転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2021/12/08 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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正社員で週4勤務の仕事に転職したいのですが、なかなか見つかりません【転職相談室】

機材に囲まれながらPC作業する眼鏡の女性働き方改革の推進やリモートワークの普及などによって、週休3日制(=週4日勤務)を選択できる動きが広がりつつあります。

「正社員で週4勤務の仕事を探したい」という相談者に、求人を探すコツなどについて組織人事コンサルティングSegurosの粟野友樹氏がアドバイスします。

アドバイザー

粟野友樹さんプロフィール画像

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント

粟野友樹

約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

監修

社会保険労務士法人 岡 佳伸事務所

岡 佳伸氏

アパレルメーカー、大手人材派遣会社などでマネジメントや人事労務管理業務に従事した後に、労働局職員(ハローワーク勤務)として求職者のキャリア支援や雇用保険給付業務に携わる。現在は、雇用保険を活用した人事設計やキャリアコンサルティング、ライフプラン設計などを幅広くサポート。特定社会保険労務士(第15970009号)、2級キャリアコンサルティング技能士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士など保有資格多数。

正社員・週4勤務という条件で転職を検討しているのですが、特定の職種以外はパートや派遣でしか見つかりません。探し方を教えてください。(Aさん/32歳/女性/Web系編集職)

相談者
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■相談内容
前職では週4勤務の正社員として、主に編集業務を10年ほど経験。その後、別の業界で働いてみたいと考え、退職しました。固定給であること、福利厚生の対象であることを強く希望しているので、それを条件に求職しましたがなかなか見つからず、ひとまず派遣社員として転職しました。

 

派遣には同じ職場に在籍できるのは最長3年間という制限があって長期的な安定が望めないので、現在も正社員を希望しています。幅広い職種・業界で、週4勤務の求人を探すコツを教えてください。

変形労働時間制などで実質週休3日を実現する企業は増加傾向にある

アドバイザー
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週4勤務の正社員を希望する具体的な理由があれば教えてください。
Web編集業務の傍ら、副業でイラストレーターの仕事を続けていきたいからです。固定給や福利厚生などの安定感も魅力なので、フリーランスではなく、正社員を希望しています。
相談者
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アドバイザー
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わかりました。Aさんは「副業をしたい」とのことですが、ほかにも私に寄せられる相談内容として、

  • 育児や介護などの家庭の事情
  • スキルアップのために資格を取得したい
  • 趣味の時間を充実させたい
  • 通勤日数を減らして、地方暮らしを楽しみたい

などがあります。このことから、さまざまな理由でワークライフバランスを重視したいという声が高まりつつあり、社会的にも週休3日に対する抵抗感が徐々になくなってきているように感じています。

「週4勤務にできたらいいな」と思う人は多いと思うのですが、実現させるのは難しいです。
相談者
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アドバイザー
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確かにそうですね。ただ、厚生労働省が発表した『令和2年就労条件総合調査の概況』によると、「完全週休2日制より休日日数が実質的に多い制度」を導入している企業は、平成31年の7.7%から令和2年は8.3%とわずかながら増えています

参考:令和2年就労条件総合調査の概要(PDF)

完全週休2日制より休日日数が実質的に多い、とはどういう意味ですか?
相談者
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アドバイザー
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月1回以上週休3日制、3勤3休、3勤4休など、完全週休3日制ではないけれど、完全週休2日制より休日日数が多いということです。
いろいろなパターンがあるんですね。
相談者
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アドバイザー
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週休2日より勤務日数も勤務時間も少なくなる「完全週休3日制」以外にも、勤務日数を減らして勤務日の労働時間を増やし、週休2日と同じ時間働く(1週間あたりの労働時間に変化のない)「変形労働時間制」などがあります。
そうなんですね。完全週休3日制でなくてもいいのですが、週4勤務も可とする正社員求人はなかなか見つからなくて。
相談者
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アドバイザー
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現実は、まだ厳しいですね。ですが、近年は大手企業が多様な働き方の1つの選択肢として導入を始めていますし、政府も「選択的週休3日制」導入の検討を始めています

