警備・保安職の自己PR例文|職種別のアピールポイントと書き方
施設警備や交通・雑踏警備、輸送警備など、警備・保安職の自己PR例文をまとめました。職種別の書き方のポイントや採用担当者から注目されやすいスキル・能力などについて、組織人事コンサルティングSegurosの粟野友樹氏が解説します。
目次
【職種別】警備・保安職の自己PRで注目されやすい「スキル・能力 ・例文」一覧まとめ
警備・保安職を志望する場合、採用担当者が注目しているスキル・能力にはどんなものがあるのでしょうか。
6つの職種別に一覧でまとめました。
| 警備・保安職の種類 | 採用担当者から注目されやすいスキル・能力 | 例文へのリンク |
|---|---|---|
| 施設警備 | – 責任感や真面目さ – コミュニケーション力 – マネジメント経験 | 未経験者向け/経験者向け |
| 交通・雑踏警備 | – 安全に対する姿勢 – 資格取得 – 現場運営経験 | 未経験者向け/経験者向け |
| 輸送警備 | – 安全に対する姿勢 – 資格取得 – 現場運営経験 | 未経験者向け/経験者向け |
| 身辺警備 | – 瞬発力・判断力 – 信頼関係構築力 – 無事故の実績 | 未経験者向け/経験者向け |
| イベント警備 | – 群衆対応力 – 緊急時対応力 – 現場での連携 | 未経験者向け/経験者向け |
| 空港保安警備 | – 集中力 – 社会貢献への思い – 対応実績の多さ | 未経験者向け/経験者向け |
警備・保安職の自己PRの書き方(履歴書作成のポイント)

警備・保安職ならではの、自己PRを書くときのポイントをまとめました。
※すべての職種に共通する「基本的な自己PRの書き方」についてはこちらの記事を参照ください
ポイント1:警備・保安職の自己PRエピソードは「信頼性」や「冷静な対応力」が伝わるものを選ぶ
警備・保安職では、突発的な状況でも落ち着いて行動できる人物かどうかが重視されます。
自己PRでは、異変にいち早く気づきトラブルを未然に防いだ経験や、突発的な状況に冷静に対応し周囲と連携できた経験など「判断力」や「信頼感」を伝えるエピソードを選ぶと良いでしょう。
派手な成果よりも、「小さな異変を見逃さない」「周囲に安心感を与える」といった誠実な行動の積み重ねが評価されやすいでしょう。
ポイント2:成果を数字で示せるものがあれば記載する
警備・保安職は、成果を定量的にアピールしにくい職種に思われるかもしれませんが、「担当現場数」「チームの人数」「無事故の継続年数」など数値で信頼性を表すことが可能です。たとえば「3年間、無事故で施設警備を担当」「1日あたり平均500名の来館者に対応」など、数字を交えると説得力が増します。
また、「3人の新人教育を担当」「警備リーダーとして5人のメンバーを統括」などマネジメント経験に数字を用いるのも有効です。
ポイント3:責任感の強さを示す
警備・保安職の本質は「人と施設の安全を守ること」にあります。どんな現場でも、最後まで気を抜かずに職務を全うできる責任感が重視されます。
そのため自己PRでは、「決められた手順を守る」「利用者の安全を第一に行動する」など、日常の中で責任を果たした具体例を示すと効果的です。
未経験者でも、責任感を示すようなエピソードを具体的に語ることで、ポテンシャルの高さを伝えられるでしょう。
施設警備の自己PR例文とポイント
施設警備の自己PR例文とポイントをご紹介します。
施設警備 の業務内容とアピールできるスキル
施設警備は、オフィスビルや商業施設、病院や学校などといった施設の警備業務全般を行う仕事です。犯罪や事故などを防ぐために、巡回、監視、設備点検などを行い、トラブルや異常事態に対応します。利用者の安全を守ると同時に、企業や施設の安心安全を支える役割を担っています。
経験者・未経験者に共通してアピールできるスキルは以下の3つです。
① 責任感と誠実な勤務姿勢
24時間体制で行われる施設警備では、真面目で責任感ある勤務態度が何より重要です。与えられた持ち場を確実に守る姿勢からは、誠実さが伝わります。
