
労働環境が劣悪で退職。転職の面接でマイナスの印象を持たれないためにはどう説明する?
残業時間が多い、労働契約違反がある、休憩を狭いロッカー室でとるしかないといった職場環境の劣悪さに耐え切れず前の会社を退職しました。面接で退職理由を聞かれた際、「前の会社の悪口を言っている」と思われないためには、どのように説明したらいいのでしょうか?
(R・Kさん、ほかからの質問)
事実は客観的にまとめ、仕事に対する意欲を伝えましょう。
説明の際には、まず「労働環境の劣悪さ」に客観性を持たせることがポイントです。
例えば残業時間の多さを説明するなら、単に「残業時間が多かった」と言うのではなく、「月の残業時間が○○時間あった」と数値で具体的に表しましょう。また、入社時の労働契約と相違があった場合は、契約内容と事実がどのように異なっていたのか、比較をして説明するとよいでしょう。
なお、職場環境については主観的な評価になりがちです。「以前はこうだったので、今後転職先を選ぶポイントのひとつにしたい」という言い方で説明するのがよいでしょう。
ただ、事実の説明はダラダラと長くならないように。会社側が知りたいのは、以前の会社の詳しい状況ではないからです。劣悪な労働環境でも、仕事をする中で得た業務経験・スキルがあるはずです。「これまでに得た経験・スキルを今後の仕事でどう活かせるか」という話を中心にしたほうが、面接担当者にプラスの印象を与えることができます。
この内容は、2010/10/13時点での情報です。
(文責:編集部)
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