転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載!

転職・求人 トップ > 転職成功ノウハウ > 転職の準備をする > 転職の軸とは?見つけ方と具体例56選+面接回答例文

転職の軸とは?見つけ方と具体例56選+面接回答例文

採用面談の様子

転職活動でよく耳にする「軸」。そもそも転職の軸とは何を指すのでしょう。その見つけ方や具体例、面接での回答例文を参考に、自分なりの「軸」を探していきましょう。

監修 粟野友樹

国家資格 キャリアコンサルタント,組織人事コンサルティングSeguros 代表

目次

転職の軸とは?

転職の軸とは、転職先を選ぶ際の判断基準となるものです。転職する上で「これだけは大切にしたい」「譲れない」と考える価値観やこだわりを指します。

転職活動では、仕事内容や給与、働き方など、さまざまな条件を比較することになります。条件が増えるほど、「何を優先すべきか分からない」と迷ってしまう人も少なくありません。そこで大切になるのが、「自分は何を重視したいのか」という転職の軸です。転職の軸を定めることで、自分に合う企業を選びやすくなり、入社後のミスマッチ防止にもつながります。選考の過程で迷いや不安が出てきた時に自分を支える土台にもなるでしょう。

また、転職の軸は面接でもよく聞かれる項目です。企業は応募者の軸と自社の社風や環境が合致しているかなどを確認しているので、自分の言葉で言語化しておきましょう。

▼面接での質問例

  • 「転職の軸は何ですか?」
  • 「企業選びの基準を教えてください」
  • 「今回の転職で実現したいことは何ですか?」 など

転職の軸と希望条件、転職理由、キャリアプランの違い

「転職の軸」と似た言葉には、「希望条件」「転職理由」「キャリアプラン」があります。それぞれの違いを理解し、転職活動時の判断基準づくりを進めていきましょう。

転職の軸転職先を選ぶときに妥協したくないこと(判断基準)。実現できなければ「転職しない」と思えるような譲れない条件。
希望条件転職先で「できれば」叶えたい給与、勤務地、職場環境、仕事内容などの条件。複数あるケースが一般的。
転職理由転職をしたい背景や動機(退職理由)と転職によって実現したいこと。
キャリアプラン仕事において将来的に自分がどういう職務経歴を積みたいかを考え、実現させるための具体的な計画のこと

企業が「転職の軸」を質問する理由は?

企業が「転職の軸」を質問するのは、単に企業選びの基準を知るためではなく、その人の意思決定の仕方や価値観、キャリア観などを見極めるためです。

企業が見ている以下の4つのポイントを意識しながら、転職の軸を考えていきましょう。

① 志望動機の一貫性(なぜこの会社なのか)

転職の軸と応募企業の特徴が結びついているかを見ることで、「なぜ当社を選んだのか」を論理的に説明できているかを確認しています。

軸と企業の特徴が一致していれば納得感が生まれますが、つながりが弱い場合は「なんとなく応募している」と判断されやすくなります。

② 転職理由との整合性(意思決定の一貫性)

企業は、転職の軸を単体で見ているわけではなく、「転職理由」とのつながりも重視しています。

転職理由は現職に対する問題認識、転職の軸は次の環境における判断基準です。この両者が連動していない場合、意思決定のロジックが不明確となり、志望動機の説得力も弱くなります。

③ 入社後の定着可能性(ミスマッチの回避)

転職の軸が明確な人は、自分に合う環境・合わない環境を理解したうえで企業選びをしているため、入社後のミスマッチが起きにくいと判断されます。

一方で軸が曖昧な場合は、「入社後にギャップを感じて早期離職するのではないか」と懸念されやすくなります。

④ 自己理解力・意思決定力

転職の軸は、「自分が何を重視して働くのか」の価値観を言語化したものです。

その内容や説明の仕方から、企業は自己分析の深さや、ビジネスパーソンとしての意思決定力を見ています。軸が整理されている人は、環境が変わっても一定の判断基準で行動できる人材と評価されやすくなります。

たった3分、あなたの適職は?

