転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2019/12/13 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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一般事務から異職種に転職する場合のアピールポイントと、可能性のある職種は?

パソコンのキーボードを打つビジネスマンの手元現在は事務職に就いているけれど、「もっと違う仕事がしてみたい」「給与額を上げたい」などの理由で、別の職種への転職を考えている人もいらっしゃることでしょう。

一般事務から、どんな職種への転身が可能なのでしょうか?また、転職する際に注意すべきことや心構えは?

人事歴20年超、転職市場の動向に詳しい「転職のプロ」曽和さんに、事務職からの転職について解説いただきました。

アドバイザー

曽和利光さんプロフィール画像

曽和利光(そわ・としみつ)

株式会社人材研究所・代表取締役社長。1995年、京都大学教育学部教育心理学科卒業後、リクルートで人事コンサルタント、採用グループのゼネラルマネージャー等を経験。その後、ライフネット生命、オープンハウスで人事部門責任者を務める。2011年に人事・採用コンサルティングや教育研修などを手掛ける人材研究所を設立。『「ネットワーク採用」とは何か』(労務行政)、『コミュ障のための面接戦略』(講談社)など著書多数。

一般事務職では、PCスキルがポイントのひとつ

一般事務でアピールしやすいスキルと言えば「PCスキル」です。事務経験をもとにステップアップしたいと考えるならば、応募書類でも面接でも、PCスキルを前面にアピールしたほうがいいでしょう。

汎用的なオフィスソフトの操作スキル

「PCスキル」というと簡単に聞こえるかもしれませんが、PCスキルのあるなしで事務作業の生産性は大幅に変わることから、どの企業も非常に重視する項目。

特に、業務効率化に注力している企業からは高く評価され、転職可能性もぐんと高まります。例えば、ピポッドテーブルを使いこなしクロス集計が迅速にできる人は選択肢が広がります。データ分析やリサーチ担当などとして採用される可能性もあります。

ただ事務職は一般的に、定型業務を行っている人が多く、ある程度決まったフォーマットに、数字などを打ち込んでいく作業は正確性や根気は必要ではありますが、あまり異業種で応用が利く経験とは言えません。

中には、ExcelやPowerPointではなく、社内の業務システムのフォーマットにデータを打ち込むのみ、というケースも。この場合、PCスキルが低いと判断されることもあるようです。

効率化などPCスキルを活用した業務経験

ただ、フォーマット作りから関わった経験のある人は、高く評価される傾向にあります。

Excelでさまざまな関数を駆使し、目的や使いやすさを考えながら設計し作り上げた経験からは、PCスキルだけでなく、社内の意見を吸い上げ、創意工夫する力があると判断できます。

さらにそれが業務効率化につながっているのであれば、「自社でも業務改善を考えながら働いてくれそうだ」という評価につながる可能性が大きい。書類や面接では、Excelなど各種業務ソフトのレベルだけでなく、これらの経験をアピールするといいでしょう。

「フォーマットを作ったことがない」という場合も、既存のフォーマットを自身の工夫で改善した経験があれば、一定のPCスキルを持ち、問題意識をもって業務に取り組んできた姿勢をアピールできます。

フォーマットを作った・改善した経験がなく、PCスキルにも自信がないという場合は、「マイクロソフト オフィススペシャリスト」など、PCスキルのアピールにつながる資格取得を目指すといいでしょう。「勉強中」の段階であっても、一定の知識とやる気を評価してもらえる可能性があります。

PCスキル以外でアピールするポイントは?

一般事務でも、任せられていた業務によっては、PCスキルのほかにも顧客対応や販促支援、数値分析や業務改善など、事務職以外の職種に活かせる経験があるかもしれません。

仕事を通じて身に着けた工夫や強みは、別の業界にも持ち運ぶことのできる「ポータブルスキル」と呼ばれています。これまでの業務を振り返って「できること」や「経験したこと」を洗い出して整理してみましょう。

どんな職種ならば転職可能性が高い?

「なぜ事務職から他の職種に転身したいのか」という理由別に考えてみましょう。

ルーティン業務が多いので、もう少しクリエイティブな仕事がしたい

いわゆる一般事務から企画やマーケティングなどの職種を目指す人は少なくないですが、人気職種のため未経験からの転職の難易度は相当高いと思ってください。

また、「ルーティン業務が多い」という転職理由であれば、大手企業の場合は業務が分業化されていることが多く一人あたりの担当領域が決まっているので、それぞれが自身の領域のスペシャリストになれますが、逆に言えば「ルーティン業務が多い」とも言えます。ひょっとして、期待するほどは現在の環境と大きく変わらないかもしれません。

そこでお勧めしたいのは、中小・ベンチャー企業を目指す方法。まずは経験を活かして事務職として転職したとしても、企業規模が小さく人手不足の中小・ベンチャー企業では嫌でもいろいろな仕事を任されます。例えば、総務担当の事務として入社しても、人事や広報なども担当するというのはよく聞く話です。がむしゃらに業務に取り組む中で、自分の守備範囲もぐんぐん広がるでしょう。

大手で未経験から企画やマーケティング職に就くのは難しくても、中小であれば可能性があります。マーケティング部門が独立している中小・ベンチャー企業はあまりなく、総務や人事など事務系スタッフが手掛けているケースがほとんど。そういう環境に飛び込んで経験を積み、スキルを磨いて将来的に大手のマーケティング職への転職を目指す…という手も考えられます。

人と関わる機会が少ない。もっとたくさんの人と触れ合える仕事がしたい

比較的ハードルが低いのは営業職。未経験者に門戸を広げている企業が多いうえ、そういう企業では経験よりもパーソナリティを評価してくれます。

未経験者にも門戸を開いているとはいえ、コミュニケーション力のアピールは必要です。仕事では多くの人と絡む機会がないのであれば、プライベートでのコミュニティでの活動や社会貢献活動、学生の時のアルバイトやサークル活動などを振り返り、コミュニケーション力を発揮した経験についてエピソードを交えて伝えれば、ポテンシャルをアピールできます。応募書類に記しておけば、「一度会ってみようか」と思ってもらえる可能性も高いでしょう。

野心はあるのにチャンスがない。もっと難しい仕事を任されステップアップしたい

強い野心、向上心があるならば、やりたい分野の勉強をするなどして知識をつけ、まずはチャレンジするというスタンスで数多く応募してみることをお勧めします。実務経験がないだけに不採用となる可能性は高いかもしれませんが、熱意と意欲を評価してくれるところは必ずあるはずです。

ただこの場合は、社外に可能性を求めるよりも、社内で自分を引き上げてくれる人を見つけたほうが早いかもしれません。

例えば、信頼できる上司や、チャレンジしてみたい部署の上役に相談して、異動の可能性を打診してみてはいかがでしょう?「それなら、〇〇部の部長に空いているポストがないか内々に聞いてみるよ」「今度の異動のタイミングでうちの部署のアシスタントに来てみる?」なんてことは、実はよく聞く話です。

もしくは、事務職から別の部署に転身し活躍している先輩に、どんな方法で異動を実現したのか、事務職に就いていたときどんな努力、どんな勉強をしたのか、ヒアリングしてみるといいかもしれません。
これらの手を一通り打った後、それでも思いが叶わなければ、転職に本腰を入れましょう。

記事作成日:2019年9月18日 EDIT:リクナビNEXT編集部

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