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“GOOD AGENT AWARD 2020”ベストプラクティス

歴史ある中小卸会社に優秀なWebデザイナーを副業解禁・服装自由で紹介実現
“GOOD AGENT AWARD 2020”ベストプラクティス

株式会社ファイブセンス 小濵豊弘氏

ファイブセンス・小濵氏は、関西の中小企業求人を主に扱う両面コンサルタント。元気な中小企業が多い関西圏で、小濵氏はどのようなコンサルティングを行っているのか。今回は老舗ながらも新たな挑戦をしている南大阪の中小卸会社に、優秀なWebデザイナーを、副業や自由な服装での出勤を企業に快諾頂いた上で成約した事例を取り上げる。

経営に強く関心がなければ活躍できないだろうと推測した

小濵氏とV社の社長は、10年来の付き合いであった。
「現社長が後継者としてV社に入社して間もない常務時代からのご縁があり、当時から会社や組織の将来像について話してきました。5年前から組織図に経営企画室が必要という議論になり、2年前に待望の経営企画人材をご紹介。この方の採用をきっかけに、ビジョン達成に向けた組織図づくりが動き出し、今回新たに『CTOを採用したい』というご相談を頂きました」(小濵氏)。
社長は、「ITとWebに詳しい人材を迎えたい」とのことだったが、話を掘り下げていくと、IT・Webはあくまで手段であり、理念とビジョン実現を共にする同士が必要であることがわかった。『社長と同じ目線で議論でき、IT・Webを駆使して推進できる人材』を探すため、小濵氏は経営企画×IT・Webに強い人をサーチした。

W氏は、小濵氏が転職サイト上でスカウトした方々のうちの1人だった。2社経験したのち、Webデザイン専門学校を経て、美容・食品会社でWebやグラフィック、アプリなどのデザイン全般に従事し、デザイン部門マネジャー、その後開発部門マネジャーも兼務されるなどのご活躍。子会社の社長も経験されていた方だ。W氏は当初、異なる業種に手ごたえがない様子であったが、V社社長が自ら作られた役員会向けPowerPointを見ていただきながら、同社が掲げるビジョンをご説明したところ共鳴され応募に。
「彼は経営者が描くビジョンを重要視されていたそうで、Webで経営に貢献したいという気持ちが強かったので、フィットすると思いました」(小濱氏)。

副業解禁・服装自由でなければ入社は実現しなかった

ところが、W氏が入社を決断するには、いくつかの壁があった。まずは年収の壁である。
「ご提示年収と希望年収にギャップが存在しました。両者ともに熟考の上の提示額・希望額。この差が最後まで埋められないかもしれないと感じました」(小濱氏)。
さらに、現職をスムーズに退職できるのか?仕事ぶりからW氏に強い慰留があってもおかしくない。W氏も現職に迷惑をかけたくない意向。
「そんな時に自然とお互いに『副業』が浮き上がったのです」(小濱氏)。
技術革新の激しいITやWebの勉強に熱心で、スキルを上げる意味でも他の仕事にも挑戦したい想いがあり、土日に副業で他の仕事をして収入のギャップを埋める事ができたらという発想に至った。さらに正社員を終了し、新たに業務委託契約で週末だけでも前職の業務を行えば、迷惑をかけずに済むというアイデアが浮かんだのだ。V社社長にも快諾頂きW氏採用を機に副業を解禁いただくに至った。退職も円満。
「副業解禁はご決断にとても大きく影響したとW氏がおっしゃっていました。またその後複数の社員から副業申請がでてきたそうで、V社社長に副業解禁してよかったと言って頂けたのも嬉しかったですね」(小濱氏)。

もう一つの壁。W氏はスーツを嫌っていた。前職はEコマース主体の若い世代が多い会社。Tシャツ・スニーカー・キャップといった服装が日常の環境であったことや、趣味嗜好もあり、「スーツを着て仕事はできない」とハッキリされていた。
「一次面接はスーツ着用を強くお勧めしましたが、実際に面接にご一緒したときに、無理されてスーツを着ているという姿が心苦しく、社長と深いところで意気投合されているのを傍で見て、服装に囚われていた自分こそ、多様性を受け入れていかねばと痛感。服装については、私から社長にお願いをしました。」(小濱氏)。
V社社長も、そこは大きな問題ではないと快諾頂き、他の役員面接も通過し無事内定。現在W氏はトレーナー姿で既にV社のDX推進に欠かせない人となっている。

両者よりも、出会った先の両者の事を追求している

小濵氏は、今後も関西の中小企業経営者と転職候補者の両方の期待に応えていきたい、と語る。「生涯現役のプレイヤーを志しています。中小企業経営者が抱える組織課題に、最適な人材や解決方法を提案できるコンサルタントであり続けたい。そして出会った個人の方のよき相談者であり続けたいと思っています。創業から7年が経過し、130名を超えるご縁をつくってきましたが、ミスマッチで両者にご迷惑をおかけしたことも経験し、出会う機会を作るだけだと全く存在意味がない。出会った先の事を、両者以上にイメージし、どこで両者が深く濃く繋がれるのかを追求しています。」(小濱氏)

 

転職者・企業へのメッセージ

【転職者の方へ】

たとえば、「本当の転職理由は・・・」と、ホンネで話していただけるコンサルタントでありたいと思っています。まずそこからお聞かせください。ご相談にのります。

【企業様へ】

「経営者の想い、経営理念、ビジョン」が明確であれば、そこに同士が集まってきます。どんな会社にしたいのか、ありたい姿から是非お話お聞かせください。

 

【プロフィール】

株式会社ファイブセンス 小濵豊弘氏

大学卒業後、タカラスタンダード社を経て、リクルート社の人材紹介事業に従事。13年間中小企業向けの人材紹介事業に従事。法人担当、営業マネジャー、中四国支社長、大阪南支社長を経験。2013年関西の中小企業経営者との長年のお付き合いを事業に活かしたいと考え当社を設立。現在8期目。