② コミュニケーション力と協調性
施設警備の仕事は、例えばビルを管理する担当者や来訪者、他の警備員との連携や協働が欠かせません。落ち着いた対応、明確でわかりやすい報告、丁寧な言葉遣いなどが信頼を築く鍵になります。また、トラブル時にも冷静に判断し周囲と協力しながら行動できる人は高く評価されるでしょう。
③ 観察力と判断力
日常の巡回中に、設備などの異常を見逃さず発見できる観察力、そして状況に応じて的確に判断する力が求められます。
経験を問わず、小さな異常や変化にも気づける観察力、冷静に状況を見極めて行動できる力は現場での信頼につながります。
施設警備経験者の自己PR例文
| 私の強みは、顧客対応力です。 商業施設の警備では、館内について質問を受けたり道順を聞かれたりすることが多いため、フロアマップや周辺の地理などの情報をインプットし、すぐに答えられるようにしています。その際、来店客に気持ちよく利用していただくため、笑顔で誠実な対応を心がけています。 一方で、巡回の際には冷静に周囲を観察し、体調不良者への声掛けや不審者情報のチーム共有などを徹底し、トラブルを未然に防ぐようにしています。 これらの経験を活かし、貴社においても安心安全を守り、信頼獲得に貢献したいと考えています。 |
未経験から施設警備を目指す場合の書き方ポイントと例文
【書き方のポイント】
① 与えられた仕事をやり遂げる姿勢を伝える
理由:警備の仕事では「決められた手順を確実に守る姿勢」が求められる。未経験でも「計画通りに動ける」「責任を持って最後までやり切る」といった姿勢を示すと信頼感につながりやすい。
② コミュニケーション力をアピールする
理由:来訪者対応など人と関わる場面が多い職種。トラブル時も冷静にコミュニケーションを取り対応してきた経験などがあればアピールすると良い。
③ 観察力・注意力の高さを具体例で示す
理由:未経験者でも、「細かい変化に気づける」「危険を予測できる」といった観察力の高さをアピールすると好印象。これまでの業務において観察力が成果につながった経験を盛り込むと効果的。
| 目標達成意欲が高く、最後までやり切る力があることが私の強みです。 これまで営業として目標数字に向き合い、困難な状況でも最後まであきらめずに走り続けてきました。ずっとアプローチし続けてきたクライアントから大口の受注をいただき、営業最終締日に目標をクリアできたこともあります。 自分の仕事に責任を持ち、最後までやり切る姿勢は、貴社の警備職でも活かせるものと自信を持っています。顧客対応で磨いてきたコミュニケーション力も活かしながら、早期に仕事を覚え戦力になりたいと考えています。 |
交通・雑踏警備の自己PR例文とポイント
交通・雑踏警備の自己PR例文とポイントをご紹介します。
交通・雑踏警備 の業務内容とアピールできるスキル
交通・雑踏警備は、工事現場やイベント開催現場などにおいて、事故や混乱を防ぎながら自動車や歩行者の誘導を行う仕事です。事故や過度な人員滞留時には、避難誘導なども行います。
一瞬の判断ミスが事故やトラブルにつながりかねないため、警備職の中でも特に安全意識の高さと冷静な判断力が求められます。
経験者・未経験者に共通してアピールできる代表的なスキルは以下の3つです。
① 安全に対する高い意識と冷静な判断力
交通・雑踏警備では「危険を予測し、事故を未然に防ぐ」姿勢が重要視されます。天候や時間帯、交通量などによって刻々と変化する状況を見極め、落ち着いて的確に判断できる冷静さが評価されます。「安全第一」の考えを貫ける人材は、どの現場でも評価されます。
② 資格・知識への意欲と学習姿勢
交通誘導警備業務検定などの国家資格への意欲は、採用担当者が重視するポイントです。資格を保有していなくても「資格取得を目指して勉強している」「安全に関する知識を身につけたい」と伝えることで、成長意欲や責任感を伝えられます。資格保持者であれば、等級や取得年も具体的に記載すると良いでしょう。
③ 現場運営・チーム連携の経験や姿勢
