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転職してフリーランスになる際に知っておきたいこと

仕事道具のアイキャッチ画像働き方が多様化し、働き方の一つとして「フリーランス」を選ぶ方が増えています。

フリーランスとして働くことを考えている方向けに、最低限の手続きやメリットなど経験者のエピソードを交えてご紹介します。

フリーランスになるには?

フリーランスになるための資格や条件はありません。会社を辞めてフリーランスになる場合の、最低限の手続きをご紹介します。

国民健康保険と国民年金に加入

これまで会社が手続していた健康保険組合と厚生年金から外れることになるため、自身で国民健康保険の手続きが必要です。

なお、会社で加入していた健康保険を2年間継続することができる「任意継続」制度や、家族の健康保険の扶養家族になるという方法もあります。

確定拠出年金に加入していた場合は、個人型に切り替えが必要です。

税務署に開業届を出す

フリーランスになると必要になるのが確定申告。

フリーランスとして独立したら、1カ月以内に税務署に個人事業の開業届を提出しましょう。

もし確定申告を青色申告にしたい場合は、開業から2カ月以内、または確定申告する年の3月15日までに「所得税の青色申告承認申請書」も提出します。

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フリーランスのメリット・デメリット

会社員と比較して、フリーランスの働き方にはいくつかの特徴があります。

メリットとデメリットがあるので、フリーランスを選択する前に、どちらを重視するか考えましょう。

仕事を「請ける・請けない」を自分で決められる

フリーランスの最大の魅力は「仕事を選ぶことができる」点。不本意な依頼内容や、忙しくて時間がない場合は断ることができます。

ワークライフバランスを自分でデザインできるところがフリーランスのメリットですが、断れるだけの継続的な仕事の依頼と収入の確保には、多大な努力が必要です。

働く場所を限定されない

企業に常駐する契約をしている場合を除き、基本的に働く場所に縛られないのがフリーランスのメリットです。満員電車の通勤から解放されるのは、大きな魅力と言えるでしょう。

ただし、一定の作業環境が必要なケースや、取引先との連絡が必要なケースもあるため、「自由にどこでも働ける」仕事ばかりではありません。

様々な企業の仕事を経験できる

フリーランスは様々な企業の業務に従事することが可能です。

ただし、専門的な知識・スキルを求められるケースが多いため、特定の業務で多様な企業の依頼を請けることは可能ですが、ジョブローテーションや異動希望を出せる会社の従業員と比べると、「未経験の仕事」を経験する機会はほとんどありません。

雇用保険がない

フリーランスは雇用保険に加入することができません。

フリーランスとして開業した後に取引先の仕事を失っても、失業保険が支給されることはありません。

また、雇用保険に含まれる教育訓練給付や育児休業給付、介護休業給付なども支給されないため、独立前に、いざというときのための資金を確保しておいた方が安心です。

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タイプ別!フリーランスの働き方

月収や年収が定められている会社員と異なり、フリーランスの場合、報酬が発生するタイミングは多様です。

大きく分けると3種類あり、成果物に対して報酬が発生するタイプと、プロジェクト期間に対して報酬が発生するタイプ、個人の業務に対して報酬が発生するタイプに分けられます。

なお、エンジニアや士業などは、案件によってタイプが異なることもあります。

アウトプット系

デザイナー、イラストレーター、ライターなど、成果物に対して報酬が発生するタイプです。

「キャラクターイラスト●点:5万円」「公式サイト●ページ:30万円」など、あらかじめ内容と料金が決められた成果物を納品して報酬を得るケースと、「販売していた●万円のポシェットが2点売れた」「アフィリエイト報酬が10万円確定した」など、あらかじめ準備していた成果物が売れて報酬が発生するケースがあります。

プロジェクト系

コンサルタント、エンジニア、広報・PR、マーケターなど、企業と結んだ契約期間内に委託された業務を行い、報酬が発生するタイプ。

「契約期間3カ月、月額●万円」などです。契約内容によっては、従業員と同じようにクライアント先で働くケースもあるようです。

専門職系

タレントやアーティスト、美容師や職人など、専門知識や技術を持ち、業務内容や期間、報酬は依頼主と個別に決めるタイプ。

「●月●日XXイベント司会進行●万円」などです。美容師やマッサージ師、調理師などは、プロジェクト型同様に、クライアント先で働くケースもあるようです。

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会社を辞めてフリーランスに転職した経験者のエピソード

実際に、会社を辞めてフリーランスになった2名の経験談をご紹介します。

具体的なエピソードを参考に、転職の選択肢を考えてみましょう。

28歳で独立するも仕事がなく、会社員に復帰したAさん

Aさん(32歳 採用コンサルタント)
新卒で入社した人材紹介会社でキャリアアドバイザーをしていました。働いているうちに、企業の採用の課題などを痛感し、フリーランスで採用のコンサルティングができるのではと思い、6年目に退職し独立しました。企業の採用現場にニーズがあると思っていたのですが、独立してみると意外に仕事がないことに気がつきました。会社に行けば給料が支払われている状態に甘んじていたのかもしれません。数カ月間、仕事を探しましたがなかなか成約に結びつかず、慌てて面識のある企業のホームページから「雇ってください」と応募しました。その会社は当時正社員の募集をしていなかったので、業務委託としての雇用です。のちに正社員になりましたが、業務委託として働いたことで、フリーランスに必要な手続きや考え方を学ぶことができました。

通算で3年間働かせていただきましたが、当初の目的だった採用コンサルティングにやはり関わりたく、今度は必死で取引先を獲得し、現在は3社とコンサルティング契約を結びフリーランスとして働いています。

企業によって採用課題に特色があるので学ぶことも多く、刺激的な日々を過ごしています。

ようやく満足できる状態になりましたが、自分のようにいきなり無収入にならないよう、会社を辞める前に「見込み案件」は絶対に獲得しておいた方が安心だと思います。

30歳で声を掛けられ独立…社員時代よりも生活が苦しくなったBさん

Bさん(35歳 Webデザイナー)
新卒で入社した会社のバックオフィス業務に携わっていましたが、手に職をつけたくて、独学でWebデザインを勉強していました。制作物を見た先輩が「うちで働かない?」と声を掛けて下さり、その会社はフリーランスの方も多かったので、勢いで独立。Webデザインの実務経験がなかったのと、フルタイムの常駐ではなかったので、勤めていた会社の給料よりも少し低い額で報酬を設定することになりました。ところが…会社員時代は会社が折半してくれていた健康保険も全額負担になり、しかも国民年金や健康保険を年払いで申請してしまい、さらに住民税など、いきなり大金が引き落とされる事態に。振り込まれたお金は全額使えると思っていた自分に反省しました。また、Web系は進化が激しくトレンドもどんどん変わるため、常に勉強しなければなりません。前職では定期的に研修に行かせてもらえていたし、分からなくてもチームメンバーがいたので安心でしたが、フリーランスの場合は使えなかったら契約終了です。継続的なインプットとアウトプットが必要だと実感しています。

現在は、先輩の会社の小さい案件を請けつつ、友人が代表を務めているNPO法人のお手伝いをしています。

“お金”よりも“やりがい”重視でマイペースに働いています。今のところ人づてで仕事になっていますが、フリーランスは会社員と比較すると安定はしていません。

人脈も大切にしつつ、実現したいことをじっくり考えてから行動することをお勧めします。

記事作成日:2019年3月26日 EDIT:リクナビNEXT編集部
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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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