かんたん適職診断

転職の軸【一覧】参考にしやすい具体例56選

転職の軸にはどのようなものがあるのでしょうか。具体例を紹介しますので、自分の考えや判断基準にあったものがあればぜひ参考にしてください。

「企業理念」に関する転職の軸

企業理念を転職の軸に設ける際には、次のような例が挙げられます。自分の考えやこだわりに合うものがあるか見ていきましょう。

▼転職の軸の例

  • 自分の価値観と企業理念が一致している環境で働きたい
  • 社会課題の解決をメインに取り組む企業で働きたい
  • 企業理念が現場の意思決定にまで反映されている会社で働きたい
  • 企業理念を軸に一貫した経営がされている組織で働きたい

「ビジョン」に関する転職の軸

ビジョンに関しては次のような例が挙げられます。自分の考えやこだわりに合うものがあれば参考にしましょう。

▼転職の軸の例

  • 中長期の目標や計画が具体的に示されている会社で働きたい
  • 将来に向けた成長戦略が明確な企業で働きたい
  • 自分の業務が会社の将来像につながる環境で働きたい
  • 事業の方向性が明確でキャリアを描ける企業で働きたい

「事業戦略」に関する転職の軸

事業戦略の場合は、次のような例が挙げられます。自分の考えやこだわりに合うものがあるか見ていきましょう。

▼転職の軸の例

  • 新規事業や新サービスに積極投資する会社で働きたい
  • 市場や顧客データをもとに事業戦略を決定する企業で働きたい
  • 変化に応じて柔軟に戦略を見直す企業で働きたい
  • 戦略の背景や方針が社内で共有されている環境で働きたい

「事業・商品」に関する転職の軸

事業・商品を転職の軸に設ける際の例は以下です。自分の考えやこだわりに合うものがあるか見ていきましょう。

▼転職の軸の例

  • 市場ニーズに応じて改善が続くサービスに関わりたい
  • 自分自身が価値を感じられる商品に関わる仕事がしたい
  • 多くの人の生活に影響を与えるサービスに携わりたい
  • 新しい革新的なサービスを世の中に生み出す仕事がしたい

「仕事内容」に関する転職の軸

仕事内容に関する軸には、次のような例があります。前職・現職の経験から、譲れないポイントを明確にしていきましょう。

▼転職の軸の例

  • これまでの経験を活かして成果を出せる仕事がしたい
  • 業務の幅が広く企画や改善にも関われる仕事がしたい
  • 日々の成果が数値や結果として見える仕事に携わりたい
  • 役割や責任範囲が明確な業務に携われる環境で働きたい

「仕事の進め方」に関する転職の軸

仕事の進め方に関しても、前職・現職での経験から譲れないポイントが見えてくるかもしれません。次の例を参考にしてください。

▼転職の軸の例

  • 自分で優先順位を決めて業務を進められる環境で働きたい
  • チームで情報共有しながら進める働き方ができる会社がいい
  • 承認フローがシンプルでスピード感のある環境で働きたい
  • 目標設定と振り返りの仕組みが整っている環境で働きたい

「社風」に関する転職の軸

社風を転職の軸にする際の例には、次のようなものがあります。転職先ではどんな環境を求めているのか、自分のこだわりと照らし合わせて考えましょう。

▼転職の軸の例

  • 入社年次や役職に関係なく意見を言える職場で働きたい
  • 落ち着いた雰囲気で業務に集中できる環境がいい
  • チームで成果を出す文化が根付いている会社で働きたい
  • 新しいことに挑戦しやすい社風の会社で働きたい

「経営者」に関する転職の軸

社風にも大きく反映される経営者の考え方。転職の軸に設ける際には、次のような例が挙げられます。

▼転職の軸の例

  • 経営判断の背景や意図が共有される環境で働きたい
  • 経営者の考え方に納得感を持てる企業で働きたい
  • 現場理解を踏まえて意思決定を行う経営者のもとで働きたい
  • 社員の成長や働きやすさを重視する経営者の会社で働きたい

「社員・同僚」に関する転職の軸

社員・同僚など人間関係に関する転職の軸には、次のような例があります。自分の考えと一致するものがあるか、参考にしてみましょう。

▼転職の軸の例

  • スキルの高い人から学べる環境で働きたい
  • 困ったときに相談しやすい関係性の職場で働きたい
  • 協力しながら仕事を進める文化のある会社がいい
  • 多様な人材が活躍している環境で成長したい