交通警備は単独で行うものではなく、複数名で連携して現場を警備します。他の警備員や、工事現場の施工スタッフ、イベント会場スタッフなどへの「報連相」を大切にし、周囲と協力して安全を維持する姿勢が求められます。現場でのリーダー経験があれば、強いアピール要素になります。
交通・雑踏警備経験者の自己PR例文
| 私の強みは、経験を通じて磨かれた危機管理能力の高さです。 交通警備担当として、主にマンション工事の現場警備の経験を積んできました。工事の状況を考慮しながら、歩行者や運転者に安全な移動経路を示し誘導するとともに、立ち入り禁止区域に間違って入り込んでしまわないよう常に往来に注意し、こまめに声がけをするなど安心安全の維持に気を配ってきました。私が担当してきた工事現場では、これまで歩行者や運転者による事故ゼロを達成しています。 貴社においても、危機管理能力を始めとする経験を活かし、事故ゼロを達成し続けたいと考えています。 |
未経験から交通・雑踏警備を目指す場合の書き方ポイントと例文
【書き方のポイント】
① 安全第一で行動できる慎重さと冷静さを示す
理由:この仕事は事故防止が最優先。未経験でも「何事も確認を怠らない」「トラブルに冷静に対応できる」といった姿勢をエピソードとともに伝えると適性が伝わりやすい。
② 資格取得や学習に前向きであることを伝える
理由:警備業界では、資格取得によって任せられる現場が広がる。「資格の勉強を進めている」「早期に資格取得して貢献したい」などの意欲を伝えると好印象。
③ チームの一員として行動できる姿勢を強調する
理由:現場運営では周囲との連携が不可欠。自分の持ち場と役割を理解し、仲間と協力して動いてきた経験がある人はポテンシャルを評価されやすい。
| 私の強みは、向学心が強く学ぶ努力を怠らない点です。 前職の証券営業では、個人のお客様に対して幅広い提案を行うべく、ファイナンシャルプランナーや簿記の勉強を続け、FP2級、日商簿記2級の資格をそれぞれ取得し、知識をベースにした信頼度の高い提案につなげました。 このたび交通・雑踏警備を志すにあたり、雑踏警備業務検定の勉強を始めています。早期に資格を取得し、精度の高い警備を実現して貴社に貢献したいと考えています。 |
輸送警備 の自己PR例文とポイント
輸送警備の自己PR例文とポイントをご紹介します。
輸送警備の業務内容とアピールできるスキル
輸送警備は、現金や貴重品、重要書類などを安全に目的地まで届ける仕事です。例えば金融機関や企業の現金輸送、各ATMへの現金補充、貴金属や美術品などの輸送などのほか、機密文書の輸送にも輸送警備が携わります。
一つのミスが重大な損害につながるため、他の警備職以上に責任感や冷静さ、チームでの連携力が重視されます。
経験者・未経験者に共通してアピールできる代表的なスキルは以下の3つです。
① 冷静な判断力
輸送警備では、常に緊張感を持ちつつ行動できる力が求められます。不測の事態でも状況を客観的に判断し、的確に対応できる冷静さが重要です。「トラブル時も落ち着いて行動できる」「何事にも冷静に対応できる」といった姿勢をエピソードとともに具体的に伝えると良いでしょう。
② 責任感の強さ
扱うのは現金や高価な物品などがメイン。小さな確認ミスやわずかな遅延も許されない仕事であり、ルールや手順を厳守する誠実さと責任感が求められます。「最後まで責任を持って任務を遂行できる」「ミスを防ぐために丁寧な確認を徹底する」など、日頃の行動姿勢を伝えると説得力が増します。
③ チームワークとルートの知識
チームで行動する輸送警備は、ドライバーと警備員の連携がカギになります。互いの動きを理解し、声がけや報連相を欠かさない協調性が重要です。
また、交通ルートに関する知識を身につけ、周囲と共有する意識も必要です。チームワークを発揮し成果につなげた経験や、仲間と信頼関係を築いた経験をアピールすると好印象につながりやすいでしょう。
輸送警備経験者の自己PR例文
