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履歴書の証明写真の服装ガイド|スーツ・シャツ・インナーの選び方

履歴書の証明写真の服装ガイド

この記事でわかること

  • 転職用の履歴書写真にふさわしい服装の選び方
  • スーツの色、シャツのデザインによる印象の違い
  • 髪型、表情、姿勢による印象の違いが、写真でわかります。

転職の履歴書の証明写真の服装は、特別な理由がなければスーツを着用します。

今回は、モデルさんにご協力いただき、スーツやシャツ、髪型、表情などの印象の違いを見せながら、履歴書用の写真にふさわしい身だしなみを解説します。

監修 粟野友樹

国家資格 キャリアコンサルタント,組織人事コンサルティングSeguros 代表

転職用の証明写真はビジネススーツが基本

履歴書の証明写真では、ビジネススーツを着用して撮影するのが一般的です。

証明写真は応募者の人となりや仕事への姿勢を伝えるための要素の一つであり、清潔感のある服装で撮影することは基本的なビジネスマナーでもあります。

ここでは、撮影時に押さえておきたい基本的なポイントを紹介します。

服装指定がない場合は、迷わずスーツで撮る

応募先企業から証明写真での服装指定がない場合は、スーツを着用して撮影するのが基本です。

履歴書の証明写真は、書類選考時の第一印象を左右します。そこで、履歴書では自身の個性をアピールするよりも、社会人としての信頼感を与えることが重要なため、スーツでの写真が安心です。

スーツ以外や私服でも良いケースはある?

デザイナーや編集、映像などのクリエイティブ職では、スーツ以外の服装でも問題ないケースはあります。

その場合も、カジュアルすぎる服装ではなく、仕事への誠実さが伝わるような「ジャケット+シャツ(ブラウス)」など、ビジネス感を意識した服装がおすすめです。

転職用の証明写真の服装の選び方・身だしなみ

転職時の証明写真を撮影する際の適切な服装や身だしなみを、項目別に紹介します。

スーツ

転職時の証明写真を撮影する際の適切な服装や身だしなみ(スーツ)
転職用の証明写真に向いている服装(スーツ)の例
項目詳細
ネイビー
ダークグレー
チャコールグレー など
※カジュアルな業界なら、柔らかい印象の明るいベージュやオフホワイトも可
無地
細いストライプ
サイズ肩幅に合ったジャストサイズのもの
テーラードカラー
(※女性の場合は、襟のないノーカラーも着用可)

証明写真用のスーツではネイビーやダークグレーなど、落ち着いたベーシックな色がおすすめです。新卒の就職活動で多い、黒のリクルートスーツは、転職活動では、なるべく避けた方が良いでしょう。

シャツ、インナー

転職時の証明写真を撮影する際の適切な服装や身だしなみ(シャツ、インナー)
転職用の証明写真に向いている服装(シャツ・インナー)
項目詳細
無地
襟の形レギュラーカラー
ワイドカラー
※ブラウス、スキッパーシャツ、カジュアルな業界では可
着こなしシャツの形や種類に合わせて、胸元が開きすぎないように整える

男性の着こなしにあるボタンダウンシャツはカジュアルな印象を与えるため、就職・転職活動の証明写真を撮影する際には着用しない方が無難です。

女性のインナーも、シャツを着用するのが一般的ですが、柔らかい雰囲気を出すならブラウスやスキッパーシャツ、カットソーという選択肢もあります。

ネクタイ

転職用の証明写真に向いている服装(ネクタイ)
項目詳細
ネイビー・濃紺系
ブルー・水色系
レッド・エンジ系
イエロー系
グレー系 など
無地
細いストライプ
小さなドット(水玉)
細かなチェック など
素材光沢が控えめでマットな質感のもの

ネイビー系は「誠実・知的・落ち着いた印象」を与えるので、迷ったらネイビーを選ぶといいでしょう。そのほか、ブルー系は「清潔・爽やか・信頼感」、レッド系は「情熱・意欲・積極性」、イエロー系は「明るさ・協調性」、グレー系は「落ち着き」といったイメージを与えます。

