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転職したいけど適職がわからない。自分に合った仕事がわからないときの対処法

書類にサインする日本人男性ビジネスマンの手元今の仕事にやる気が出ない、努力しているけれど成果につながらない。

だから転職をしたいけれど、自分に合った仕事には何があるのかわからない…。

そんな方に向けた「適職の見つけ方」を、組織人事コンサルタントの粟野友樹さんに聞きました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

適職とはどういうものか

「転職して適職に就きたい。でも、自分にとって適職が何かわからない」という方は少なくありません。

ある程度、仕事で成果を上げている方でも、「今の仕事が好きになれない」「やる気が出てこない」というケースもあれば、「自分ではモチベーション高く頑張っているつもりでも、成果に現れない」という方も多くいらっしゃいます。

「適職」とは、「自分に合った仕事」のことですが、さらに具体的に言うと、「モチベーションを高くもって主体的に取り組める仕事であり、かつ成果が上がるもの」とも言えるでしょう。

仕事自体が楽しくて意義を感じられる、やればやるほど成果につながるので、前向きに努力して取り組もうと思える…。そんな好循環を生み出す仕事に出会えたなら、それは幸せなことですよね。では、自分に合った仕事を見つけるには、どんな方法があるのでしょうか。一つ一つ説明していきたいと思います。

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適職がわからない人が自分に合った仕事を見つけるための方法

適職がわからない人が自分に合った仕事を見つけるためには、5つの方法があります。

①やりたくない仕事を整理し、できる仕事からピックアップ

まずは、「自分が主体的に取り組める仕事」の適職範囲を見極めることが大切です。

そこで、転職サイトに掲載されているさまざまな職種を満遍なくチェックした上で、「興味を持てない仕事」や「やりたくない仕事」から書き出してみましょう。

スキルや経験がない、という理由以外に、どんな点が「やりたくない」理由になっているのか、共通の要素を明確にしていくのがポイント。やりたくない仕事を消去法によって整理することで、自分にできそうな仕事も見えてくるので、それがあなたの適職範囲になるかもしれません。

②フロー状態になれる仕事かどうかを見極める

フローとは「没頭する」という意味。まずは、これまでの仕事の中で、何時間も没頭できた仕事や経験について書き出してみましょう。

例えば、私が転職をサポートさせて頂いた求職者の方の中には、フロー状態になれる仕事が見つかった結果、自分に合った仕事を見つけて転職できたケースもあります。

その方は20代女性の方で、最初は雑貨等の販売職の仕事をしていたのですが、そのうちエンジニアの方と自社ECサイトの開発運用の業務で関わるようになりました。

「この商品が売れ筋だから、もっとこういう見せ方をした方がいい」など、意見を伝えていく中で、接客をしなくても売り上げがあがる面白さや、自分でサイトを作れることに魅力を感じて、エンジニア職に興味が出たというパターンです。

次第に、エンジニアに必要なスキルを身に付けるために、平日・休日問わず、毎日数時間も勉強することに没頭し、そのうちスクールにも通うようになりました。その結果、念願のWebエンジニアに転職することができたのです。

このように、本業ではない、+αの業務のところでやりがいを見出す方は多く、何時間も没頭できる仕事は、苦になりづらいのかもしれません。普段から「もっと上手くいく方法はないのか」と模索しながら、主体的に業務に取り組むことで、それが適職になる可能性は高いと言えるでしょう。

③評価が高かった仕事や業務内容をまとめる

仕事の好き嫌いに関係なく、客観的な評価が高い仕事も、適職になる可能性が高いと言われています。

まずはこれまでの仕事で売り上げに貢献できたことや、上司・会社からの評価が高かった仕事内容・エピソードなどをまとめてみましょう。

同時に、業績などの結果以外でも、「周りのメンバーに影響を与えた」「チームワークのためにこんな行動をとった」など、プロセスの部分で評価された内容も振り返ることで、自分が何気なくとった行動が第三者から評価されたことを認識できます。その上で、その強みが活かされそうな仕事から選んでみて、適職を検討してみるとよいでしょう。

④適性診断を参考にする

自分にできる仕事を整理するのが得意でない、または時間がかかりそうな場合は、「適性診断」を活用するのも一つの方法です。

その結果から、「確かにそうだな」と納得できる点や「予想と違う」などと引っ掛かる点を整理できるので、自分に合った仕事を選択しやすくなります。

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⑤キャリアアドバイザーに客観的な意見をもらう

転職活動の際、第三者の意見をもらいたいときは、転職のあらゆる事例を見てきたキャリアアドバイザーに相談するのもおすすめ。

仮に、自分にとっては適職だと思っていた仕事でも、いざ転職してみると「やっぱり違った」というケースは少なくありません。

転職において知見のあるキャリアアドバイザーから、自分に近い人の成功・失敗談などを教えてもらうことで、自分に合うと思っていた仕事が本当に適職かどうかを見極める判断になるかもしれません。

同時に、自分では気づけなかった強みや適性を見つけられるケースも多いので、企業選定のヒントにつなげてみるのもいいでしょう。

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好きなことも特技もわからないときの対処法

「これまでの仕事からは、好きなことも特技もわからない」という方は、まずは以下のエピソードを振り返ってみましょう。

  • 幼少期や過去に夢中になったことはなにか
  • 人から褒められた出来事はなにか

分析する際は、好きなことや特技のレベルにこだわらず、直観に素直になって振り返ってみることがポイント。ほかにも、家族や友人など、自分のことをよく知っている人に自分の強み・弱みを客観的に分析してもらうのもいいでしょう。それによって、好きなことや特技を見つけ出すための大きなヒントにつながるかもしれません。

入社後に仕事を適職にするためのコツとは

入社後に自分の仕事を「適職(=モチベーションを高くもって主体的に取り組め、かつ成果が上がるもの)」にするためには、自分と担当業務の相性(好き嫌い・向き不向き)以外に、チームとの関係性や職場環境など、さまざまな要素が関わってきます。

仮に適職を見つけて転職できたとしても、転職先での業務の取り組み方次第では、状況は良くも悪くもなります。なぜなら、仕事で成果を出すためには、周りの協力は必要不可欠だからです。

そこで大切なのは、「ゼロスタートの気持ちで、謙虚な姿勢で会社に馴染むための努力を惜しまない」こと。会社にはそれぞれのカルチャーがあり、チームでの動き方やコミュニケーションの取り方もさまざま。前職では成果を出せたからといって、前のやり方にこだわりすぎれば、社内の反発を招く可能性も否めません。

転職をするときや仕事をする際、「自分の軸」を持つことはもちろん大切ですが、新しい会社のルールや働き方に柔軟に馴染もうとする気持ちも大事です。そうやって周囲を味方につけて動いていくことで、仲間とのチームワークも高まり、仕事の成果へとつなげやすくなります。すると、自然とその仕事が自身の「適職」になることも大いにあり得るでしょう。

まとめ

いくら好きな仕事であっても、会社・上司からの評価が低い仕事もあれば、逆にあまり興味はないのに、なぜか得意な仕事もあるのが事実でしょう。

これまではわからないと思っていた「適職」を見つけ出し、スムーズに転職活動を始めるためは、まずは好きな仕事だけに固執するのではなく、自分にできる仕事から広く探すように意識してみるといいです。それにより、自分に合った仕事を見つけやすくなるかもしれません。

記事作成日:2020年9月28日 WRITER:田中瑠子 EDIT:リクナビNEXT編集部

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