転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2024/04/24 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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【体験談】ワークライフバランスを実現するため塾講師から事務職に転職

アツヤさん(仮名):37歳 塾講師→事務職

業務時間が長く、深夜1時帰宅の日々

大学の就職活動ではマスコミに興味があり、地元のケーブルテレビの営業職に就いたアツヤさん。まだ一般に浸透していなかったケーブルテレビやインターネットを簡単に受け入れてくれる家庭は少なく、成績は伸びなかった。入社して1年が経った頃、先輩に誘われてゼネコン子会社で土地の調査を行うマーケティング会社に転職。仕事は楽しかったが、2年後に親会社であるゼネコンが倒産した。アツヤさんは別の子会社が運営する学習塾に誘われ、教務主任として迎えられる。

予期せぬ形でのキャリアチェンジだったが、中高生たちと話すことが新鮮で、彼らの成績が上がっていくのが楽しみになった。親会社の倒産などで経営母体は何度か変わったが、教えることは天職のように感じていた。

ただ、アツヤさんを悩ませるようになったのは勤務時間の長さ。教務主任から教室長に昇格したが、昼の12時に出社し授業は16時から開始。21時に授業が終了した後、残務処理などを片付けて帰宅するのは深夜1時ごろ。風呂にも入らずベッドに倒れ込む日もあった。休みはほぼ日曜だけで連続して休めないため、1日中寝ているか、溜まった家事を済ませると貴重な休日が終わってしまう。

「授業は平日の21時まで行っているので、友達と飲みに行くことなんてできませんし、忘年会など会社のイベントも平日は無理だから日曜に開催される。少しも心が休まることがありませんでした。」

また、査定や評価方法にも納得できなかった。売上目標額を超えた金額から諸経費を差し引いた分がインセンティブとして支払われる制度があるはずが、実際には履行されていなかった。教育者として高い理想を抱いて入社してきた後輩たちも、勤務時間の長さと評価の不満といった現実に直面し、3年間で15人が退職した。入社して9年が経ったアツヤさんも、とうとう転職を決意する。

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経験上「販売、営業職は向いていない」と事務職を中心に求人を探す

転職活動を開始したアツヤさんは、前職の経験上、営業や販売に向いていないと感じ、事務職に絞ったという。面接に至ったのは、専門職のスタッフとやりとりすることが多い事務職のポジション。内定が出た3社のうち、アツヤさんが選んだのは社労士事務所だった。

「塾では教えるだけじゃなく、生徒の成績管理や保護者との面談もありました。そこでは講習や教材の営業もしなければいけませんでしたが、僕としては楽しく勉強してもらえればいいという考えで、強引な営業はしないようにしていたんです。内定が出たうち、現在の会社よりももっと高い給与を掲示された企業があり迷いましたが、最終的に土日休みとほぼ残業がないいまの職場を選択しました。」

現在の事務所は関西出身者が多く、面接で5~6人と会話した際に雰囲気が明るく楽しかったことや、異業種への転職で不安を抱えていたアツヤさんに「大丈夫、大丈夫、僕らがしっかり教えるから」と背中を押してくれたことも会社選びの決め手になった。

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時間にゆとりができた分、仕事の幅を広げるために学習機会を増やす

休みの少ない環境から、土日が完全に休みとなり、転職後の1カ月間は何をしたらいいか戸惑ったそう。最近は部屋の片づけだけでなく、趣味に費やすなど自分の時間を取り戻している。平日は18時には仕事を終えるが、日によっては17時半に帰社することも。夕食は以前ならコンビニ食や外食ばかりだったが、今はもっぱら自炊で料理のレパートリーを着々と増やしている。仕事が終わってから同僚や友人と飲みに行く機会も増えた。業務終了後に忘年会という流れは初めての経験だった。また、社労士事務所で活きているのは自らの労働体験。あるべき労働環境のイメージを持っていることが現在の仕事においてとても大きいという。

「実際、事業所の方と会話する時にも労働環境の整備の重要性について説得力を持って訴えることができます。」

労働基準法や人事制度の基礎的な知識を身に着けるために日々勉強を続けており、仕事の幅を広げるために社会保険労務士の取得も視野に入れている。

転職活動を振り返って

業務時間が長く休みが少なかった前職の経験から、給与よりもワークライフバランスを実現できる職場を選んだアツヤさん。ワークライフバランスが維持できる職場であれば、プライベートを充実させるだけでなく、空いた時間を学習や資格取得に充てることができるため、スキルアップによって人材価値を高めることが可能になる。業務時間を短縮することは、自身の成長機会につながっているのである。

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