履歴書と職務経歴書の違いとは?書き方のポイントを解説
![職務経歴書と履歴書の写真](https://nextmedia.rikunabi.com/uploads/2016/01/c6b8ec9e79db5d5a89d9c8bd917b50b1-300x225.jpg)
履歴書と職務経歴書にはどのような違いがあるのでしょうか。
転職活動を始めるにあたり押さえておきたい、履歴書と職務経歴書の項目の違いや書き分け方のポイントについて解説します。
履歴書と職務経歴書の違い
履歴書は「応募者のプロフィール(氏名や住所、経歴など)を確認する書類」。
職務経歴書は「これまでの業務経験と仕事で活かせるスキルを確認する書類」です。
書類 | 特徴 | 書くこと |
---|---|---|
履歴書 | ・「略歴」を定型フォーマットで伝える | 氏名、連絡先、年齢、学歴や職歴、保有資格など |
職務経歴書 | ・「何ができるのか」をA4サイズ1~3枚程度で伝える | 業務経験、仕事で活かせる知識・スキル、自己PRなど |
▼履歴書イメージ
![履歴書の書き方見本](https://nextmedia.rikunabi.com/uploads/2019/06/rirekisho_mihon_image-1024x741.png)
▼職務経歴書イメージ
![職務経歴書完成イメージ](https://nextmedia.rikunabi.com/uploads/2021/11/xshokurekisho.gif.pagespeed.ic_.v_LpiSfYrK1.png)
履歴書はフォーマットが定型化されていますが、職務経歴書は履歴書のように定型化されていません。
職務経歴書は自分の経歴に合わせて、A4サイズ1~3枚程度で職務経歴と経験・スキルをまとめる必要があります。
履歴書と職務経歴書の項目の違いを比較
履歴書と職務経歴書に設置されている項目一覧です。
履歴書は、■は必須項目ですが、□はフォーマットによってあるものとないものがあります。
職務経歴書は、■を基本項目として、□は応募企業やこれまでのキャリアによって書くかどうかを検討しましょう。
なお、履歴書と職務経歴書のフォーマットは、テンプレート紹介ページからダウンロードできます。ぜひご活用ください。
履歴書 | 職務経歴書 |
---|---|
■日付 ■写真 ■氏名 ■生年月日 ■現住所 ■電話番号 ■連絡先 ■学歴 ■職歴 ■免許・資格 □志望動機 □自己PR □趣味・特技 □好きな学科 □健康状態 □通勤時間 ■本人希望欄 | ■日付 ■氏名 □連絡先 ■職務要約 ■会社概要 ■職歴 ■活かせる経験、知識、技術 ■免許・資格 ■自己PR □志望動機 □転職理由 □特記事項 |
履歴書と職務経歴書の書き分け方のポイント
履歴書と職務経歴書には重複する項目もあります。書き分け方のポイントを解説します。
職歴
履歴書の職歴欄はスペースが限られているので、入社・退職した年月と企業名を1行ずつ記載するのが基本です。職歴欄に余裕があれば、配属部署や仕事内容を簡潔に記載してもいいでしょう。
一方、職務経歴書は会社概要や具体的な担当業務、役割や実績などを具体的に記載します。表組みやリストなどを活用して、職歴を分かりやすくまとめましょう。
免許・資格
応募する仕事に活かせる免許・資格は、アピールになるので履歴書と職務経歴書のどちらにも書いておきます。
職務経歴書の場合は、免許・資格名以外にも、操作経験できるツール・アプリケーション名や使用OS、経験言語や開発環境など、実務経験を裏づけるスキルを記載すると効果的です。
自己PR
履歴書の形式によっては、自己PR欄が設けられているものがあります。
履歴書の自己PR欄は記入できる文字量に限りがあるため、職務経歴書に記載する自己PRの要約を履歴書に記載するようにすると、一貫性も保たれるでしょう。
職務経歴書の自己PRには、採用担当者が応募者の人物像をイメージできるように、具体的なエピソードを交えることが重要です。自分の強みや仕事に対するこだわりを伝えましょう。
履歴書と職務経歴書の違いに関連するQ&A
履歴書と職務経歴書の違いについて、よくある疑問にお答えします。
Q.転職活動で、履歴書と職務経歴書は両方必要ですか?
多くの企業で、履歴書と職務経歴書の提出を求められます。
ただし、応募する企業や職種によっては、リクナビNEXTの応募フォームからの応募で履歴書を不要としたり、レジュメをもとに選考したりするケースもあります。
応募書類については、リクナビNEXTの「選考の流れ」を確認してみましょう。
Q.履歴書と職務経歴書はどこで買える?
履歴書や職務経歴書は購入することもできます。市販の履歴書や職務経歴書を使いたい場合は、文房具店やECサイトなどで自分に合った様式を探してみましょう。
ただし、市販の履歴書や職務経歴書を使うと直書きになるため、何枚も作成する場合は手間がかかる点に注意が必要です。
なお、購入しなくても、リクナビNEXTの履歴書・職務経歴書ダウンロードページより無料でダウンロード可能です。
リクナビNEXTで書類を自動作成
履歴書と職務経歴書を作成するのが面倒な方は、リクナビNEXTにレジュメ登録するのがお勧めです。
◆新機能◆ ・AI要約でワンタップで職務要約を自動生成 ・AIと3分話すだけで「業務内容」を自動生成 |
リクナビNEXTに、プロフィールや職務経歴などを入力すると、入力された内容に従って自動で書類(レジュメ)が作成され、PDF形式でダウンロードすることが可能です。
※『レジュメ』とは、リクルートの求職活動支援サービス共通で利用できる、職務経歴書機能です。
レジュメ完成イメージ
![](https://nextmedia.rikunabi.com/uploads/2023/10/resume-sample.jpg)
ご利用方法
リクナビNEXTにご登録後、プロフィールや職務経歴、自己PRなどを入力し、レジュメ登録を完了させてください。完了すると、レジュメダウンロード画面からダウンロードできるようになります。
こちらの記事も読まれています
新着記事
- 2024年7月26日転職活動で「業務量」を確認する方法【逆質問例文あり】
- 2024年6月28日公平な評価をしてもらえる職場を探すには?見極め方と転職のポイント
- 2024年6月25日自律的に働ける職場を探すには?見極め方と転職のポイント
- 2024年6月21日社内公募制度(社内転職制度)を使うメリットとデメリットは?【転職相談室】
- 2024年6月7日転職活動の企業研究で役立つ「IR資料」の読み解き方
- 2024年5月30日経営陣から転職を検討しています。転職活動のコツを教えてください【転職相談室】
- 2024年5月24日職場に閉塞感が漂っているので、成長企業に転職したいです【転職相談室】
- 2024年5月20日転職活動でやってはいけない6つのこと