに、自分自身も教育研修事業に携わり、一人でも多くの人の成長に寄与したいと考えるようになりました。

貴社はオンライン研修のラインナップが幅広く、魅力的な講座開発も積極的に行なっています。また、オンラインでも学習のモチベーションを維持する工夫が散りばめられている点も特徴的です。

これまでの教育研修経験を活かし、営業として貴社のサービス拡大に寄与したいと考えております。

業種を変えたい場合の例文

アパレル業界でWebデザイナーをしていましたが、シーズンごとに商品を入れ替える必要があり、常にページの更新をしている状態でした。

もっとアイディアを活かしたサイト作りをしたいと考え、キャンペーン制作実績を持つ制作会社への転職を考えるようになりました。貴社は多数の制作実績をお持ちで、話題になった○○や○○も手掛けられています。

X年間のWebデザインの経験・スキルを活かして、貴社のサービスに貢献したいと考えております。

職場を変えたい場合の例文

現職は、DXを実現しようにも営業現場や取引先が対応できないケースが多く、アナログで属人的な業務が残ったままでした。

社内に提案するためにDXの先進事例を調べていたところ、貴社の事例に目が留まりました。スピーディな決断とAIの活用によってDXを実現し、事業を大きく伸ばされている点に魅力を感じ、転職を決意しました。

これまでに得たDXの知識を活かし、貴社の事業に貢献したいと考えております。

働き方を変えたい場合の例文

現職は客先常駐型で働く機会が多く、プロジェクトごとに携わるサービスや職場環境が変わることが悩みでした。

エンジニアとして腰を据えてサービス開発に携わり、改善を繰り返して効果を出したかったからです。貴社はオリジナリティあふれる自社サービスを数多く提供しており、ユーザー数はXX万名を超えるなど高い人気を誇ります。

これまでに培った○○の開発経験を活かして、貴社のサービス改善に寄与したいと考えています。
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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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