一方で、白や黒の無地は冠婚葬祭を連想させるため、ビジネスの証明写真では避けましょう。また、蛍光色やペイズリー柄など、派手で奇抜なものはカジュアルな印象を与えるため避けましょう。

髪型

転職時の証明写真を撮影する際の適切な服装や身だしなみ(髪型)
転職用の証明写真の適切な服装(髪型)
項目詳細
前髪下ろす場合は目にかからないような長さ
目が隠れる場合はサイドに流すかピンで留める
サイド(男性)耳にかからない程度
サイド(女性)フェイスラインが見えるようにまとめるか、耳にかける、後ろに流す
地毛か地毛に近いナチュラルな色味

髪型は、目やフェイスラインが隠れていると暗い印象になるので、顔周りがすっきりと見える髪型を意識します。また、清潔感を与えられるよう、ワックスやヘアスプレーなどで整えるといいでしょう。

メガネやコンタクト

転職用の証明写真の適切な服装(メガネやコンタクト)
項目詳細
フレーム細く落ち着いた色のフレーム
※太すぎるフレームやデザイン性の強いものはNG
メガネレンズ色のついていない透明なレンズ
※カラーレンズのメガネはNG
コンタクトレンズ色のついていない透明なレンズ
※カラーコンタクトは基本NG

履歴書の証明写真は、面接に行く時のスタイルに合わせるのが基本です。

普段からメガネならメガネ、コンタクトならコンタクトで撮影しましょう。カラーコンタクトは、ビジネスマナーが問われる履歴書の証明写真には不向きです。ナチュラルな発色のものや裸眼風のものであっても、目の印象が面接時と異なると採用担当者に不自然さを感じさせる可能性があるため、迷う場合は透明コンタクトか裸眼を選ぶようにしましょう。

メイク

証明写真を撮影する際は、健康的で清潔感のある「ナチュラルメイク」を心がけましょう。

パーツ具体例
ベース健康的で素肌感のある色味のもの
アイメイクアイラインは薄め、アイシャドウは肌に近い色味のものを使う
リップベージュ・淡いピンクなど自然な色。グロスなど艶感が強いものは避ける
チーク淡いピンク・コーラル系など自然で血色良く映るもの

撮影時は照明の影響で顔色が飛びやすいため、普段より気持ち濃い目に血色を意識すると、明るく健康的な印象に仕上がりやすくなります。なお、ノーメイクは、ビジネスシーンにおいては「身だしなみを整えていない」と受け取られる可能性もあるため、なるべく避けた方が良いでしょう。

アクセサリー

目立たない小さなピアスや、細いネックレス程度なら、つけていても良いことは多いですが、判断に迷う場合はすべて外すのが無難です。

証明写真をキレイに撮る方法

証明写真をよりキレイに仕上げたい場合は、表情や姿勢に気をつけたり、プロの手を借りるという方法もあります。

表情は自然な笑顔を意識する

証明写真をキレイに撮る際の表情
転職用の証明写真撮影時の表情
項目詳細
口元口を閉じ、口角をわずかに上げる
目元カメラレンズをまっすぐ見つめる

証明写真で採用担当者に好印象を与えるためにも、自然な微笑みを意識しましょう。

無表情だと暗く見えてしまい、歯が見える笑顔はカジュアルすぎるため、口角を少し上げた自然な笑顔を作ります。

緊張して表情が固くなっている場合は、撮影前に大きく口を開けて笑顔を作ってから軽く閉じると、口角を自然に上げられます。

姿勢は背筋を伸ばして左右対称を意識する

証明写真をキレイに撮る際の姿勢
転職用の証明写真撮影時の姿勢
項目詳細
背筋椅子の奥まで深く腰掛け、背筋をピンと伸ばす
どちらかの肩が下がったり、体が傾いたりしないよう、左右の肩の高さを揃える
猫背にならないよう、少しだけ胸を張る
カメラを正面に見据え、顎を軽く引く