「評価制度」に関する転職の軸

仕事の満足度やモチベーションに直結する「評価制度」。転職の軸にする際は、次のような例があるので参考にしてみてください。

▼転職の軸の例

  • 年功序列ではなく実力で評価される環境で働きたい
  • 成果が昇給や昇進に反映される環境で働きたい
  • 評価基準が明確に公開されている会社で働きたい
  • 売上結果などの数字だけでなく、プロセスも評価されたい

「教育制度」に関する転職の軸

教育制度を転職の軸に設ける際には、次のような例が挙げられます。教育・研修環境に何を求めているのか、自分なりのこだわりを考えていきましょう。

▼転職の軸の例

  • 成長段階ごとに育成プログラムが整っている会社で働きたい
  • 入社後に体系的な研修制度が整っている会社で働きたい
  • 業務に必要なスキルを段階的に習得できる環境がいい
  • 継続的に学べる研修や勉強会がある企業で働きたい

「給与」に関する転職の軸

給与に関する転職の軸の例は、次のような例が挙げられます。自分の譲れないポイントに近いものがあるか見てみましょう。

▼転職の軸の例

  • 成果に応じたインセンティブがある会社がいい
  • 自分の市場価値に見合った適正な報酬を得られる環境がいい
  • 景気に左右されにくい安定した収入を得たい
  • 評価と連動した報酬体系が明確な企業で働きたい

「設備」に関する転職の軸

設備は働く環境に大きく影響する要素です。転職の軸にする際には、次のような例が挙げられます。

▼転職の軸の例

  • 専門書などの図書設備が充実している会社で働きたい
  • PCやデバイスなど作業環境が整っている会社で働きたい
  • カフェやラウンジなどリフレッシュ設備が充実した会社で働きたい
  • 技術開発や研究に必要な機器が充実した会社で働きたい

「勤務場所」に関する転職の軸

勤務場所や勤務スタイルに関する転職の軸には、以下のような例があります。ライフスタイルにおける譲れないこだわりとともに考えていきましょう。

▼転職の軸の例

  • リモートワークが可能な柔軟な環境で働きたい
  • オフィス付近に住むための住宅手当が充実している会社がいい
  • 転勤がなく同じ地域で長く働ける会社がいい
  • 業務に応じて働く場所を選べる制度がある環境で働きたい

8,568通り、あなたはどのタイプ?

グッドポイント診断

転職の軸の見つけ方|4ステップで簡単に整理

自分なりの「転職の軸」を見つけて、納得のいく転職活動を進めるための、4つのステップを紹介します。

現職の満足度を可視化し、転職先に求める譲れない条件を絞っていきましょう。

ステップ1:企業への期待を整理する

企業の何に魅力を感じ、譲れないポイントはどこにあるかを整理しましょう。転職という「新たな組織参加」を決める際には、大きく4つの誘因があります。

  • 目的への共感
  • 活動内容への魅力
  • 構成員への魅力
  • 特権への魅力

▼具体例

転職の軸の見つけ方_企業への期待を整理する

ステップ2:現職に点数を振ってみる

5段階評価で、現職における各項目の満足度を点数にしてみましょう。点数をつけ終えたら4つの項目の合計点数を計算します。

▼具体例

転職の軸の見つけ方_現職に点数を振ってみる
項目点数現職に対する合計点
目標への共感29.5
活動内容への魅力1.5
構成員への魅力2
特権への魅力4

ステップ3:転職後に目指す状態を点数化する

次に、転職後に目指す状態として、自分が現職に対してつけた合計点(例:9.5点)を、4つの項目に再分配します。

転職先には高い理想を求めたくなりますが、「すべての項目が満点」という仕事はなかなかありません。現職と転職後に目指す状態の合計点を同じにすることで優先順位が明確になりやすくなります。

▼具体例

転職の軸の見つけ方_転職後に目指す状態を点数化する
項目点数現職からの変化転職後の合計点(現職と揃える)
目標への共感4+29.5
活動内容への魅力2.5-1
構成員への魅力1-1
特権への魅力2-2

ステップ4:転職後に目指す状態を言葉(転職の軸)で表現する

ステップ3で最も高い点数がついた項目が、転職の軸のベースとなります。その項目について「転職後にどんな状態になっていれば転職成功と思えるか」を具体的な言葉で表現しましょう。これが転職の軸となります。

思いつかない場合は、「他の条件が揃っていても、〇〇でなければ転職したくない」という状態を想像してみるのも一つの方法です。

【関連記事】
転職したいけれど希望の求人がない場合はどうしたらいい?

