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初めてのオンライン面接。失敗しないためのコツは?【転職相談室】

オンライン面接を受ける女性新型コロナウイルスの影響によって、面接方法を対面からオンラインへと切り替えた企業は少なくありません。初めてのオンライン面接で失敗しないためには、どのような準備や心構えが必要なのでしょうか。

組織人事コンサルティングSegurosの粟野友樹氏にお答えいただきました。

アドバイザー 粟野友樹
アドバイザー 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

初めてオンライン面接を受けます。必要な準備や話し方のコツなどを教えてください(Oさん/女性/28歳/営業職)

相談者
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■相談内容
初めてオンライン面接を受けることになりました。対面形式での面接は受けたことがあるのですが、オンライン面接は経験がありません。
失敗しないために準備すべきことや知っておくと良い話し方のコツなどがあれば教えてください。

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オンライン面接を円滑に進めるための9つのコツ

アドバイザー
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面接での評価ポイントや話す内容については、対面面接とオンライン面接とで違いはありません。しかし、初めてのオンライン面接では、画面越しのみでのコミュニケーションゆえに想定外の事態が起こることもあり得ます。
オンライン面接で失敗しないためには下記の点をあらかじめチェックしておくといいでしょう。

オンライン面接で失敗しないためのコツ

  1. 使用する端末を確認しておく
  2. アプリケーションの動作確認は入念に
  3. 静かな個室からアクセスする
  4. 安定した通信回線の確保
  5. 簡潔に話せるよう伝えたい要点を絞っておく
  6. オンラインならではの会話の間合いに慣れておく
  7. ハキハキと話すことを心がける
  8. 画面での見え方を意識する
  9. 入室までの流れを把握しておく

1.使用する端末を確認しておく

オンライン面接では、お互いを画面に映しながら話をするのが基本です。使用する端末(パソコンもしくはスマートフォン)は、ビデオ通話のできる状態に整えておきましょう。

パソコンによってはカメラやマイクが内蔵されていない機種がありますから、その場合は別途WEBカメラやマイクを設置する必要があります。当日になって慌てないよう、余裕を持って準備しておきましょう。

スマートフォンを使う場合は、台やスタンドを用意してスマートフォンを固定して面接にのぞむことがベター。カメラの角度が安定して、面接に集中することができます。

その他、オンライン面接ではマイク機能付きのイヤホンを使用することも可能です。面接官の声が聞き取りやすくなり、自分の声も届きやすくなります。

2.アプリケーションの動作確認は入念に

オンライン面接を行うために必要なツール(アプリケーション)は、事前に企業の面接担当者から指定されます。

アプリケーションは早めにダウンロードして、正常に作動しない場合は担当者に連絡して解決しておきましょう。ビデオの明るさやマイクの出力設定など細かい部分まで入念に動作確認を行って使い方に慣れておくとより安心です。

また、指定されたアプリケーションですでにアカウントを持っている場合は、アイコンやプロフィール名に問題がないか確認をしておくといいでしょう。

3.静かな個室からアクセスする

落ち着いて面接を受けるためには、静かな個室からのアクセスが望ましいです。

おすすめは自宅からのアクセスですが、いくつか注意点があります。例えば、面接中に宅配など訪問者が来ないようにしておく、同居人がいる場合は途中で声をかけないよう面接の予定を知らせておく、ペットが入ってこないようにドアを閉めておく、屋外の音が聞こえないよう窓を閉めておく、室外の騒音が避けられない場合はマイク付きイヤホンを利用するなど、雑音が入らないよう工夫しておくといいでしょう。

自宅からのアクセスが難しい場合は、シェアオフィスやコワーキングスペースを利用する手もありますが、その場合は企業側にその旨を伝えておきましょう。

4.安定した通信回線の確保

インターネットの接続が不安定だと、音声のタイムラグが発生したり、画像がフリーズしたり、接続が途切れるなどのトラブルが発生します。

ストレスなく面接を終えるためには、安定的なインターネット接続環境は欠かせません。自宅の通信環境がよくない時は、レンタル可能なポケットWi-Fiを利用するのもひとつの手です。

