転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2022/01/28 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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転職後、活躍するために意識したい6つのこと

PCで作業する女性転職活動をするからには、転職先で活躍して長く働きたいものです。

では、転職後に活躍するためにはどのようなことを意識すればいいのでしょうか。

転職活動時から準備したい、活躍するためのポイントについて、約500名の転職支援に携わった組織人事コンサルティングSegurosの粟野友樹氏に伺いました。

アドバイザー

粟野友樹さんプロフィール画像

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント

粟野友樹

約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

転職後に活躍できる人の特徴とは?

転職後に活躍できるか否かは、仕事に取り組む姿勢(スタンス)に大きく左右されると思います。

前提として、その会社に採用されたということは、業務に必要なスキル・ポテンシャルを有していると評価されたということです。

もちろんミスマッチなどの例外も中にはあると思いますが、基本的にはスキル・ポテンシャルの面において活躍する為の条件は満たしていると考えて良いでしょう。

では、スキル・ポテンシャル以外で、活躍できるか否かを分けるものは何でしょうか?

それが、冒頭で述べた「仕事に取り組む姿勢(スタンス)」です。

例えば、仕事に取り組む姿勢として目的意識ややる気が表れていると、「あの人に頼んでみよう」と仕事を依頼しやすくなり、どんどん活躍の場が広がっていきます。

逆に目的意識ややる気が見えない場合は、仕事を依頼しづらい印象になり、活躍の場を狭めてしまうことになります。

上記はあくまで一例ですが、このようにたとえスキル・ポテンシャルがあったとしても、スタンス次第で活躍できるか否かは変わり得るものなのです。

では、転職後に活躍する為にはどんなことを意識すれば良いのでしょうか?

ここからは、「スタンス」としてぜひ意識したいことを6つご紹介します。

1. 目的意識を持つ

転職先を決める際には、転職で実現したい目的を改めて整理し、明確にした上で、転職先が自分の転職の目的に合致しているかどうか、十分に検討することが大切です。

例えば「ベンチャー企業での管理職経験を積む」「大企業の通販事業の経理担当者として連結決算まで対応できるようになる」などの、転職で実現したい目的に合った転職先であれば、入社後に多少のギャップがあったとしても、やりたいことを実現できるという納得感があります。

一方で、転職の目的と転職先でできる仕事が合致することと併せて、働く上で大事にしていることや希望条件と転職先が一致していることも、転職後に活躍するためには大事にしたいものです。

例えば、連結決算まで担当できるポジションに転職でき、転職の目的には合致するものの、仕事の進め方が個人主義で部内のコミュニケーションが取りづらく、自分には合わないと違和感を覚えることもあります。

条件面でも、学べることが多ければ年収が大幅に下がっても良いと思い転職したとしても、生活レベルの変化に気持ちがついていかないということもあります。

こうした転職後の違和感は、仕事への取り組み姿勢にブレーキをかけることにもつながりますので、転職先を決定する際には、転職の目的と合致することと併せて、自分にとって働く上で大切なことや外せない条件が備わっているか、という視点も持って検討すると、入社後、より前向きな姿勢で仕事に取り組んでいけることでしょう。

2. 自分自身で決断し、責任を持つ

転職活動の目的が実現できる会社に内定が出て、入社を決める際は、自分自身が納得して決断し、「この会社・仕事でやっていくんだ」と自分の決断に責任を持つことが肝要です。

入社先を決めるときに、上場企業であるか、年収が高いか、家族の意向に合うかなど条件面や他者の意見に影響されることがありますが、他者の意見はあくまでも参考にとどめて、最終的には自分軸で判断し、その決断に自分で責任を持つと、その覚悟がスタンスにも表れてきます。

入社直後は指示を受けて動くことが多いものですが、実務に移っていくと自ら動くべき場面が増えていくでしょう。

覚悟を持って入社している人は早い段階で指示を受ける状態を抜け、積極的に業務を学んでいきます。すると、他の社員からの評判がよく仕事を任されるチャンスが多くなる傾向にあります。

自分で納得して決断し入社しているからこそ、多少の違和感があったり戸惑ったりしたときも、「この会社で頑張ろう」と踏ん張ることができ、自分の決断に責任をもつために、信念をもって行動していけるのでしょう。

3. 過度な期待をしない

入社前は、新しい職場に対して、何らかの期待を抱くのは自然なことです。

仕事内容や働く環境、上司や同僚、評価方法など、「こうあったらいいな」と考えることでしょう。

ただ、それが大きすぎると、多かれ少なかれ、現実とのギャップが生じ、不満が生じやすいものです。そうならないためにも、自分で期待値を調整できると安心です。

例えば、面接で高く評価してもらった手応えがあったり、面談の場で期待を示されたりすると、入社後にすぐに活躍できるのではないか、何か特別な待遇があるのではないか、などと期待を抱くものです。