| 私の強みは、責任感の強さです。 これまで貴重品輸送の警備に関わってきましたが、安全な輸送を実現するため、移動中に車両や通行人の動きを注視しつつ、渋滞なども見極めルートを選択するなど、事故やトラブルのない輸送を徹底してきました。約3年間の勤務期間中、事故ゼロを実現できたことは、強い責任感と使命感の現れだと捉えています。 貴社においても責任感を発揮しながらさまざまな現場で経験を積み、輸送警備のプロとしてさらなるスキルアップを目指したいと考えています。 |
未経験から輸送警備を目指す場合の書き方ポイントと例文
【書き方のポイント】
① 冷静に物事を判断できる姿勢を示す
理由:常に緊張感のある現場であり、常に落ち着いた対応が必要。未経験であっても「焦らず状況を見て判断できる」「確認を怠らない」といった姿勢を示すことで適性が伝わる。
② 責任感の強さと誠実な勤務姿勢を強調する
理由:現金や貴重品などを扱うため、信頼される人柄かどうかも重視される。「任されたことを必ずやり遂げる」「一つ一つの作業を丁寧に行う」といった責任感や誠実さを伝えるエピソードを交えると良い
③ チーム連携への意識と協調姿勢を伝える
理由:輸送警備は常にチームで動くため、連携が安全に直結する。「仲間との報連相を大切にしてきた」「チームで協力しながら成果を上げた」などといった経験があればアピールを。
| 前職の飲食店勤務時には、チームワークを重視してホールやキッチンを回しており、警備担当者が連携して安全を守るという輸送警備の仕事においても経験が活かせるものと考えています。また、勤務店舗は大型旗艦店であり常に忙しく、警備に必要な体力や周囲の目配り力なども鍛えられたと感じています。 入社後はクライアントに安心して売上金や財産輸送を任せていただけるよう、責任感を持って仕事に臨み、スキルを磨き続けたいです。 |
身辺警備 の自己PR例文とポイント
身辺警備の自己PR例文とポイントをご紹介します。
身辺警備の業務内容とアピールできるスキル
身辺警備は、人の身体に対する危害の発生を警戒・防止する仕事です。ボディーガードとも呼ばれ、対象者に同行して警護を行い不審者から守ります。常に対象者の動きや周囲の環境を把握し、危険を未然に防ぐため瞬発力や判断力、観察力などが求められます。
経験者・未経験者に共通してアピールできる代表的なスキルは以下の3つです。
① 瞬発力と冷静な判断力
突発的なトラブルへの対応や不審者への対応など、瞬時の判断が必要とされる場面が多い仕事です。動揺することなく冷静にリスクを判断して最適な行動を選んできた経験があれば、評価されやすいでしょう。
② 信頼関係を築くコミュニケーション力
身辺警備では、対象者との信頼関係が最も重要です。相手の立場を理解し、常に礼儀正しく接する姿勢は欠かせません。仕事を通じてコミュニケーション力を磨き、ゼロから信頼関係を築いてきた経験は好印象です。
③ 無事故・安全継続への意識と実績
現場では「何も起きないこと」が最良です。これまでの経験で「トラブルを未然に防いだ」実績があれば具体的に伝えましょう。未経験でも「安全への意識が高い」「ルール遵守を徹底している」などの姿勢は評価されます。
身辺警備経験者の自己PR例文
| 私の強みは、集中力が高く瞬発力がある点です。対象者の安全を守ることを第一に捉え、敏感に危険を察知すべく常に緊張感を持ち、高い集中力をもって警備に臨んできました。この強み・姿勢を活かし、さまざまな突発的なトラブルにも迅速に対応してきました。その結果、多くの対象者との信頼関係を築くことができ、指名でリピートをいただく機会が増えています。 貴社においてもこれらの経験とスキルを活かして幅広い対象者の警備に携わり、安全を追求したいと考えています。 |
未経験から身辺警備を目指す場合の書き方ポイントと例文
【書き方のポイント】
① 冷静に行動しトラブルを回避する姿勢を示す
理由:身辺警備は瞬時の判断が命を左右することもある。落ち着いて状況を把握したり、焦らず冷静に判断したりしてきた経験を伝えると危機対応能力の高さを示せる。
② 人の信頼を得る誠実さや礼儀正しさを強調する
