転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2024/04/24 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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転職に失敗したと思ったときの対処法

転職に失敗し落ち込むビジネスウーマンやっと転職が終わったのに、入社前の想像していた業務内容、社風が違うと感じ、「失敗したな」と思ってしまうこともあるかも知れません。そんなとき、どうすればよいのでしょうか。リクルートキャリアのキャリアアドバイザーのインタビューを基にご紹介します。

すぐに辞めるのは時期尚早、まずは転職の目的を振り返ること

失敗した…と思ってもすぐにもう一度転職活動を始めるのは、時期尚早です。再び活動するということになれば、また同じだけ時間と労力を費やさなくてはなりません。そこで、まず考えたいことをまとめました。早速確認していきましょう。

目的を振り返り、今の会社で実現できるか

転職をしてから「失敗したな」と思うときもあるかもしれません。そんな場合は、そもそもなぜ転職を考えたのか振り返り、転職の目的を整理します。転職前の職場でどういったことに不満を持ち、転職活動を始めたのかを考えてみましょう。転職直後は、働き方や新しい環境に慣れず、うまくいかないと感じることもあります。まずは冷静になって、転職の目的がかなえられているのかを考え、本当に再度転職したほうがよいのか検討しましょう。

目的が今の会社で実現できそうな場合…もう少し様子をみる

今は難しくても将来的に社内で転職の目的を実現できそうならば、もう少し様子を見たほうがよいでしょう。

例えば、配属された部署の上司と相性がよくても、先輩や同僚と合わない場合などもあります。定期的に異動があるなら、状況が変わるかもしれません。また、いま担当しているプロジェクトの納期が短いため、たまたま忙しくなっているだけで、他チームの同僚はランチタイムをしっかり取ってプライベートも充実している場合もあります。目の前のことでストレスを抱えて、転職を考えるなら、別の先輩や同僚と状況共有してみると、違う視点を持てることがあります。

目的が今の会社で実現できない場合…転職を考えてみる

転職の目的がはたせていない場合は、再度転職活動を考えてみてもよいでしょう。
例えば、以下のような場合、転職を視野に入れてもやむを得ないと言えます。

    • 内定時に提示された内容と勤務条件が異なる
    • 配属された部署の業務内容が、当初の予定と異なる
    • 同じ仕事の担当者が退職予定だとわかり、引き継ぎ後は担当者が自分一人、当面人数は増やせないと人事から言われた
    • チームで仕事をして、マネジメントスキルを身につけたかったのに、業務を共有する文化風土がない

など

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もう一度転職活動をする場合に押さえておきたい2つのポイント

転職歴が多いと「また何か理由ができて、辞めてしまうのでは?」と定着性を心配されます。転職活動をもう一度する場合は、この不安を払しょくできるだけの納得感と、やむを得ない事情での転職であるという裏づけが必要です。どの会社も、長く一緒に働きたいと思って採用活動をしています。また同じ失敗を繰り返さないよう、以下を参考に入念な準備をしましょう。

改めて転職の目的を明確にして優先順位をつける

失敗する要因のひとつとして、転職の目的が曖昧だった可能性があります。また、転職してみて気づいたり、優先順位が変化したりということもあります。転職前の優先順位と転職後に見直した優先順位の比較事例をご紹介します。

事例1
転職前に重視していたポイント:給与・残業がないなど、労働条件

転職後に重要と気づいたポイント:一緒に働く上司や同僚との関わり方、仕事の進め方

転職時に軸にしていたことは、給与や残業時間など労働条件をよくしたいということでした。転職後、実際に給与の額面が上がり、残業時間も少なくなったものの、職場のコミュニケーションが少なく、ちょっとした指示も隣の席からメールで飛んでくることに違和感を持ちます。同僚と気軽に話せるようなスペースもなく、交流の機会も少ない状況を見て、「一緒に働く人は大事」だと気づきました。

逆に言えば、目先の給与に対する不満や業務時間に気をとられてしまい、転職前に働く環境が自分に合っていたと気がつくことができなかったということになります。このように、現職の不満にだけ目を向け、活動を始めるのはオススメしません。今の職場で当たり前であることが、ほかの企業でもそうであるとは限らないのです。実際に転職の目的を考え、優先順位を決める際は、今の職場では不満に思っていないことにも目を向け、転職先でも同じように不満に思わず過ごせるのか調べましょう。

事例2
転職前に重視していたポイント:業務内容が自分に合うか

転職後に重要と気づいたポイント:働き方や福利厚生が今の生活と合うか

今の働き方が今後もできるという前提だけで転職を考えてしまった事例です。結婚、出産という自分のライフステージの変化を考慮しないまま転職してしまい、転職先の産休育休制度が運用されておらず働きにくいということでした。今は男性も女性も、子育てや介護で同じ働き方を続けていくことができない場合があります。ライフステージの変化があることを視野に入れることは大事です。転職の目的を考え、優先順位を決める際は、業務内容や職場環境だけでなく、自分のプライベートまで考慮し、中長期的に考えましょう。

今回の転職が「なぜ失敗したか」振り返る

転職活動のプロセスに失敗の要因があることも考えられます。特に、大手企業しか見ていなかったり、給与や条件面ばかり気にしたりしてしまい、業務内容は「入ってから頑張れば大丈夫だろう」と受け入れてしまうとミスマッチが起こります。

例えば、大手企業で年収がいいからという理由で、残業時間多くても頑張れると思ったものの、プライベートの時間が全くなく、そこの比重が自分には大きかったと後で気づくことがあります。新卒と同じように大手企業だからという理由で転職してしまい、やりたいことや環境が自分には合わなかったのです。人によっては2~3回転職して、やっと自分の転職の軸がおかしかったと気づく人もいます。

実は「大手がいい」、「一般事務がいい」など、周囲がいいと言う条件に流されて、自分の志向やキャリアビジョンと異なっても、影響を受けてしまうために「転職の失敗」となっていることが多いのです。

ほかにも、「絶対に事務だけ」とか「絶対に『~の商材』だけ」など、「絶対にこれだけ」と絞ってしまうと、転職してから「あれも見ればよかった」と後悔する人もいます。

会社にしても、職種にしても、自ら視野を狭くすることで「転職の失敗」につながっていることに気づくと、転職が納得感のあるものになります。今感じているミスマッチも、本当にミスマッチなのか、転職時と今の優先順位の差を掘り下げてみてください。

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記事作成日:2019年3月29日
WRITER:LOCO共感編集部 EDIT:リクナビNEXT編集部

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