転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2024/04/17 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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ブランクが3年あるのですが、転職は可能でしょうか?【転職相談室】

携帯電話で話す男性経歴の空白期間は「ブランク」と呼ばれ、採用企業によっては選考の判断軸の一つとなります。

今回は、「ブランクが3年あるのですが、転職は可能でしょうか?」というご相談に、組織人事コンサルティングSegurosの粟野氏がお答えします。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

ブランクが3年あるのですが、転職は可能でしょうか?(Mさん/総務/40歳/男性)

相談者
相談者
<相談内容>
新卒で入社した中堅メーカーの総務を経て、30歳で金融機関の総務に転職しました。
管理職に昇進し、定年まで働き続けるつもりでいましたが、3年前に親が要介護状態となり、実家のある熊本県に戻りました。
3年間は介護中心の生活をしていましたが、他界に伴い首都圏で転職活動を始めました。
地元には総務経験を活かして転職できる企業が少なかったからです。
ただ、大手企業を中心に総務の求人に応募しているのですが、面接に至りません…。
ブランクが3年もあると、転職は厳しいのでしょうか?

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ブランク3年でも、キャリアや応募条件によって転職は可能

アドバイザー
アドバイザー
大手企業を中心に応募されているとのことですが、応募する際の希望条件を教えてください。
これまで経験した2社が従業員1,000名以上の安定した企業だったので、中小企業は応募しておりません。
職種も総務で、年収も前職と同じくらいを希望していました。
相談者
相談者
アドバイザー
アドバイザー
前提として、総務の管理職は求人自体が多くはありません。
中小企業の場合は総務や経理、人事などのバックオフィス部門を兼務していることも多く、総務かつ管理職の募集は少ないのです。
また、大手企業の場合も、総務の管理職ポジションに欠員が出た場合に、社内の昇進や異動でカバーするため、残念ながら社外から採用するケースは多くはないのです。
ただ、求人が少ないとはいえ、総務としての十分なキャリアと管理職経験をお持ちですし、ブランクが3年あっても条件次第で転職は可能です。
ただ、求人が少ない上に人気の高い大手企業だけでは、他の求職者の応募が集中して、書類選考の通過率は上がりません。
従業員規模だけで応募先企業を絞らずに、選択肢を広げてみませんか?
ブランクのせいだと考えて落ち込んでいましたが、そもそも総務の求人自体が少ないんですね。
中小企業だと年収も下がりますか?
相談者
相談者
アドバイザー
アドバイザー
一般的に、大手企業から中小企業に転職した場合、年収は下がる傾向にあります。
ただ、金融やコンサルティングファーム、製薬など、平均年収が比較的高い業界もあるので、年収を大きく下げたくない場合は、平均年収の高い業界を中心に応募すれば、大幅な年収ダウンは避けられるかもしれません。
特に金融業界の場合は、経験もお持ちなので転職活動でも有利に働くのではないでしょうか。
また、求人情報に「モデル年収」や「年収レンジ」は表記されていますが、具体的に提示される年収額は内定前後にしか分かりません。
まずは書類選考を通過して面接まで進み、年収や企業規模で比較検討するだけの内定を得ることが重要です。
確かに、このまま書類選考を通過しないのでは埒が明かないので、幅を広げて応募してみることにします。
相談者
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「ベンチャー企業で新たなキャリアを積む」という選択肢も「ベンチャー企業で新たなキャリアを積む」という選択肢も

アドバイザー
アドバイザー
総務専門のキャリアをお持ちなので、例えばですが、中小企業の中でも急成長しているベンチャー企業の総務ポジションに、転職のチャンスがあると思います。
これまで培ってきた総務経験を存分に活かすことができますし、「大手企業での総務×マネジメント経験」を持つ人材は、なかなかベンチャー企業では採用できないため、待遇交渉の余地があるかもしれません。
さらに、ベンチャー企業ならではの経験・スキルを積むことができるので、年収は下がるかもしれませんが、キャリア構築という面ではプラスに働く可能性もあります。
いずれにしても、まずは応募の幅を広げることから始めましょう。
確かに、体制が整っている大手企業と違って、ベンチャーならではの経験ができるかもしれませんね。
相談者
相談者

内定社数を増やすために、応募書類や応募企業数の見直しを

アドバイザー
アドバイザー
書類選考を通過していないとのことなので、職務経歴書の見直しも必要かもしれません。
まず、3年のブランク期間に対して、「その間、何をしていたのだろう?」と採用担当者が疑問を抱くため、履歴書や職務経歴書の経歴欄または備考欄などに「親の介護のため」と明記しておいた方が良いでしょう。
さらに、応募できる求人がそれほど多くはないので、企業研究をしっかりと行い、志望動機で入社意欲や貢献できることを伝えましょう。
もちろん職務経歴書にも、これまでの仕事の具体的な実績や、管理職としての業務内容も盛り込み、書類選考の通過率を高めることをお勧めします。
また、選考に進む社数を増やすために、応募企業数を見直すことも重要です。
記事作成日:2020年6月19日 ILLUST:安西哲平 EDIT:リクナビNEXT編集部

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