
転職を考えていますが、どんな仕事がしたいかわかりません。何から考えを整理すればいい?
転職を考えていますが、これまでの職務経歴がバラバラで、私自身も何がしたいのかがよくわかりません。どの仕事も長くて1年半しか在籍しておらず、応募先では就業期間の短さと転職回数の多さに困惑されてしまい、不採用の連続です。興味のある事を探しているものの魅力に感じる分野がないのですが、まず何から考えを整理すればよいでしょうか?
(K・Nさん、ほかからの質問)
「やりたい仕事」ではなく「楽しみを見いだせる仕事」に視点を変え、まずは過去の経験を振り返ってみましょう。
やりたい仕事を無理に探す必要はありません。仕事のやりがいは最初から見つかるものではなく、働く中で自分から探すものなのです。まずは、楽しいと思える仕事を見つけて全力投球してみてください。その先に、見えてくるものがきっと何かあるはずです。
では、どのような仕事なら楽しくできるのか。そのヒントは過去の経験に隠れています。「チームで頑張ったときはわくわくした」、「顧客に『ありがとう』と言われたときは嬉しかった」など、楽しみを見出せた経験や、何かをやりとげた「達成感」が得られた経験を紙に書き出してみましょう。楽しみを見出せたとまではいかなくとも、熱中して取り組めた仕事ということでも構いません。ささいなことでも思い出してみましょう。それらの経験には、何か共通の特徴があるはず。「人と接する仕事」、「体を動かす仕事」、「自分で何かを考える仕事」など、その特徴を持つ仕事が、あなたが楽しみを見いだせる仕事なのです。楽しみを見いだせる仕事なら、長く続けることもできるはず。やりがいを見つけるには、長続きするのは自分にとってどんな仕事なのかを考えてみることも大切です。
ただし、どんな仕事も楽しいことばかりではありません。実際の業務では、自分が楽しめるものだけでなく、思いがけない労力を必要とするものや、精神的に辛いものもあるということを念頭に置いて考えることも重要です。
この内容は、2010/10/13時点での情報です。
(文責:編集部、アドバイザー:浦野啓子)
関連Q&A
こちらの記事も読まれています
新着記事
- 2025年8月6日看護師、医療・介護職の志望動機例文|職種別×未経験・経験者の書き方ポイント
- 2025年8月6日クリエイティブ職の志望動機例文|職種別×未経験・経験者の書き方ポイント
- 2025年8月6日営業職の自己PR例文|業界別のアピールポイントと書き方
- 2025年8月6日ITエンジニアの自己PR例文|職種別のアピールポイントと書き方
- 2025年8月6日販売・サービス職の自己PR例文|業界別のアピールポイントと書き方
- 2025年8月6日建設・建築・不動産業界を目指す場合の志望動機の例文
- 2025年8月6日化学系エンジニア(研究開発・生産管理・品質管理など)の志望動機の例文
- 2025年8月6日企画・管理部門を目指す場合の志望動機の例文