転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載!

「健康に関わる仕事」に転職するなら、どんな仕事がある?転職のポイントを解説

打ち合わせをする2人の介護士

「人生100年時代」と言われ、これまで以上に健康が注目されています。

経済産業省が健康経営を実施している企業を顕彰する「健康経営優良法人認定制度」を定めたり、全国健康保険協会が「健康企業宣言(R)」を掲げたりと、個人だけでなく法人が健康に取り組むことを推進しています。

では、実際に健康に関わることができる仕事とは、どのような職種が挙げられるのでしょうか。今回は、組織人事コンサルティングSeguros、代表コンサルタントの粟野友樹氏に取材し、「健康に関わる仕事」の種類や転職のポイントについてまとめました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

「健康と関わる仕事」とは

経済産業省の報告「経済産業省におけるヘルスケア産業政策について(PDF)」によると、「ヘルスケア産業」の市場規模は、2016年が約25兆円に対して、2025年には約33兆円にまで拡大すると推計されています。

中でも大きいのは、介護食品や介護支援住宅・福祉用具などの要介護/支援者向け商品・サービス。8.38兆円から10.86兆円に拡大すると見られています。

次いで大きいのは、医療保険やがん保険、介護保険などの「第三分野」と呼ばれる保険。7.22兆円から9.36兆円に成長が見込まれています。

また、健康保持・増進に働きかけるヘルスケア産業も拡大中で、サプリメントや健康食品など「食」の分野は3.2兆円から4.16兆円に拡大すると見られています。

さらに、健康志向旅行やヘルスツーリズムは2.38兆円から3.2兆円に拡大する可能性を秘めています。

他にも、検査・検診などの計測サービスやフィットネスクラブやトレーニングマシンなどの運動に関するサービス、企業の健康経営を支える検診事務代行やメンタルヘルス対策、エステやリラクゼーションサービスなどの癒し系サービスも健康に関する分野のひとつです。

たった3分、あなたの適職は?

かんたん適職診断

「健康に関わる仕事」9選

健康に関わる代表的な職種を解説します。

営業

健康に関する分野は数多くありますが、どのサービスにも営業は必要です。

例えば金融商品や介護・健康食品、介護支援住宅や福祉用具、ヘルスツーリズムや計測機器の営業など、扱う商材は異なりますが、どれも顧客の健康を支援・維持・改善・管理するためのサービスを提案する仕事です。

商材によっては、「元気になった!」「体調が良くなった」などの顧客の声を直接聞くことができるため、自身の営業活動の成果を実感できる、やりがいの大きい仕事と言えるでしょう。

商品企画

新たなアイデアを考えたり、既存の商品を改善したりするのが商品企画の仕事です。

顧客の声をヒアリングして商品企画に活かしたり、市場のリサーチなどを行って新製品を開発したりするなど、健康に強い興味関心がある場合は活躍が期待できるでしょう。

マーケティング・広報・PR

自社のサービスの利用者を増やすために、認知力を高めたりプロモーション活動を行ったりするのがマーケティング・広報・PRの仕事です。

近年、健康への注目度が高まっていることもあり、プロモーション活動の影響力を実感できるかもしれません。

インストラクター・トレーナー

体の動かし方やトレーニングマシンの使い方などを教えるのが、インストラクターやトレーナーの仕事です。

フィットネスクラブやスクールなどに在籍して生徒に教えるほかに、パーソナルトレーナーとして個人で活動するという働き方もあります。

生徒に教えるという立場上、自分自身も身体を鍛えているケースが多いため、自分の健康管理が仕事にもつながっている点が魅力です。

販売

介護食品や健康食品、サプリメントや検査機器などを販売する仕事です。

店頭などで顧客に説明しながら販売する場合は、自身の健康への知識が役立ち、販売件数など仕事の成果が数値にも表れるため、やりがいを感じることができるでしょう。

ITエンジニア

近年、健康を意味するヘルス(health)をテクノロジー(Technology)の力で解決するという「ヘルステック」分野が注目を集めています。

例えば、通院が難しい患者がオンラインを通じて医療にアクセスできる遠隔医療や、自分のスマートフォンで健康管理ができるアプリケーションなど、ヘルステックのサービスは増加しています。