転職の軸の活用方法

定めた転職の軸は、転職活動の各プロセスで活用できます。具体的な活用方法を表でまとめたので、転職活動やその準備をする際は、ぜひ参考にしてみてください。

▼選考フェーズ別:転職の軸の活用法
求人応募転職の軸をもとに、企業を絞り込む
企業研究気になった求人があれば、転職の軸と企業の一致度を見極めるために、求人詳細や採用ページなどで確認する
志望動機の作成転職の軸と企業の特徴を結びつけて作成する。「なぜこの会社なのか」の説得力が高まり、企業側の納得度も上がる
職務経歴書の作成転職の軸とこれまでの経験やスキルを結び付けて作成する。転職理由との一貫性を高めることで説得力が増す
面接転職の軸と志望動機、転職理由とのつながりや一貫性を意識して回答することで説得力が高まる
内定承諾転職の軸をもとに入社先を選択。意思決定のブレやミスマッチを防げる

【面接の回答例文】転職の軸の答え方

面接では、「転職で実現したいことは何ですか?」「あなたの企業選びの基準を教えてください」などの形で転職の軸を質問されるケースがあります。以下に紹介する答え方のポイントや回答例文を参考に、自分ならどう答えるか面接準備をしておきましょう。

▼面接で「転職の軸」を聞かれた時の答え方のポイント

  • 結論(転職の軸)から簡潔に伝える
  • 理由(なぜそう考えるのか)を具体的に伝える
  • 転職の軸と企業の特徴が一致していることを示す
  • 将来どうなりたいかを補足する
  • 具体的なエピソードを用いて説得力を高める
  • 転職理由や志望動機との一貫性/矛盾しないようにする

「企業理念」に関する転職の軸

企業理念を転職の軸にする際は、応募企業の理念がどう自分の軸とマッチしているのかを伝えましょう。

▼面接での回答例文
私は企業選びの際に、自分の価値観と企業理念が一致しているかどうかに重きを置いています。これまでの経験を通じて、主体的に行動して成果を出すためには、理念の一致が不可欠だと気がつきました。御社は〇〇という理念を掲げ、それを事業運営や日々の判断にも反映されている点が、自分の軸と一致していると感じています。その環境で理念を体現しながら、長期的に貢献していきたいと考えています。

「ビジョン」に関する転職の軸

ビジョンを転職の軸に説明する際は、応募企業の中長期的な事業計画などと自分の軸にどう接点があるのかを伝えましょう。

▼面接での回答例文
私は、企業の目指すビジョンが明確で、自分が貢献できる姿を具体的にイメージできるか会社かどうかを重視しています。企業の将来像や成長戦略が具体的に示されている環境であれば、自分の役割や目指すべき方向性を意識しながら働けると考えました。御社は事業計画や中長期の目標を具体的に示されており、その中で自分がどう価値を発揮すべきかをイメージしやすい点に惹かれています。その環境で着実に成果を積み重ね、事業成長に貢献していきたいと考えています。

「事業戦略」に関する転職の軸

事業戦略に関しても、自分の軸とどう一致しているのかを伝えることが大切です。

▼面接での回答例文
私は、常に新しい価値創造へ挑戦し続けている会社かどうかを企業選びの基準としています。変化のある環境で新しい課題に向き合う中で、自分の成長や成果実感を得たいと考えています。御社は新規事業への投資や挑戦を継続されており、その姿勢が自分の軸と一致している点に魅力を感じました。新しい価値づくりに関わり、事業拡大に貢献していきたいです。