 

企業としては、多様な働き方を受け入れることで、採用時のアピールや離職率の低減につながり、優秀な人材を集めやすくなるというメリットがあるので、今後はもっと増えていくだろうと思います。

それは嬉しい情報です。
相談者
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アドバイザー
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ただ、採用する企業にとっては応募者が「週4勤務で、フルタイム勤務並みの仕事をしてくれるのかわからない」というリスクがあります。ですから、週4勤務という条件で積極的に採用するというより、勤務形態の1つのオプションと捉えている企業が多いと思います。

 

そのような事情もあり、週4勤務を条件に求人を探すとなると、やはりその間口はかなり狭まると考えてください。また、これは週5フルタイム勤務だった方が週4勤務になる場合ですが、給与が2割程度減るかもしれませんし、それに伴って賞与も減る可能性があることも理解した上で比較検討するといいでしょう。

わかりました。これまでのお話をうかがう限り、全く探せないわけではなさそうですね。
相談者
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どんな職種・業界で、週4勤務を見つけやすい?

ところで、週4勤務の正社員として転職するには、現状どんな業界や企業が探しやすいのでしょうか?
相談者
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アドバイザー
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一概には言えませんが、IT化で業務の効率化が進んでいるIT系や人材サービス系の業界などでしょう。それから、多様な働き方を受け入れているような外資系企業自由で柔軟な働き方を実践しているようなベンチャー企業やスタートアップ企業も可能性が高そうです。

 

ただし、週4勤務を導入している企業も、その求人を大々的に打ち出しているわけではなく、「優秀な社員に辞めてほしくないから、実情に合わせて週4勤務も選択できる」というスタンスだと考えましょう。

週4日勤務の正社員求人の探し方

では、週4日勤務の正社員の求人を少しでも多く探すコツがあれば教えてください。
相談者
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アドバイザー
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1つは、インターネットや転職サイト、転職エージェントなどを利用して探す一般的な方法です。求人を検索する場合は、キーワードの1つに「短時間正社員」も加えてみてください。
短時間正社員とは何ですか?
相談者
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アドバイザー
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フルタイムの正社員よりも、勤務時間や勤務日数を短く設定した正社員のことです。
わかりました。次からは検索ワードに加えて探してみます。
相談者
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アドバイザー
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2つめは、一般的な週5日勤務の正社員求人を探し、面接時に「週4勤務の正社員がいるかどうか」を確認する方法です。

 

週4勤務の正社員がいることが確認できたら、自分も希望している旨を伝え、その場で交渉するのです。あるいは、入社してから仕事で成果を出してスキルを認めてもらい、週4勤務への変更を交渉するのもひとつの方法になります。

かなりの交渉力と実績が求められそうですが、そのようなチャンスもあるのですね。
相談者
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アドバイザー
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3つめは、紹介予定派遣やフリーランス系斡旋サービスを利用する方法です。

 

どちらも2つめの方法と同様に交渉力が必要ですが、こうした求人案件は仕事内容が明文化されているケースが多いので、きちんと成果を出せれば勤務日数や時間が少なくても認めてもらえる可能性があります。

もちろん絶対ではありませんが、週4勤務正社員の実現への糸口となるはずです。

なるほど、いくつか方法があることがわかり、希望が湧いてきました。
相談者
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アドバイザー
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企業が気にするのは、週4勤務でもフルタイムと同等のパフォーマンスを出せるかどうかです。ですから、応募時に自分の経験とスキルを魅力的にしっかりとアピールすることが大切です。


わかりました。今回のアドバイスを参考に、探し方を工夫してみます。ありがとうございました。
相談者
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記事作成日:2021年9月15日 WRITER:笠井貞子 ILLUST:安西哲平 EDIT:リクナビNEXT編集部

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