履歴書の封筒に貼る切手代はいくら？切手の貼り方、郵送方法など

履歴書を郵送する際、封筒に貼る切手について、一般的な切手代、封筒に貼る切手の位置などの基本マナーを解説します。あわせて、記念切手は？速達も使える？など、履歴書の郵送で迷いやすいポイントも紹介するので、郵送準備の参考にしてください。

履歴書の封筒に貼る切手代は180円（2025年11月現在）

履歴書や職務経歴書を入れた封筒は、多くの場合は50g〜100g以内に収まります。この重さは「定形外郵便（規格内）」の扱いとなり、切手代は180円です。応募書類が多く100gを超える可能性がある場合は、郵便局の窓口から郵送するほうが安心です。なお、郵便料金は2024年10月に改定され、50g〜100gの料金が140円から180円へ変更されています。

日本郵便・国内の料金表

重さ	郵送費／切手代
50g以内	140円
100g以内	180円
150g以内	270円
250g以内	320円
500g以内	510円
1kg以内	750円
2kg以内	取り扱いません
4kg以内	取り扱いません

※規格内は、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内とします。

切手は郵便局やコンビニなどで購入できる

切手は郵便局のほか、全国のコンビニエンスストアでも購入できます。さらに、一部のスーパーやドラッグストアでも取り扱っているお店もあります。支払いは、現金のみのケースと、特定の電子マネーの利用ができるケースがあります。

切手の封筒への貼り方

ここからは、切手を封筒へ貼る位置や、複数の切手を貼る際の並べ方など、基本的なルールを解説します。

切手は封筒の左上に貼る

切手は封筒の表面・左上の余白部分に貼ります。宛名よりも上側に配置し、傾きやはみ出しがないようまっすぐ貼ることがポイントです。

切手が2枚以上なら縦に並べて貼る

複数の切手を使う場合は、封筒の左上に縦方向へ並べて貼るのが基本です。上から金額の高い順に配置すると見やすく整理された印象になります。枚数は2枚に抑えるのが望ましいですが、3枚程度なら封筒が大きいのできれいに貼れるでしょう。

封筒に切手を貼る際の気になる疑問

封筒に切手を貼る際のよくある疑問点をまとめました。郵送前にチェックしましょう。

切手代が不足または多すぎた場合はどうなる？

切手代が不足している場合は、差出人へ返送されることがあります。逆に多く貼りすぎた場合は、そのまま相手に届きます。返金はされません。

記念切手を貼ってもいい？

記念切手でも料金が正しければ郵送に問題はありません。ただし、履歴書などはビジネス文書なので、落ち着いたデザインのものが無難です。

速達で送っても問題ない？

履歴書を速達で送ること自体は問題ありません。速達料金を加算した切手を貼れば通常どおり配送されます。応募締め切りが迫っている場合など、早めに確実に届けたいときに有効です。

レターパックやメール便で送っても問題ない？

レターパックは郵便局のサービスのため、履歴書の送付にも利用できます。一方で、履歴書は「信書」に該当するため、民間のメール便で送ることは法律で禁じられています（郵便法第4条第2項）。メール便で送付すると、送った側が処罰の対象となる可能性があるため避けましょう。

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