理由:対象者と密接に関わるため、誠実な態度や落ち着いた立ち居振る舞いが重視される。クライアントなどと信頼関係を構築してきたエピソードを伝えると適性が伝わりやすい。
③ 安全意識の高さや慎重さを具体的に伝える
理由:日々の生活やこれまでの仕事などを通じて、安心安全を追求してきた経験や慎重に行動することで成果を挙げたエピソードなどがあると、ポテンシャルを評価されやすい。
| 私の強みは、誠実さです。 これまで輸送ドライバーの仕事において、常に誠実で丁寧な対応を心掛けてきました。依頼主や配達先とのコミュニケーションに注力し、信頼関係の構築に力を入れることで、勤務先の評価アップや業務拡大に少なからず貢献してきたと自負しています。 分野は異なりますが、貴社でもこれらの経験を活かして多様な警備対象者と関係性を築き、安全確保に努めたいと思います。 |
イベント警備 の自己PR例文とポイント
イベント警備の自己PR例文とポイントをご紹介します。
イベント警備の業務内容とアピールできるスキル
イベント警備は、コンサートやライブ会場、スポーツイベントや祭り、花火大会など、多数の人が集まるイベントにおいて観客や来場者の安全を守る仕事です。
雑踏での事故やトラブルを防ぎ、実際に事故などが起こったときに冷静に対応する姿勢が求められます。
経験者・未経験者に共通してアピールできるスキルは以下の3つです。
① 群衆対応力と観察力
多くの人が行き交う現場では、危険の芽を早期に察知することが求められます。
「人の流れが滞っている」「不自然な動きをしている人がいる」などちょっとした変化を素早く発見し、混乱を未然に防ぐ観察力が高く評価されます。
未経験でも「周囲をよく見て行動できる」「注意深い」という強みや持ち味をアピールできます。
② 緊急時の冷静な判断力と対応力
来場者の転倒や観客の体調不良、喧嘩やトラブルなど、予期せぬ事態に迅速かつ的確に対応する力が必要とされる仕事です。慌てず状況を整理し、報告・連携し誘導を行う冷静さ、採用担当者が重視する要素の一つ。「焦らず対応できる性格」「緊張感のある場面に強い」などのアピールが有効です。
③ 現場での連携力と協調性
イベント警備ではチームで役割を分担し、無線連絡などで常に状況を共有しながら行動するため、連携力や協調力は必須のスキルです。周囲と連携しながら行動し成果につなげた経験や、報連相を徹底し現状改善に努めた経験を伝えると好印象です。
イベント警備経験者の自己PR例文
| 私の強みは、高い安全意識と集中力です。 これまで主に花火大会や祭りなど大規模イベントの警備に携わってきましたが、不特定多数の人が集まるイベントでは不審者やテロなどへの警戒も重要です。常に危機意識を持ち、細心の注意を払って巡回・警備を行うことで、大きな事故を防いできました。負傷者が発生した際には状況を直ちに確認し、チームで連携を取りながら医療機関に搬送するなど、緊急時の対応経験も積んでいます。 貴社においてもこれまでの警備経験を活かしながら、より精度の高い警備を実現すべく尽力したいと考えています。 |
未経験からイベント警備を目指す場合の書き方ポイントと例文
【書き方のポイント】
① 周囲をよく観察し、先回りして動く姿勢を伝える
理由:イベント警備では、危険が起こる前に察知し対処しようとする力が大切。仕事を通じて、ニーズをくみ取り先んじて行動したなど、先回りして成果につなげた経験をアピールすれば適性を示せる
② 冷静に対応できる特性をアピールする
理由:人が多く集まる場所では想定外の出来事が起こるもの。トラブルにも焦らず冷静に対応できるという強み・特性はアピール材料になる
③チームでの協力姿勢を示す
理由:多数のスタッフと協力して現場を運営するため、協調性は不可欠。チームで協働し成果を挙げた経験を伝えると、信頼感が伝わりやすい
