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【株式会社メイテック】 生涯プロエンジニア(R)という働き方を確立。 時代の流れに応じたエンジニアのキャリアデザインを実現する

「派遣」という言葉を聞くと、「不安定」「キャリアを築けない」というイメージを思い浮かべる人も多いだろう。しかし、「派遣」と名の付く業種の中でも、抜群の安定性を備えている企業もある。

「技術者派遣」を行う株式会社メイテックの場合、自社で「正社員」として雇用したエンジニアをメーカーに派遣する業態。現在約7,100名、グループでは9,600名のエンジニアを擁し、国内の大手製造メーカーの設計・開発部門で活躍している。

「生涯プロエンジニア(R)」という働き方を掲げるとおり、同社エンジニアの多くは、生涯、エンジニアとして現役を貫く人が多い。創業から40年以上を経て、正社員エンジニアとして60歳定年に到達した社員は270名以上。雇用延長により、その後も現役エンジニアを続ける社員がほとんどで、昇給・昇格も年齢に関わりなくある。

そして、同社の本質は「Engineering Firm at The Core」という呼称で表されている。プロフェッショナルエンジニア集団として、ものづくりの核心を担うということだ。

メイテックが担っている役割、そして社員たちへの思いについて、代表取締役社長・國分秀世氏にお話を伺った。

▲代表取締役社長・國分秀世氏

メーカーの戦略のコア部分、新たなチャレンジを支える

「技術者派遣」というワードからは、メーカーのエンジニアの補助、もしくは代行としての役割を想像するかもしれない。
ところが実際には、「ユニットを統括してほしい」「プロジェクトマネジメントを担ってほしい」「自社の代表としてサプライヤーとの仕様打ち合わせも任せたい」「自社の若手社員を教育してほしい」といった難易度の高い要望も、メイテックには多数寄せられるという。中には、メーカー側の部長職と同等の責務を担っているケースもある。

「『補完』ではなく戦略的なパートナーとして、当社のエンジニアに要請をいただいています。お客様(メーカー)が開発を行うにあたっては、すでに自社の技術や人材だけでは対応できなくなっているのが実情です。例えば、最近増えているオーダーの一例として、電子部品メーカーが今後は部品だけではなく、部品を使ったユニットやアッセンブリーの開発を手がけ、従来の家電分野にとどまらず自動車分野に進出したい、といったものがあります。こうしたケースでは、そのメーカー内には知見がないため、当社から自動車の設計経験とプロジェクトマネジメント経験を持つ社員で業務を対応します。このように、分野や領域をまたいで、メイテックのエンジニアの知見・キャリアを活用したいというお客様からのご要望が増えてきました。今後も、メーカーが外部の技術・人材を活用するという大きな流れはさらに加速していくでしょう

技術の世界では、国内外問わず「オープンイノベーション」への取り組みが活発化している。例えばトヨタ自動車も近年、社外の技術やアイデアを活用して新サービス開発を行うプログラムを発表した。「オープン」がキーワードとなる中、メイテックには新製品開発のコア部分を担う社員も多い。

「生産性を高めていく上でも、『開発手法を熟知したエンジニアを派遣してほしい』というご依頼もあります。そうしたオーダーをいただけるのは、メイテック社員の開発現場でのアウトプットが評価されているからこそ。今後、AIが進化・普及していけば、設計開発の現場においても、作業的な領域はAIツールに置き換わっていくでしょう。しかし、私たちに期待されるのは、技術の知見を活用してクリエイティブなアウトプットを生み出すことなんです

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「雇用を守る」にこだわり、個々のキャリアデザインを実現

技術者派遣を行う企業は多数あるが、メイテックが特に大切にするのは「雇用を守る」ことだという。

「バブル崩壊後の90年代前半、2000人以上を解雇せざるを得ない状況に陥りました。当時の私の仲間もリストラ対象となり、上司に直談判もしましたが守り切れなかった。あんなことはもう二度と起こしてはいけない。あのときに実感したのです。当社の事業にとって最大の財産は人材。その人材を手放したら、短期的には業績回復してもダメージは大きい。絶対に死守しなければいけないのだと。
実際、その後に起きたリーマン・ショック時には雇用を維持しました」

近年は大手メーカーでも大規模なリストラが相次いだ。メーカーでは自身の専門領域の部門が「縮小」「撤退」となった瞬間に居場所を失う可能性がある一方、メイテックには常に専門領域を活かせる案件があり、「転職」を伴わずに新たな領域に踏み込むこともできる。その点ではむしろ「安定している」といえそうだ。

「生涯雇用という安心を提供することで、エンジニアが日々自身の技術を磨くこと、キャリアを積むことに集中してほしい」――そんな思いから、メイテックでは「生涯プロエンジニア(R)」を掲げる。長期的な視点で、エンジニア一人ひとりのキャリアデザインを実現するという考え方だ。
具体的な取り組みの一つとして「戦略ローテーション」という仕組みがある。エンジニアが実現したいキャリアを長期的な視点でとらえ、戦略的に配属先をローテーションするものだ。この仕組みを利用し、キャリアアップを叶えたエンジニアは多数いるそう。
また、「ベストマッチングシステム(R)」では、エンジニアのスキル・経験が詳細に入力されたキャリアデータと、全国の受注案件・顧客が求めるエンジニアの要件を照らし合わせてマッチングを図っている。エンジニア自身、全国の受注案件を見ることができ、今後自分がチャレンジしたい業務に就くために、どのような知識・スキル・経験を身に付けていけばいいかをつかむこともできる。

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時代の変化に応じ、旬の領域にチャレンジしていける

「生涯プロエンジニア(R)」であるためには、変化への対応力も重要だ。

「今のミッションを遂行することだけに注力するのではなく、世の中のトレンドはこの先どうなっていくかにアンテナを張り、それに対して自分はどんな準備をしていくべきなのかを考える。自分がこれからチャレンジしていきたいことを見据える。その上で行動を起こしていくことが大切です。そうしなければ、技術の進化の速い昨今、時代に取り残されてしまいますから。会社からは、次のステップに移るための情報も成長機会も提供します

具体的には、会社主導で行われる研修カリキュラムと拠点などの現場主導で行われる勉強会がある。会社主導で行われる講座は、技術力研修・人間力研修など、683講座(2018年3月時点)に達する。

世の中のエンジニアの皆さんには、雇用が保障されたメイテックというプラットフォームで、新しい製品や新しい技術にチャレンジしてほしい。エンジニアが仕事を通じた達成感やうれしさをもっともっと感じることができ、エンジニアとしての将来に夢を持てる環境をつくっていきたいと思います」

記事掲載日:2018年8月22日 WRITING 青木典子

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