「事業・商品」に関する転職の軸

事業・商品に関する転職の軸では、これまでの経験でどんなこだわりを大事にしてきたかを伝えられるといいでしょう。

▼面接での回答例文
私は転職活動において、市場のニーズを敏感に捉え、サービスを磨き続けられる環境かどうかを重視しています。顧客の声や市場の変化を反映しながらサービスを磨いていく仕事に、手応えを感じるからです。御社は顧客視点を重視し、継続的にサービス改善を行っている点が自分の軸に合っていると考えています。その中で、利用者にとっての価値向上に具体的に貢献していきたいです。

「仕事内容」に関する転職の軸

仕事内容に関しては、前職・現職での業務経験が転職の軸にどうつながり、応募先企業のどこに魅力を感じているのかを伝えましょう。

▼面接での回答例文
私が企業選びの際に重視していることは、これまでの経験を活かして成果を出せる仕事内容であることです。特に前職で培った〇〇の経験を、次の環境でもより高い成果につなげたいと考えています。御社の業務内容は、これまでの経験との親和性も高いと感じており、早い段階で貢献できるイメージを持っています。その中で実績を積み重ね、組織にしっかり貢献していきたいです。

「仕事の進め方」に関する転職の軸

これまでどんな仕事の進め方をしてきたのか、今後どのように進めていきたいのかを、転職の軸と合わせて伝えましょう。

▼面接での回答例文
私は、自分で優先順位を考えながら責任を持って業務を進められる環境で働きたいと考えています。これまでも、自ら考え行動する業務にやりがいを感じてきました。御社は一定の裁量を持ちながら主体的に業務へ取り組める点が、自分の軸に合っていると考えています。その中で、自ら課題を捉えて行動し、成果に貢献していきたいです。

「社風」に関する転職の軸

社風に関する転職の軸では、応募企業のどのような社風やカルチャーが自分の軸にマッチしているのかを説明しましょう。

▼面接での回答例文
私は企業選びでは、入社年次や役職に関係なく意見を出し合える環境かどうかを重視しています。これまでの経験から、組織として力を発揮して成果を出すためには、立場に関係なく意見交換ができる組織であることも需要だと気がつきました。御社はフラットなコミュニケーションを大切にされている点が自分の軸に合っていると考えています。その中で積極的に提案や発信を行い、組織の成果向上に貢献したいです。

「経営者」に関する転職の軸

経営者に関する転職の軸では、どのような経営判断・方針を持つ環境が自分のこだわりと一致するかを伝えましょう。

▼面接での回答例文
私は、経営判断の背景や意図が共有される環境かどうかを重視して転職活動を進めています。会社の目指す方向性や意図を正しく理解することで、自分の役割をより俯瞰して捉え、的確なアクションが取れると考えているからです。御社は方針共有を重視されており、その点が自分の軸に合っていると考えています。その中で全体像を理解しながら業務に取り組み、より高い成果につなげていきたいです。

「社員・同僚」に関する転職の軸

社員・同僚に関して、大事にしたい価値観や譲れない環境へのこだわりと、それが応募企業でどう実現できるかを伝えましょう。

▼面接での回答例文
私は、企業選びの際に、スキルや専門性の高い方と切磋琢磨できる環境かどうかを重視しています。スキルの高い方々と共に働くことで、自分自身の視野が広がり、より高いレベルで会社への貢献が可能になると考えているからです。御社には〇〇分野において専門性の高い方が多く在籍されており、その環境に強く惹かれています。その中で周囲から学びを吸収するだけでなく、自分自身も成果を出すことで、組織に貢献していきたいです。

「評価制度」に関する転職の軸

応募企業のどんな評価環境が自分の軸とマッチし、モチベーションにつながるのかを説明できるといいでしょう。

▼面接での回答例文
私は、働く環境を選ぶ上で、年齢や社歴ではなく、成果や取り組みが適切に評価されるかどうかを大切にしています。納得感のある評価制度があることで、目標に向かって取り組むことができ、より高いモチベーションを維持できると考えているからです。御社は成果を重視した評価制度を採用されており、その点が自分の軸に合っていると感じています。着実に成果を積み重ね、成長と貢献の両方を実現したいです。