| 私の強みは、チームワークが得意である点です。 これまで勤めていた介護施設では、情報共有と役割分担を徹底したチーム介護を行っており、チームで協働しながら一つのことを成し遂げることを得意としてきました。異なる意見をまとめ、調整する機会も多く、リーダー的な立ち回りも積極的に行ってきました。 イベント警備の現場では、周囲と連携を取りながら来場者の安心・安全を守ることが重要だと認識しています。前職で培ったチームワークを武器に、早期に戦力になれるよう努力したいと考えています。 |
空港保安警備 の自己PR例文とポイント
空港保安警備の自己PR例文とポイントをご紹介します。
空港保安警備の業務内容とアピールできるスキル
空港保安警備は、空港の施設内で旅客や職員の安全を守る仕事です。例えば、搭乗客の手荷物や身体検査といった航空保安検査業務や、搭乗口などでの出入り管理、空港内の巡回警備などが挙げられます。国の安全基準に基づいて運営されるため、集中力や判断力、ルール遵守への意識が特に求められます。
経験者・未経験者に共通してアピールできる代表的なスキルは以下の3つです。
① 高い集中力と観察力
空港保安では、わずかな異変にも気づける集中力が必要とされます。大勢の旅客に一人ずつ対応する中で、わずかな変化を見逃さない注意力が事故防止に直結するため、採用選考でも特に注目されるポイントです。未経験者でも「集中して物事に取り組む」「細かい点を見落とさない」姿勢をアピールすると評価されやすいでしょう。
② ルール遵守の姿勢と冷静な判断力
保安検査や巡回業務は、厳格なマニュアルと法令に基づいて行われます。そのため、決められた手順を正確に守りながらも、臨機応変に対応し判断できる力が求められます。ルールや手順を大切にしながらも状況を見て柔軟に対応できる「バランス感覚」を強調すると良いでしょう。
③ 社会貢献意識とチームでの協調性
空港保安警備は、利用者の安全を支える公共性の高い仕事です。チームでの持ち場連携や、利用者への丁寧な説明などを通じて、社会の安心安全を守っているという意識が大切です。「人々の安全を守る仕事に就いて社会に貢献したい」という姿勢は、未経験者でも高く評価されるでしょう。
空港保安警備経験者の自己PR例文
| 私の強みは、社会貢献への意識が強い点です。 空港での保安警備に携わる中で、不審者や危険物を発見する機会も少なからずあり、自分が乗員乗客の安全を守っているという意識が日に日に強まっています。精度の高い警備を実現するため、日々体力づくりと規則正しい生活も心掛けており、心身のコンディション維持に努めています。 貴社においてもこれらの強みや姿勢を活かしつつ空港の安全を守り、多くの人に安心して利用いただけるよう尽力したいと考えています。 |
未経験から空港保安警備を目指す場合の書き方ポイントと例文
【書き方のポイント】
① 集中力と注意深さを具体的なエピソードで示す
理由:保安業務では一瞬の油断が事故につながる。これまでの業務を通じて「集中して取り組み、ミスを防いだエピソード」があれば適性が伝わりやすい
② ルールやマニュアルを守る誠実さを強調する
理由:空港では法令・規定に従う正確性が重要。「ルールを守る」「確認を徹底する」「安全を最優先に行動する」など、誠実な勤務姿勢を表現すると良い
③ 公共性や社会貢献への思いを伝える
理由:空港警備は、利用者や航空会社、そして社会全体の安全を支える仕事。「人の安心を守ることにやりがいを感じる」「社会の一部を支えたい」といった高い意識を示すと好印象。
| 私の強みは、タフな現場でも集中力を切らさず業務に取り組める点です。 これまで物流センターの作業員として荷物の仕分けや入出荷作業に携わってきました。力仕事が多いうえ、シフトが不規則で夜間業務も多い現場でしたが、集中力を切らすことなく粘り強く業務に取り組み、数量間違いや商品の積み間違いゼロを達成し続けてきました。これらの強み、そして現場で培った体力は、貴社の航空保安警備業務においても活かせると自信を持っています。 現在、空港保安警備業務検定の勉強を始めており、1日も早く戦力として活躍したいと考えています。 |
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