なお、面接時に通信状態が良くないなどで面接官の声が聞き取れない場合は、遠慮せずにその旨を伝えましょう。電話面接等、他の方法に切り替える対応がなされます。

5.簡潔に話せるよう伝えたい要点を絞っておく

画面越しの会話では、アピールしたいポイントや伝えたいメッセージが伝わりにくいこともあるため、対面形式以上に簡潔に話すよう意識しましょう。

あらかじめ話すことの要点を絞ったメモをつくっておくのもいいでしょう。

6.オンラインならではの会話の間合いに慣れておく

オンライン上の会話では、相手と話すタイミングが被ってしまうことがあります。その被りを避けるコツは、ある程度の間をとって、相手の反応を見ながら話すこと。

話が噛み合わない状況が続くと面接の評価が下がる可能性がありますから、可能であれば家族や友人に練習相手になってもらい、オンライン面接での会話の間合いに慣れておくといいでしょう。

7.ハキハキと話すことを心がける

通信環境やマイクの性能によって声が聞き取りづらくなることがありますから、常にハキハキと話すことを心がけてみましょう。

画面からは感情が伝わりにくいため、相槌やジェスチャーなどは大きめのリアクションを意識するのもいいですね。

8.画面での見え方を意識する

オンライン面接でも服装には気をつかう

オンライン面接の場合でも、身だしなみは整えておきましょう。

また、服装を選ぶ際は、対面形式で面接を受ける場合と変わりないという認識を持っておくといいでしょう。例えば、対面面接を想定した場合に、スーツで臨むのが好ましい企業であれば、オンライン面接でもスーツを着用する方が良いかと思います。

同様に、ジャケットなどカジュアルな服装で問題ない企業であれば、オンライン面接でもジャケットを着用するのが良いかと思います。

背景に余計なものが映り込んでいないか確認する

背景の様子は案外気になってしまうものです。端末のカメラで確認しながら、余計なものが映らないように、角度を調整したり、片付けたりしましょう。

話す時はカメラ目線で

モニター画面の相手の顔を見ていても、相手には違うところを見ているように映っています。目線を合わせて話していると相手に感じてもらうためには、画面ではなくカメラを見て話しましょう。

上から目線に注意

ノートパソコンやスマートフォンは、低い位置に置いて画面を見下ろすのが一般的な姿勢です。しかし、その角度のままでは「上から目線」に映ってしまいます。

カメラの位置を少し高めにセッティングして、画面に対して上から目線にならないように気をつけましょう。

メモを取るなら手書きで

パソコンのタイピングの音が気になる面接官もいますから、面接中にメモを取る場合は手書きをおすすめします。

また、画面越しでは手元までは見えないことがあるため、メモを取る際、目線が下ばかり向いていると誤解される可能性もあります。そのため、メモを取る場合はひとこと断りをいれてからの方がいいでしょう。

9.入室までの流れを把握しておく

当日は面接が始まる3〜10分前には端末の前で待機しておくといいでしょう。入室は指定された時間通りで問題はないですが、2〜3分前に入っておくと安心です。

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オンライン面接当日に確認すべきこと

面接当日は下記の点を確認しておきましょう。

  • 身だしなみに問題がないか
  • 端末の設定(通知音が出ないようにしておく・不要なウィンドウは閉じておく)と充電の確認
  • WEBカメラやマイク、イヤホンなど使用するアイテムに問題がないか
  • 背景や部屋の明るさに問題がないか(日中でも照明は付けておく、逆光に注意)
  • メモ帳と提出書類の準備(カメラに映らない場所に配置)

まとめ

面接での評価ポイントや話す内容はオンラインでもオフラインでも変わりません。

オンライン面接のコツは、機材に慣れるなど事前準備を入念にしておくことと、画面越しのコミュニケーションに慣れておくこと端的に要約して話せるよう整理しておくことです。

記事作成日:2021年2月22日 WRITER:タナカトウコ ILLUST:安西哲平 EDIT:リクナビNEXT編集部

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