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転職の面接で落ちる理由とは?一次・二次・最終面接で不採用になる理由

転職の面接を受ける女性

転職の面接で落ちる理由には、どのようなものが挙げられるのでしょうか。面接で企業が見ているポイントや代表的な不採用理由とともに、一次面接・二次面接・最終面接の傾向と落ちる理由について解説します。

監修 粟野友樹

国家資格 キャリアコンサルタント,組織人事コンサルティングSeguros 代表

面接で企業が見ているポイントと落ちる理由

転職の面接で企業が見ているポイントと落ちる理由について解説します。

ビジネスマナーが身についているか

転職の面接の場合は、基礎的なビジネスマナーが身についていることを前提としています。非常識な言動やカジュアルすぎる服装など、ビジネスマナーに反していると受け取られた場合は不採用になるでしょう。

募集している仕事にマッチしているか

経験者募集の場合は、条件を満たす経験・スキルを持っているか、未経験者の場合は、強みやこれまでの職務経歴がマッチし、将来的に活躍してもらえそうかを確認しています。未経験者を歓迎している求人でも、経験者の応募が多かった場合は、未経験者が落ちてしまうこともあります。

希望条件がマッチしているか

待遇や雇用条件など、希望条件が合っているかどうかも判断のポイントです。経験・スキルがマッチしていても、希望条件が折り合わなかった場合は不採用になることもあるでしょう。

自社の社風・価値観にマッチしているか

企業には、特有の社風や価値観、文化が根づいているものです。応募者の人柄が社風にマッチしていれば入社後の活躍可能性が期待できますが、ギャップがある場合は定着性に不安を抱かれてしまうでしょう。

長く活躍してもらえそうか

転職理由や志望動機などの質問を通じて、入社意欲の高さや長く活躍してもらえそうかを確認しています。応募者のキャリアビジョンと合わない、企業研究不足で意欲が感じられないなどの印象を与えてしまうと、不採用になってしまうでしょう。

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一次面接で落ちる理由

一般的な転職の面接は一次面接、二次面接、最終面接と進みます。一次面接は、人事もしくは現場担当者が面接担当者になることが一般的です。そのため、社会人としてのマナーや募集条件を満たしているかどうかなど、基本的な素養を見極める傾向があります。

ビジネスマナーに欠けている

敬語を正しく使えていない、身だしなみが整っていないなど、ビジネスマナーに欠けていると判断された場合は選考を通過できません。特に、営業やコンサルタント、秘書など顧客対応が必要な職種の場合は、ビジネスマナーを厳しくチェックされる可能性があります。

質問への回答が的確でない

発言に一貫性がない、曖昧で回答の意図がわからないなど、コミュニケーションに不安があるケースです。特に、転職理由や志望動機、自己PRなど、面接で必ず聞かれる質問に対しても回答ができていない場合は、「意欲が感じられない」と捉えられて、落ちてしまう可能性があります。

経験・スキルが満たない

「○○程度のパソコンスキル」「○年以上の開発経験」など、求人によっては必要な経験・スキルが設定されています。一次面接では、現職(前職)の仕事内容や職務経歴への質問を通じて、企業が求める経験・スキルを満たしているかを確認しています。経験・スキル不足と判断された場合は不採用になります。

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二次面接で落ちる理由

二次面接は、主に現場責任者が面接担当者になることが一般的です。一次面接の回答をもとに、さらに深く経験・スキルについて確認し、入社後に任せたい業務や配属される組織にフィットするかどうかを見極めています。

経験・スキルがマッチしない

一次面接を担当したのが人事だった場合、二次面接で具体的な業務経験について聞かれます。特に即戦力を求めているポジションでは、二次面接で専門的な内容まで掘り下げて、経験・スキルの見極めを行います。

社風や組織風土にマッチしない

応募者の人柄と社風との相性は、入社後のパフォーマンスに大きく影響します。応募者の仕事の姿勢や働くうえで大切にしていることと、企業の社風や理念、組織風土が合わない場合、定着性や活躍可能性に不安を抱かれ不採用になることがあります。また、「自己分析が不十分なのでは」「あまり考えずに応募しているのでは」といった理由から選考を見送られることもあります。

定着性に不安がある

応募者の強みが仕事の進め方とマッチしない、転職で実現したいことが組織の方針にマッチしていないなど、二次面接で詳しく話を聞いた結果、入社後にギャップが生じる可能性があると懸念された場合、定着性に不安があるとして不採用になることがあります。

最終面接で落ちる理由

最終面接では応募企業の役員や経営層が担当することが一般的です。「事業をどのように成長させていきたいのか」という企業側のビジョンと「自身の将来像」がマッチしているか、「長く活躍して成長していけるのか」といった観点が評価のポイントとなります。

回答に一貫性がない

最終面接の担当者には、これまでの面接の印象や評価が共有されています。そのため、最終面接でこれまでの面接とは異なる回答をしてしまうと、応募者の評価ができずに「一貫性がない」「軸が定まっていない」という判断になってしまうでしょう。

企業が求める人物像にマッチしない

多くの企業が、自社のミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を定めています。MVVは企業が掲げる存在意義や目指す姿、価値観や行動指針を明らかにするものですが、応募者の人柄や仕事への価値観とマッチしないと判断された場合は、選考を見送られることがあります。MVVを定めていない企業でも、自社の人材に対して経営層が重要視している価値観があるものです。経験・スキルは十分でも、最終面接で経営層が考える人物像にマッチしないと判断された場合、落ちる可能性があります。

キャリアビジョンにマッチしない

企業が目指したい方向性と求職者のキャリアビジョンにずれが生じると、最終面接で落ちる可能性が高くなります。例えば、企業が「5~10年後にマネジャーや事業責任者、役員として会社を支えてほしい」と考える一方で、応募者は「一生プレイヤーとして顧客に向き合いたい」という将来像だった場合は、志向の違いから落ちる要因となるでしょう。

「面接で落ちる=スキル不足」とは限らない

面接は、経験・スキルだけを判断しているわけではありません。社風との相性や将来的なキャリアビジョンを実現できるかなど、多角的かつ中長期的な視野で定着性や活躍可能性を判断しています。そのため、経験・スキルが十分にあったとしても選考で落ちることも考えられます。

もし面接で不採用が続いた場合は、自己分析や企業研究をしっかりと行い、自身の仕事の価値観が応募企業の社風にマッチし、キャリアビジョンが実現できそうかを確認することが大切です。面接は、企業の採用担当者だけでなく、応募者が企業を見極める場でもあります。面接の事前準備を念入りに行った上で、自身が長く活躍できる企業を見極めるようにしましょう。

粟野友樹
監修 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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