転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2018/09/21 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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知りたいことを効率的に収集!目的別情報ツール活用法

main転職を成功させるためには、単に求人情報の収集だけでは難しい。転職希望先の業界・市場の最新動向から始まって、業界内の企業研究や同業他社との企業比較、その上で入社するためのリアルな情報を収集することが必須。そのためには今、自分が知りたい目的ごとに各種情報ツールをうまく使い分ける必要がある。早速、目的別の具体的な活用法やチェックポイントについてみてみよう。

転職先の業界&市場動向を知りたい!→業界研究本&ビジネス誌の活用法

特にこれから未経験の業界への転職を考えているならば、企業研究よりもまずは業界そのものの情報収集をしたほうがよい。新卒の就職活動向けに出版されている業界読本は、全く知らない初心者向けにその多くが図解でわかりやすく業界の構図や特徴を説明してくれているので、お勧め。

またある程度、転職希望先の業界や企業のことを理解している人には、ビジネス誌も要チェック。特に転職希望先企業の社長インタビューであったり、希望する業界の最新動向に関する特集が掲載されている場合、目を通して一通り理解しておこう。企業理解が深まれば志望動機がより明確に伝えられるようになったり、面接でふいに業界や企業に関する鋭い質問を受けても冷静に対応できる。さらにこちらからの逆質問で、今後の事業戦略や競合優位性など突っ込んだ質問もできるため、企業側に良い印象を与えるメリットも。

基本的な企業情報を知りたい!→会社四季報の活用法

業界研究に続いて、必要なのが企業研究だ。そこでまずベーシックではあるが、基本情報として押さえるべき情報源が「会社四季報」。会社四季報は企業の経営状況や将来性を比較してみるうえで、信頼性も高く有効なツールだ。各項目のポイントを見ていこう。
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1.会社の設立と平均年齢

一般的には会社の設立からの年数が長いほど、平均年齢は高くなる。裏を返せばベンチャー企業は、一般的に若い社員が多い傾向があり、活躍次第では早く出世できる可能性が高い。

2.支店・営業所・工場など

勤務地も転職する際、重要な情報。「海外勤務も経験してみたい」「地元勤務にこだわりたい」など、勤務地に対する条件がある場合は特に注目したい。特に工場や研究所といった施設は、町から離れた郊外にあるため注意が必要。

3.売上高

企業規模や経営状況を判断するひとつの重要な基準。合わせて対前年度成長率も算出しよう。また「10.3予」などと太字で記載されている数字は、四季報編集部がその決算期に見込んだ売り上げで、客観的な観測としてある程度信頼できる数字。その企業の成長力を判断する上でも、貴重な情報だ。

4.経常利益

経常利益は、毎年継続的に発生する収益(経常利益)から、発生する費用(経常費用)を差し引いた残額。この数字から企業の利益体質、つまりどれだけ安定的に利益を生み出す事業を行っているのかをチェックできる。

5.株主資本利益率(ROE)

企業の収益性を表す代表的な指標で、税引き後利益を株主資本(自己資本)の期末残高か期中平均値で割って算出したもの。ROEが高い場合、株主資本を効率的に使って利益を挙げているといえる。

6.従業員一人あたり売上高

同業他社の商況を比較するために効果的なのは、「従業員一人あたり売上高」をチェックするのがいい。数値が高いほど効率的に売り上げているといえるがその一方、場合によっては社員一人ひとりにかかる負荷が大きいこともありうるので、注意が必要だ。

7.新規事業の内容

企業戦略の項目には、新製品開発や設備投資額など将来を見据えた企業の事業戦略が的確に明記されている。その内容が世の中のトレンドに沿った上で、なおかつその1歩先、2歩先をゆくものであれば将来性が高い。将来性を判断するためには、業界トレンドや日本・世界の市場動向に関する知識が必要になる。

8.自己資本比率

自己資本比率は会社の安定度をチェックする重要な指標だ。比率が高いほど借金が少ない。つまり、それだけ支払利息も少なくなるため、ゆとりのある経営が可能となる。一般的に自己資本比率が10%を切るとあまり健全な経営状態ではないと判断され、逆に30%を超えると健全企業、40%以上なら優良企業と認識していい。

ノウハウ、世の中の相場情報を知りたい!→各種転職情報サイト&企業サイトの活用法

「リクナビNEXT」のような各種転職サイトには、今回の記事のように単に企業の求人情報だけでなく、転職ノウハウであったり、業界・職種別の最新動向&採用ニーズ、また今後のキャリア構築に関するヒントや年収相場に関する情報など、転職するために必要となる多くの情報が掲載されている。

またほかにも、上場している企業を年収を軸に調べることができる「転職のモノサシ」、現社員や元社員から就業環境~給与、待遇などに関する評価コメントを集積した転職リサーチサイト「Vorkers」など、転職にまつわるさまざまな情報サイトがあるので、こうしたサイトを活用するのも有効だ。

そしてある程度、転職候補先の企業を絞り込んでいる場合には、各企業サイトを一通りチェックしよう。ニュースリリースコーナーで企業の最新動向を、また採用コーナーでは先輩社員の普段の働きぶりや中途入社した社員の転職経緯など、転職先として検討する上で知っておくべき企業情報を確実に入手できる。

公に出ていない、ニッチな情報を知りたい!→転職エージェントの活用法

人材紹介企業に登録するのも、情報収集の有効な手段だ。これまでのキャリアやスキル、そして転職先企業に求める条件(仕事内容・待遇・勤務地など)といった転職に関する基本情報を元に、転職エージェントが的確なアドバイスをしてくれる。

また人材紹介に登録すると一見、転職そのものに関する情報提供やアドバイスしか受けられないと思われがち。しかし多くの場合、興味のある業界や企業に関する最新動向や今後の展開、事業戦略など採用情報以外にもさまざまな情報を提供してくれる。転職エージェントは普段、担当する業界やそこに関わる多くの企業と緊密にコンタクトを取っているため、よりライブ感のある有益な情報を聞けるチャンスが高いのだ。

なお、複数の人材紹介企業に登録するのがお勧め。「案件数の多いエージェント」「IT技術領域に特化しているエージェント」など、エージェントによっては強みとなる業界や職種が異なるケースも多いからだ。複数のエージェントから異なる情報を収集し、自分にとって有益な情報を選別することが、転職エージェントの賢い活用法といえる。

よりリアルな情報を知りたい!→採用担当者が書くブログ&Twitterの活用法

ここ数年で広く普及したブログ。そしてここ最近、急速に利用者が増えているTwitter(ツイッター)。実は企業の採用担当者も、ブログやツイッターを通して情報発信をしているケースが増えている。

ブログやツイッターを介した情報が他と違うのは、通常聞けないような採用担当者の「本音」を聞けること。またほかにも何か質問があればこちらから直接、ブログに書き込んだりツイッター経由で質問してみることも可能な点。こちらが本当に知りたい企業の細かい情報を得ることができるのが、ブログやツイッターならではのメリットだ。

もしある程度、転職候補先の企業を絞り込んでいて、なおかつその企業の採用担当者がブログやツイッターで情報発信していたら、ぜひ逐一チェックしよう。

またほかにもmixiやFacebookなど、すでに一定数のユーザー数を抱えているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で、転職関連や志望する企業のコミュニティに参加して情報収集するのも一つの手。コミュニティによっては「オフ会」など、実際に参加メンバーに会えるため、よりリアルな情報を入手できるチャンスだ。

記事作成日:2010年5月19日
EDIT&WRITING:山田モーキン ILLUST:内山弘隆