こうしたサービスを支えているのがITエンジニアです。

接客

健康に関する施設のスタッフという仕事もあります。

例えば、要介護/支援者向け住宅やフィットネスクラブなどで、来訪者の受付や管理などの接客業務を行います。

医療・福祉専門職

主に介護支援住宅で利用者のサポートを行う医療・福祉専門職の仕事です。

主に、看護師、介護士、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士などの視覚を持ったスタッフが挙げられます。

医療・福祉専門職の中には、福祉用具や介護食品を販売する企業に在籍して、専門知識を活かして営業や販売、インストラクターとして働くケースもあります。

整体師・セラピストなど

整体やヒーリングサロンなどで施術を行うのが、整体師やセラピストの仕事です。

施術を行う仕事に就く場合、国家資格や民間資格が必要なケースもあります。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

グッドポイント診断

未経験から「健康に関わる仕事」に転職するポイント

未経験から、健康に関わる仕事に転職するためのポイントを解説します。

応募する仕事との共通点を意識する

例えば「課題解決力」「巻き込む力」など、業界や職種を超えて持ち運びのできるスキルのことを、「ポータブルスキル」と呼んでいます。

未経験だとしても、応募する求人で活かせそうな経験・スキルがないか探してみて、自己PRや志望動機などでアピールしましょう。

成果にこだわる姿勢も伝える

採用担当者が最も判断したいことのひとつが、「入社後に成果を出してもらえるか」という点です。

「健康に関わる仕事がしたい」「応募企業のクレドに共感した」などのアピールだけでなく、入社後にどのように成果を出したいのかを伝えましょう。

未経験の転職の場合は、即戦力としてすぐに成果を出すことが難しいかもしれませんが、成果を出すための学習意欲や姿勢を伝えることが重要です。

資格・検定などで専門知識を得ることも視野に入れる

柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師などは国家資格職です。

一方、整体師やセラピストは国家資格不要ですが、民間資格や検定などもあります。

未経験で転職するという方法以外に、資格取得を通じて専門知識を身につけてから転職するという選択肢もあるでしょう。

「副業・兼業」で健康に関わるという方法も

健康に関する仕事をする場合、転職以外に「副業・兼業」という選択肢もあります。

例えば、会社員をしながら、就業後や週末などにインストラクターを務める、パーソナルトレーナーとして予約が入った時のみ教える、といった働き方です。

未経験で転職する場合は、年収が下がってしまう可能性がありますが、副業や兼業で仕事を見つけることができれば、現在の待遇を維持しながら健康に関わることができます。

好きなことに関わるために、どのように働くのが自分にとってベストなのかを考えてみましょう。

転職・求人 トップ > 転職成功ノウハウ > 求人を探し応募する > 「健康に関わる仕事」に転職するなら、どんな仕事がある?転職のポイントを解説

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

グッドポイント診断で、あなたの隠れた強みを診断してみましょう。

診断結果は8,568通り。あなたはどのタイプ?

リクナビNEXTで応募書類を自動作成

レジュメをカンタンに作成

履歴書と職務経歴書を作成するのが面倒な方は、リクナビNEXTにレジュメ登録するのがお勧めです。

新機能
・AI要約でワンタップで職務要約を自動生成
・AIと3分話すだけで「業務内容」を自動生成

リクナビNEXTに、プロフィールや職務経歴などを入力すると、入力された内容に従って自動で書類(レジュメ)が作成され、PDF形式でダウンロードすることが可能です。 ※『レジュメ』とは、リクルートの求職活動支援サービス共通で利用できる、職務経歴書機能です。

作成はこちらから:あなたのレジュメを簡単作成(無料)
すでに会員の方はこちら:レジュメダウンロード画面へ

イベント・セミナー※リクルートエージェントに遷移します

RAGイベント

申込締切日が近いイベント・セミナー

イベント情報を更新中