転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2024/04/19 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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面接官が「関心があること」を質問する理由・回答例

企業が面接で「関心があること」を質問する理由はなんでしょう。

回答例文、構成・注意点などの答え方のコツとともに、組織人事コンサルタントの粟野友樹さんがアドバイスします。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

企業が面接で「関心があること」を質問する理由

新卒採用では、趣味・特技などに交えて質問されるケースもありますが、中途採用では「関心のあること」はあまり質問されません。聞かれるとしたら、若手を中心としたポテンシャル採用を行なっている企業や、第二新卒採用などの可能性が高いでしょう。

中途採用で、人事や面接担当者が「関心のあることを」を聞く場合には、以下の3つのケースが考えられます。

①人柄・人物タイプを知りたいケース

興味のあることや領域から、どういったタイプなのかを図ろうとしている可能性があります。

例えば、IT機器などのガジェットやツールが好きだという話から派生して、様々な情報を統合できる新しいツールを、更にカスタマイズして自分の使いやすいワークフローを構築することに熱中しているという話を聞き出したとしましょう。

具体なエピソードを深掘りしていくことで、「この人は最新情報のキャッチアップ得意で、自分なりにこだわりを持って探求するタイプの人だ」などと、人物タイプに予測をつけていくことができます。

②コミュニケーション力・プレゼンテーション力を知りたいケース

中途採用の面接という場に適した回答ができるかという観点から、質問の意図を読み取る力があるかどうかをみている可能性もあります。

基本的に中途採用では、仕事の経験やスキルが重視されます。そのため、面接担当者も単純に趣味的に関心があることを聞きたいというよりは、仕事に活かせる内容を期待しているケースがほとんどでしょう。

相手が知りたいと思っていることを理解した上で、自己PRにつなげているかを確認し、コミュニケーション力、プレゼンテーション力を測っているのかもしれません。

③情報感度、興味関心の幅や深さを知りたいケース

情報収集は仕事でも大事な要素の1つです。現在の社会課題、経済情勢を把握しているか、その興味関心の振れ幅はどのくらいなのかを確認しようとしている可能性もあります。

例えば、自分の属する業界だけではなく、異業界や海外の最新トレンドなどを自らインプットする姿勢のある人の方が好ましいと捉える企業も中にはいるかもしれません。

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面接で「関心があること」を答えるときのコツ

答え方のコツと構成

中途採用で関心があることを質問された際は、何らかの仕事に繋がりそうなことを答えることをオススメします。自己PRや、志望動機につなげられると理想的です。以下のような順序で話すと、あなたの働き方までイメージができて尚良いでしょう。

<構成例>

  1. 関心を持っているテーマ
  2. 具体的な取り組み内容のエピソード
  3. 仕事にどう活かしているか方

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話すときの注意点

関心がある話題は、ついつい饒舌になりがちです。面接担当者とのキャッチボールを意識し、1人で長々と話しすぎないように気をつけましょう。

また、具体なエピソードを話す際は、専門用語を避け、マニアック過ぎて趣味性が強くなりすぎる話題も避けましょう。聞き手を置いてきぼりにしないように、配慮することが大切です。

かといって、応募先企業の事業などに合わせて、本当はあまり関心がないことを話題に選ぶ必要はありません。

同様に、世の中で話題になっていることであっても、自分がしっかり理解しきれていないことは、話題に選ぶのを避けた方が良いでしょう。情報感度の高さをアピールしようにも、浅知識が露呈してしまっては意味がないからです。

「関心があること」を「自己PR」につなげた回答例文

例文①スポーツの戦術・戦略に関心 → 気付きや学びを自身の営業スタイルに活用

スポーツの戦術や戦略に関心があります。最近では、サッカーワールドカップで、日本代表が強豪国相手に柔軟に戦い方を変化させ、短期決戦での戦い方を決断する姿勢に感銘を受けました。

私も、仕事では過去の成功体験や自分が提案したいことにとらわれずに、顧客の状況に応じて、前面に出す情報とそうでないものを区別し、顧客の課題に沿って優先させるものを絞って提案するように心掛けています。

例文②最新のツール活用に関心 → 事務職として組織の業務効率化などに貢献

組織の業務効率化などに役立つツールなどの情報収集に関心があります。最近は、特に〇〇に注目しています。

これまでも、気になるツールはインターネットで先行者の使い方を学び、プライベートで操作性を試した後、個人的に仕事で使ってみて、業務での活用メリットを感じた場合は、上長に導入を提案していました。

過去には、私の提案がきっかけで△△をチームで使い始め、情報を一元化することで業務処理スピードが上がったことから会社全体にも導入された経験があります。
記事作成日:2023年6月5日 EDIT:リクナビNEXT編集部

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