姿勢良く背筋がキレイに伸びている人は、自信や意欲が感じられる印象を与えます。

事前に鏡で横から見て、耳・肩・腰が一直線になっているか確認してから撮影に臨むといいでしょう。

写真館などプロに撮ってもらう

証明写真を撮影する際には、写真館や写真スタジオなどで、プロのカメラマンに撮影してもらうのもおすすめです。

専用のスタジオならば、本格的なライティングや背景で撮影でき、高品質な仕上がりになります。撮影時にはプロのカメラマンの視点で、自分では気づきにくい、姿勢のゆがみやネクタイのズレ、表情の作り方などのアドバイスを受けられます。

また、撮影した写真に対してレタッチ(修正)を施すことで、肌荒れや目の下のクマ、シワなどを自然な範囲で整えることも可能です。

自分でキレイに撮る自信がない人は、写真館や写真スタジオなどを活用するのも良いでしょう。

証明写真の服装についてよくある質問(FAQ)

履歴書の証明写真に関するよくある質問をまとめました。

履歴書の写真と面接時の髪型と服装が違うけど、大丈夫?

履歴書と面接時の多少の違いは問題ありません。

例えば、服装に関しては、スーツの色が違っていたり、写真はスーツ、面接は応募先の指定に合わせてビジネスカジュアルでの参加でも問題ありません。

ただし、履歴書写真がビジネスカジュアルで、面接時はスーツという場合は、写真の印象がややカジュアルに見える可能性があります。服装に迷う場合は、履歴書写真ではスーツを着用しておくと安心です。

髪型も、写真と同一人物である印象が変わらなければ、撮り直す必要はありません。同じ人か判断が難しいくらいイメージが違う場合は、時間があれば撮り直した方が無難です。

リクルートスーツで撮影してもいい?

転職活動においては、新卒の就職活動で着るような無地の黒いリクルートスーツは避けたほうが無難です。

リクルートスーツが絶対にNGというわけではありませんが、「学生・新卒」のような若々しい印象が強くなります。転職活動では即戦力としての信頼感が求められるため、年齢が上がるほど、幼い印象を与える可能性があります。

いま夏ですが、ジャケットなしの証明写真でも大丈夫?

夏に撮影する場合でも、履歴書の写真では、ジャケットを着用しましょう。

履歴書の写真は応募書類として一定期間使用することもあるため、季節感よりも転職活動やビジネスシーンにふさわしい服装を優先するのが安心です。

撮影時、メガネの反射を防ぐにはどうすればいい?

メガネに垂直に光が当たると反射しやすくなるので、フラッシュや照明の反射を防ぐためには、少しだけ顎を引き、顔の角度を微調整するのが効果的です。

証明写真機を利用する場合は、椅子の高さを調整して顔の真正面から強い光が当たらないように工夫しましょう。また、撮影前にレンズの汚れや指紋をキレイに拭き取っておくことも大切です。

証明写真の背景色はどの色がいいですか?

背景は無地が原則で、白・青(水色)・グレーの3色から選ぶのが基本です。自身の目指す雰囲気や、着用するスーツの色に合わせて選びましょう。

印象や特徴
白色印象: 顔周りを明るくし、清潔感やポジティブでやわらかい雰囲気

肌色との相性: 光を反射する効果があり、どんな肌色にも合う。顔色をワントーン明るく見せたい人向け

スーツとの相性: ネイビー、ダークグレーなど、濃い色のスーツ
青色(水色)印象: 爽やかで誠実な印象。表情がはっきりと写る

肌色との相性: 肌の透明感を上げ、赤みの強い肌をすっきりと見せる効果がある。青みが強い肌(ブルベ)や色白の人は、血色が悪く見えることがあるため注意

スーツとの相性: グレーやライトベージュなど
グレー印象: 落ち着いた知的な雰囲気

肌色との相性: 色白な人は引き締まったシャープな印象になる。黄みが強い肌(イエベ)や、くすみがちな人だと暗く見えることがあるので注意

スーツとの相性: ネイビーやライトベージュなど
粟野友樹
監修 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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