
労働環境が劣悪で退職。転職の面接でマイナスの印象を持たれないためにはどう説明する?
残業時間が多い、労働契約違反がある、休憩を狭いロッカー室でとるしかないといった職場環境の劣悪さに耐え切れず前の会社を退職しました。面接で退職理由を聞かれた際、「前の会社の悪口を言っている」と思われないためには、どのように説明したらいいのでしょうか?
(R・Kさん、ほかからの質問)
事実は客観的にまとめ、仕事に対する意欲を伝えましょう。
説明の際には、まず「労働環境の劣悪さ」に客観性を持たせることがポイントです。
例えば残業時間の多さを説明するなら、単に「残業時間が多かった」と言うのではなく、「月の残業時間が○○時間あった」と数値で具体的に表しましょう。また、入社時の労働契約と相違があった場合は、契約内容と事実がどのように異なっていたのか、比較をして説明するとよいでしょう。
なお、職場環境については主観的な評価になりがちです。「以前はこうだったので、今後転職先を選ぶポイントのひとつにしたい」という言い方で説明するのがよいでしょう。
ただ、事実の説明はダラダラと長くならないように。会社側が知りたいのは、以前の会社の詳しい状況ではないからです。劣悪な労働環境でも、仕事をする中で得た業務経験・スキルがあるはずです。「これまでに得た経験・スキルを今後の仕事でどう活かせるか」という話を中心にしたほうが、面接担当者にプラスの印象を与えることができます。
この内容は、2010/10/13時点での情報です。
(文責:編集部)
関連Q&A
こちらの記事も読まれています
新着記事
- 2025年7月24日履歴書に修正テープ・修正液はNG。誤字を訂正する方法
- 2025年7月24日履歴書の折り方は二つ折り?三つ折り?封筒への入れ方を解説
- 2025年7月24日幹部候補として転職する方法|必要なスキル・採用されるためのコツ
- 2025年7月24日企業のリアルを知る5つの方法|企業研究・情報収集のコツ
- 2025年7月24日仕事探しに役立つ!「好きなこと」を要素分解して自分に合う仕事を探す方法
- 2025年7月24日転職して余裕のある仕事に就きたいです。どうやって見つけたらいいですか?【転職相談室】
- 2025年7月24日どんな仕事があるか分からない場合の調べ方は?自分に合う仕事の見つけ方も解説
- 2025年7月24日仕事が暇すぎると感じる日々…転職したほうがいいのか迷っています【転職相談室】