転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2017/12/15 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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育児と両立できる仕事探し 「事務に転職」の落とし穴

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<プロフィール>高橋 秀成
株式会社ディーセントワーク代表取締役。株式会社キープレイヤーズでパートナーを務める。時短転職、定時帰宅、在宅勤務などその人のライフスタイルに沿った転職支援を心がけ、コンサルタントや経営層、エンジニアから各種専門職まで幅広い支援を行う。採用している社員の9割が在宅のママさんワーカーと時短社員である。

事務だからではなく、慣れた仕事で貢献できるから早く帰れる

保育園不足は依然深刻で明確な処方せんはありません。世田谷区では保育園が2~3枠空きが出ると700~800のエントリーがあると聞いています。保育園に入ることができない状態で転職活動をする人は、両方同時にやらなければいけないので本当に大変です。

ご相談事として多いのは、子育て中の社員の働き方に関して保守的な会社や無理解な上司がいる会社で仕事をし、「自分だけ早く帰りやがって」というムードが漂う中で、言外に退職を迫ってくる企業を抜けたいというものです。そんな職場から逃れて時短勤務が可能な会社を探す際、ついついやりがちなのが「育児 事務 転職」で転職サイトを検索すること。これは大きな誤解です。慣れた仕事で会社に貢献できているから「時短で帰っていいよ」となるのです。事務だから早く帰れるとか、制度としてあるから早く帰れるというものではありません。自分が最も得意で慣れた仕事を行う事で、会社側も「雇う理由」が成立するわけですから、こちらからそういう状況を作ればいい。実はすごくシンプルなことなのです。

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育児で早く帰るのは後ろめたいことじゃない。面接では堂々と話していい

転職相談に来る働くママの多くが、「すみません、ちょっと子供がいるもので、できたら時短で早く帰りたいと思っていまして…」と申し訳なさそうに言います。

それは申し訳ない事じゃない。大切なのはまず「自分は悪いことをやっているわけじゃない」という自覚を持つことです。子供を育てるのは素晴らしいこと、家庭を守るために転職することの何がいけないんだという自覚を親が持つべきです。求人に応募する際の早い段階から「私は子供がいます。でも○時までは働けます」と伝えてしまえばいいんです。

「義理の両親が近くに住んでいるから19時までは働けます」「主人が応援してくれているので20時くらいまでは働けます」と明確に伝えた方が会社側も安心できます。

面接の際、選考の途中で「実はいま子供がいまして…」とやると採用しづらくなります。始めから堂々と言えばいいんです。加えて、仕事を探す際には今やっている仕事で探すこと。はやく帰れそうだから「事務」ではなく、慣れた仕事を選ぶのが鉄則です。それで、新しい職場ではこれまでやってきたことで9時~16時の間に最大限の成果を出せばいい。フルタイムで100の成果を出していた人が、時短で一時的に80になったとしても、慣れた仕事なら限られた時間の中で再び100に戻す事も容易です。未来ある子供を育てることに何一つ罪悪感を感じる必要はありません。聞く耳を持ってくれる企業は必ずあります。