転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2024/04/24 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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転職回数がコンプレックスです。転職は難しいでしょうか?【転職相談室】

ノートにメモをする人転職回数が多いと、応募企業にマイナスイメージを持たれるのではないか…と不安に感じる人が多いようです。

今回は、30歳にしてすでに6回の転職経験があり、転職回数の多さにコンプレックスを抱いているという男性のお悩みに、組織人事コンサルティングSegurosの粟野友樹氏が答えます。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

転職回数がコンプレックスです。転職は難しいでしょうか?(Tさん/30歳/Webデザイナー・ディレクター)

相談者
相談者
■相談内容
大学時代にアルバイトをしていたアパレル会社にそのまま就職し、ECサイトのデザインなどを担当。その後、リファラル経由なども含めて、現在までに6回の転職経験があります。このたび結婚することになり、腰を据えて長く働ける会社に転職したいと考え、初めて転職エージェントに相談しました。

しかし、有名企業や大手企業などに応募したものの、書類選考の段階でいずれもNGに。転職回数が多いので自分でも薄々こうなるのではと思ってはいましたが、現実に直面して自信を持って転職活動することができなくなってしまいました。この経歴ではもう転職は難しいでしょうか?

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過去の転職で評価されたことを洗い出し、アピール材料にしよう

アドバイザー
転職エージェントのキャリアアドバイザーからは、書類選考で落ちた理由のフィードバックはありましたか?

相談者
はい。いずれの企業も、転職回数の多さを懸念していたとのことでした。30歳で転職6回だと、「一つのところに定着できないのではないか」「採用してもまたすぐ辞めてしまうのではないか」と思われてしまうようです。自分としては、次に働く会社では腰を据えてじっくり長く働きたいと思っているのですが…。

アドバイザー
22歳で就職して、30歳までに6回転職となると、1年に1回ペースで転職している計算になります。企業側から見れば「採用してもまた1年で辞めてしまうかも」と不安を覚えるのは仕方のないことなのかもしれません。

一方で、「これまで6回も転職できている」ということは、Tさんの経験やスキルがいろいろな企業から求められてきたということ。そこは胸を張っていいのではないでしょうか。

相談者
確かに、これまでは転職で苦労したことはありませんでした。社会人になって以降、一貫してWebデザイナー、ディレクターとして経験を積んできたので、知り合いから「うちの会社を手伝ってもらえないか」「Tのような経験・スキルを求めている企業がある」と声を掛けられることが多く、面白そうな仕事であれば誘いに乗っていました。なので、これまでは「転職回数の多さが選考で不利になる」という意識はなかったんです。

アドバイザー
Webデザイナー、ディレクターとして魅力的な経験・スキルを持っているということを、応募書類の段階でもっとアピールしましょう。過去に転職の誘いを受けたときに、どんな経験やスキルが評価されたのか、振り返って抽出し、それを強みとして応募書類や面接でアピールするといいでしょう。

相談者
そうですね…Webサイトの企画からデザイン、コーディング、保守管理まで一気通貫で行えることを前提に、3年前からはクライアントのWebサイトも担当するようになったので、ディレクションスキルを評価される機会も増えました。6回も転職しているので、様々な規模や業種、ターゲットや目的のWebサイトの企画、構築、ディレクション経験があることも誘いやすい要因かもしれません。

アドバイザー
いいですね。それらの強みを、具体的なエピソードを交えてアピールすると、活躍ぶりがより明確にイメージできるのでお勧めです。加えて、応募方法に関してももう少し工夫するといいでしょう。

相談者
応募方法ですか…?

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応募機会を増やし、応募時に「転職理由」も伝えてしまおう

アドバイザー
転職エージェントを活用されたとのことですが、転職サイトやスカウトサービス、ビジネスSNS、リファラルなどあらゆる方法を活用し、一定数以上の求人に応募しましょう。書類落ちが続き自信を失っているかもしれませんが、まずは企業との出会いの機会を作らないと始まりません。

そして、応募の際にも一工夫を。転職回数はどのみち面接で聞かれるので、「転職理由」も1枚程度にまとめ、応募書類と一緒に送付してしまいましょう。Tさんはやみくもに転職を重ねたわけではなく、自身のスキルアップを目指して、より活躍できそうな企業に転職してきたのですから、その思いを伝えるといいでしょう。

そして、自身の経験やスキルを多くの企業に評価し、引っ張ってもらったという事実も忘れず付け加えておくことです。

同時に、転職回数を重ねてきた事実を受け止め、「次は腰を据えて働きたい」という思いも真摯に伝えましょう。

相談者
わかりました。応募書類の段階で、自分から転職回数について踏み込み、応募企業の不安を少しでも軽くしたいと思います。

アドバイザー
ダメ押しとして、ご自身の実績をまとめたポートフォリオやWebサイトを作るのもいいと思います。Tさんの評価ポイントをダイレクトに伝えることができますよ。その内容が評価されて面接に進めれば、面接ではその内容を中心に質問されるので、転職回数を突っ込まれる機会も減るはずです。

相談者
なるほど!きちんと作ったことがありませんでしたが、経験・スキルの見せどころなので準備してみます。

まずは副業や業務委託で入り込み、正社員を目指すのも一つの方法

アドバイザー
Tさんは広く仕事人脈をお持ちのようなので、副業や業務委託などで志望する企業に入り込み、自身の人柄や持ち味、経験・スキルを理解してもらってから社員を目指す、という方法も検討してみてはいかがでしょうか。

業務委託から正社員登用を目指すのもアリですし、求人が出たら応募して正面からアタックするのもいいでしょう。すでにその会社の仕事を経験しているのですから、自己PRもしやすいはずです。

特にITやWeb系の企業は、副業や業務委託など多様な働き方を受け入れる傾向があるのでチャンスも多いのではないでしょうか。

相談者
実は、いくつか副業や業務委託のお誘いはもらっているのですが、「結婚するからにはちゃんとした会社で正社員に」とこだわっていました。まずは入り込んで正社員を目指すというのもアリですね…。

アドバイザー
誘われている中に気になる企業があるならば、有効な方法だと思いますよ。ぜひ自分に自信を持って、さまざまな方法を試してみてくださいね。

記事作成日:2023年1月11日 WRITER:伊藤理子 ILLUST:安西哲平 EDIT:リクナビNEXT編集部

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