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デザインスキルの活かし方は?6つのキャリアパスと3つの働き方

ミーティングの様子

デザインの良し悪しによって、ユーザーの評価や使い勝手は大きく異なります。商品・サービスの成功にデザイン力は欠かせませんが、キャリア形成においてデザインスキルはどのように活かせばいいのでしょうか。

そこで今回は、組織人事コンサルティングSeguros、代表コンサルタントの粟野友樹氏に取材し、デザインスキルの活かし方やキャリアパスなどを解説していただきました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

デザインスキルとは?

デザインスキルとは、デザインを通じて企業や商品・サービスなどの目的を達成したり課題を解決したりする力を指します

例えば、購買意欲が高まるような洗練されたWebサイトや、グラフや数値などを効果的に活用し説得力のある営業資料、幅広い年代が迷わずに使えるように工夫された製品など、ターゲットや目的に合わせて正しくデザインをするためには、色や形などの見栄えを整える力だけでなく、相手のニーズを引き出すヒアリング力や顧客に対して的確に意図を伝える提案力など、複数のスキルが求められるでしょう。

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デザインスキルを活かせる6つのキャリアパス

デザインスキルを活かしやすい、代表的なキャリアパスを6つご紹介します。

業界や企業規模によって、職種名が同じでも業務内容や役割が異なることもあります。

ディレクター

顧客や社内関係者とデザイナーの間に立ち、プロジェクトの進行管理やマネジメントなどを行うのがディレクターの役割です。

ディレクターがデザインスキルを持っていると、工数の見積もりやデザイナーとのコミュニケーションが円滑になります。

また、デザイナーに代わって顧客や社内関係者などにプレゼンテーションを行う際も、デザインスキルがあれば説得力が増すでしょう。

規模の小さいプロジェクトの場合は、デザインスキルを持つディレクターが、進行管理とデザインを兼務することもあります。

UI/UXデザイナー

Webサイトやアプリケーション、ソフトウェアなどのUI/UXデザイナーもデザインスキルを活かせるキャリアのひとつです。

デバイスや機器に設置するボタンやメニューなどをどのような色や形で配置するのか、画面の大きさや仕様の制約、ユーザー体験を考えながら設計していくのがUI/UXデザイナーの役割です。

WebサイトやスマホアプリのUI/UX設計は、デザインによって売り上げやユーザー数などが変わるためとても重要な役割と言えるでしょう。

Webデザイナー

デザイン力を活かしてWebデザイナーとしてのキャリアを積むというキャリアパスもあります。

企業サイトやキャンペーンページなどのWebコンテンツを訪問したユーザーに、必要な情報を届けて体験価値を高めるのがWebデザイナーの役割です。

多様な人が訪れる公的機関や医療機関のWebサイトなどでは、ウェブアクセシビリティへの意識が求められますが、アーティストや高級ブランドなどのオフィシャルサイトでは、コンセプトイメージにマッチしたデザインが求められます。

顧客のニーズによってデザインの幅を広げられると、Webデザイナーとしてスキルアップにつながるでしょう。

グラフィックデザイナー

商品やプロモーションなどに使用される画像や映像などのグラフィックをデザインするのがグラフィックデザイナーの役割です。

CMやプロモーションムービー、広告や出版、商品パッケージなど、グラフィックデザイナーが手掛ける作品は多岐にわたります。

企画や宣伝担当などとチームを組み、カメラマンやイラストレーター、コピーライターなどのクリエイターと協働して作品を作り上げるケースも多く、場合によってはグラフィックデザイナーがWebデザイナーも兼務し、Webサイトをデザインすることもあります。

アートディレクター

アートディレクターとは、プロジェクトにおけるデザインの責任者を指します。

顧客や関係者の要望を受けてアートディレクターがデザインの方向性を決めたら、デザイナーに制作を依頼して要望にずれがないかを確認したりデザインの品質を担保したりします。

Webデザイナーやグラフィックデザイナーとしてスキルを磨き、アートディレクターにステップアップするケースが一般的です。

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デザインスキルを活かした3つの働き方

デザインスキルを活かして働く場合は、大きく分けると制作会社や広告代理店のデザイナーとしてクライアントワークを行うか、自社の商品・サービスのデザインを行うかのどちらかの働き方になります。

フリーランスまたは起業して、企業に所属せず自分の力で仕事を切り拓くという方法もあります。

制作会社・広告代理店で働く

制作会社や広告代理店に所属し、顧客の依頼を受けてデザインするという働き方です。

所属企業によっては、様々な業界・商品・サービスに携われるため、対応できるデザインの幅が広がりデザインスキルを磨くことができます。

一方で、顧客ニーズを汲み取り限られたスケジュールで納品することが求められるため、スケジュール管理能力や効率性なども考えて仕事を進める必要があります。

事業会社で働く

事業会社に所属し、自社の商品・サービスのデザインを担当する働き方です。

制作会社や広告代理店と異なり、企画からデザイン、リリースまでを自社が行うため、ユーザーの反応や売り上げなど、自分のデザインの評価を知ることができます。

一方で、多様な業界・商品・サービスに携われるとは限らないため、最新技術やトレンドをキャッチアップして、専門知識・スキルを深める必要があるでしょう。

フリーランス・起業する

デザインスキルを活かしてフリーランスとして働く、自身で制作会社や事業会社を立ち上げるという方法もあります。

Webサイトの構築やグラフィックデザインのスキルがあれば、自身の事業やサービスのホームページや名刺、パンフレットを作成することもできるので、顧客獲得やサービスの認知拡大などに活かすこともできるでしょう。

デザインスキルは掛け合わせで市場価値を高めよう

人材の市場価値は、希少性が加わることで高まる可能性があります。

「Webデザイナー」や「UI/UXデザイナー」だけでは、同じようなスキルを持つ人が数多く存在しますが、「○○業界のECに特化したWebデザイナー」「○○領域のスマホゲームのUI/UXデザイナー」など、専門性が掛け合わされると人材としての希少性が高まります。

デザインスキルを活かしたキャリア形成を考えているのであれば、キャリアの棚卸しを行って自分の得意分野を整理し、伸ばしていきたい強みやスキルを明らかにしておきましょう

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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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