しかし、入社後は今までと環境が変わるため、誰しも基本的な社内ルールや業務を覚えることから始まります。

入社前に期待を大きくし過ぎると、焦りや不満につながりってしまうので要注意です。

入社前は新しい環境に期待をするものですが、過度にならないよう心掛け、「入社したら想定外のこともあるだろう」と、冷静な視点をどこかで持っておくとよいでしょう。

4. 信用・信頼を積み重ねる

転職後、早く結果を出したいと焦る気持ちがあるかもしれませんが、入社したばかりの時期は、まだ組織や仕事を把握できておらず、溶け込めていない状態です。

転職先の上司や同僚にとっても、これから人間関係を作っていく相手ですから、初めのうちは新しい同僚への期待を持ちつつも、仕事のスタイルや人柄がわからないため様子をうかがっている状況だと、理解しておきましょう。

そうした関係の中では、日々仕事を進めるコミュニケーションの中で、徐々に信用・信頼を積み上げていくことが大切です。

最初は謙虚なコミュニケーションを心掛け、新しい職場の文化・風習を受け入れていくようにしましょう。

組織に溶け込むことに失敗しがちな例として、早く成果を出したい、存在感を発揮したい等の気持ちから、前職の業務の進め方等と比較して、入社直後にさまざまな指摘をするケースが挙げられます。

仮に適切で必要な指摘・提案であったとしても、受け取る人の立場になって考え、伝えるタイミングを見計らうのが賢明です。

ある程度組織に溶け込み、信頼を積み重ねてから伝えていくと良いでしょう。

5. 早期に社内のつながりづくりを行う

どんなに業務経験や知識が豊富であったとしても、新しい環境に入ると以前との違いに戸惑いを感じる方も多くいらっしゃいます。

また、どんな職場であれ、うまくいくこともあれば、そうでないこともあります。

こうした思うようにいかないときに相談ができる人がいると、乗り越えるためのアドバイスやサポートを受けることができますし、気持ちの受け皿としても安心です。

そこで、自組織はもちろん、違う部門・部署等にも、まずは挨拶をする程度でもいいので、つながりを作っていくと良いでしょう。

同じ部署内で上司やOJT担当の人から仕事について教えてもらう以外に、会議の準備の仕方を部内の先輩に聞いたり、他の人の担当業務を聞いたりすると、初めの一カ月など初期段階は特に丁寧に教えてもらいやすいものです。

また、オンラインのコミュニケーションが中心の場合、オンラインツール上で積極的に自己紹介をしたり、質問を投げかけたりするなど、自分からコミュニケーションを取っていくと、相手からも声を掛けてもらいやすくなります。

ただ、入社後3カ月以上経っても、「新しく入社したので」という姿勢でいると、いつまでも社内の動き方がわからない人、という印象につながりかねません。

その後、仕事を進めやすくするためにも、入社後1カ月を目安に、より多くの人に自分のことを知ってもらうように動くことをおすすめします。

こうして、多様・多面的な社内のつながりをつくることで新しい会社への愛着も育まれ、さまざまな情報が入ることで、会社への理解が深まっていくことでしょう。

6. 小さなことでも行動して形、成果にする

転職後初期は、上司や同僚も新しい新入社員へ期待を掛けつつも、実際の仕事の進め方や人柄がわからないので様子をうかがってしまう部分がどうしてもあります。

それを乗り越えるために、入社後の研修や配属先での仕事の中で、小さなことでも行動や成果物の報告や質問を行い、自分の仕事のスタイルや価値観などを理解してもらうことが大切です。

例えば、自社の商品説明の資料を読んでおくよう言われたら、理解しているポイントと確認したいことを整理して報告する。

資料作成を依頼されたら、なるべく早く作成し、懸念点などを補足しておくなど、自分の理解度や仕事の仕方を示しておくこともその一つです。

時々、自分ひとりで成果を出さなければと、納期ギリギリまで仕事を抱えてしまう人がいますが、仮に行動をしていてもそれが伝わっていない場合、上司は不安になります。

こまめに進捗状況を報告し、順調に進んでいることを確認してもらったり、8割の仕上がりでも早めに提出して懸念点を相談したりすると、上司との信頼関係も築いていけることでしょう。

特にオンラインがコミュニケーションの中心になる場合は、相手の顔が見えない分、こまめにタイムリーにレスポンスをしていくことが信頼感につながります。

入社間もない時期は、他の人のコミュニケーション方法を参考にしながら、早く正確なオンラインコミュニケーションを心掛けてみましょう。

以上の6つの意識・行動に整理したように、転職目的をしっかりと持ち自分の立場を客観的に捉えながら、一つひとつのコミュニケーションを丁寧に依頼された仕事を的確に対応していこうという積み重ねが、前向きな仕事へのスタンスとして周囲に伝わっていきます。

転職後に活躍できるかどうかは、転職時のスキル・ポテンシャルの優劣ではなく、仕事へのスタンスによるところが大きいと心得ておくとよいですね。

記事作成日:2021年12月17日 WRITER:衣笠可奈子 EDIT:リクナビNEXT編集部
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