「教育制度」に関する転職の軸

どんな教育環境が自身のスキルアップにつながり、組織に貢献できるのか、転職の軸とつなげながら説明しましょう。

▼面接での回答例文
私は、成長段階に応じた育成プログラムが整っている環境で働きたいです。着実にステップアップできる仕組みがあることで、自身の能力を最大限に引き出し、より早く、継続的に組織の力になれると考えているからです。御社は体系的な育成制度が整っている点に魅力を感じています。入社後はスキルを高めながら、長期的に貢献できる人材を目指したいです。

「給与」に関する転職の軸

高いパフォーマンスを発揮する上で給与が大事な軸であり、事業貢献につなげていけることを伝えましょう。

▼面接での回答例文
私は企業を選ぶ際に、成果や貢献が適切に還元される環境かどうかを重視しています。自分の取り組みや成果が正当に評価される環境は、さらなる高みを目指す原動力になると考えているからです。御社は成果を正当に評価し、還元する仕組みを整えられている点が自分の軸に合っていると考えています。その中で高い成果を出し、組織に貢献していきたいです。

「設備」に関する転職の軸

設備が転職の軸である場合、単に「〇〇がある環境がいい」と伝えるのではなく、「なぜその設備が必要なのか」「その設備を使って企業にどう貢献したいのか」という目的とセットで伝えるようにしましょう。

▼面接での回答例文
私は、業務の自動化やシステム化のための基盤となる設備が整った環境かどうかを企業選定の際には重視しています。〇〇職として組織全体の生産性を高めるためには、オフィスの設備や仕組みが整えられている必要があると考えているからです。御社は業務改善やシステム化に積極的に取り組まれている点に魅力を感じています。入社後は、効率化と成果の両立を意識しながら貢献していきたいと考えています。

「勤務場所」に関する転職の軸

生産性高く働き続ける上で、勤務場所や勤務スタイルがマッチしていることの重要性を説明できるといいでしょう。

▼面接での回答例文
私は、柔軟な働き方ができる環境で働きたいと考えています。働く場所や時間に一定の自由度がある方が、より集中して高いパフォーマンスを発揮しやすいと感じているためです。御社はリモートワークを取り入れながら成果を重視されている点が、自分の軸に合っていると考えています。入社後は、その環境を活かして生産性高く働き、継続的に貢献していきたいです。

キャリアアドバイザーによるアドバイス

多くの企業の採用支援コンサルティングを手掛けてきたキャリアアドバイザーの粟野さんにアドバイスをいただきました。転職活動を進める中で、軸づくりの参考にしましょう。

「転職の軸」は転職活動における正解を探すものではなく、意思決定に一貫性を持たせるための基準です。
重要なのは、「転職理由(なぜ辞めるのか)」を整理し、そのうえで「次に何を重視するのか(転職の軸)」を言語化し、企業選びにつなげることです。この流れが整理されていると、志望動機にも一貫性が生まれ、選考での評価も高まりやすくなります。
また、転職の軸は「希望条件」ではなく、優先順位をつけた“譲れない基準”として、1〜2つに絞ることがポイントです。軸が多いと判断がブレやすくなります。
なお、転職の軸は最初から明確でなくても構いません。企業研究や面接を通じて精度を高めていくものです。自分の経験と結びつけて説明できる状態にしておくことが、納得度の高い転職につながります。
【関連記事】
転職した方がいいと思いつつ勇気が出ません。どうすれば良いですか?【転職相談室】
粟野友樹
監修 粟野友樹

組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、個人の転職支援や企業の採用支援コンサルティングを行っている。

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

グッドポイント診断で、あなたの隠れた強みを診断してみましょう。

診断結果は8,568通り。あなたはどのタイプ?

リクナビNEXTで応募書類を自動作成

レジュメをカンタンに作成

履歴書と職務経歴書を作成するのが面倒な方は、リクナビNEXTにレジュメ登録するのがお勧めです。

新機能
・AI要約でワンタップで職務要約を自動生成
・AIと3分話すだけで「業務内容」を自動生成

リクナビNEXTに、プロフィールや職務経歴などを入力すると、入力された内容に従って自動で書類(レジュメ)が作成され、PDF形式でダウンロードすることが可能です。 ※『レジュメ』とは、リクルートの求職活動支援サービス共通で利用できる、職務経歴書機能です。

作成はこちらから:あなたのレジュメを簡単作成(無料)
すでに会員の方はこちら:レジュメダウンロード画面へ