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企画の職務経歴書の書き方と見本|商品企画・販促の転職例

企画の職務経歴書の書き方と見本

この記事でわかること

  • 担当商材・企画プロセス・数値実績をセットで書くと企画経験が伝わりやすくなる
  • 商品企画・販促企画の職務経歴書の見本を参考にできる
  • 職種ごとに自己PRでアピールしやすい強みがわかる

企画の職務経歴書は、担当商材・企画プロセス・数値実績を整理して記載することで、商品企画・販促企画それぞれの専門性を効果的にアピールできます。本記事では、企画職共通の書き方のポイントに加え、商品企画・販促企画の見本や、職種別の記載のコツを解説します。

監修 粟野友樹

組織人事コンサルティング 株式会社YAGAI 代表取締役CEO

企画の職務経歴書の書き方のポイント

企画職の職務経歴書では、単に「企画書を作成した」だけでなく、「どの商材を・どのようなプロセスで扱い・どんな成果を出したか」をセットで具体的に示すことが大切です。まずは以下の3つの観点でご自身の経験を整理しましょう。

  • 商材・規模の明確化: 対象カテゴリ、ターゲット、年間企画数、予算規模など
  • 担当領域とプロセスの明示: リサーチ、企画立案、社内調整、実行、効果測定などの担当範囲や活用データ(POS等)
  • 取り組みと成果: 販売実績や施策効果に加え、業務効率化やリードタイム短縮などの貢献度

職務要約には直近の担当商材と規模を2〜3行で簡潔にまとめます。企画の起点(市場ニーズ、事業方針、技術、コスト課題など)や提案の背景となったデータを明記することで、再現性のある企画力が伝わります。未経験分野や他職種へ挑戦する場合も、市場分析力や関係部署との調整力など、応募先で活かせる汎用的な経験を選んでアピールしましょう。

商品企画の職務経歴書の見本と書き方

商品企画では、調査、企画立案、仕様検討、開発・製造部門との調整、発売準備等を担当する場合があります。職務経歴書では、担当カテゴリと、企画から販売開始までのプロセスを明確にしましょう。消費財・日用品の商品企画では、企画・開発で担った役割に加え、担当商品の販売実績や開発プロセスの改善など、自身の関与が分かる実績があれば具体的に記載しましょう。

消費財・日用品メーカーで商品企画を5年経験した人を想定した見本です。数値は自身の担当規模に置き換えて使用してください。

職務経歴書

20xx年x月xx日現在

陸波 太郎

職務要約

株式会社○○ホームプロダクツに新卒入社し、約2年間の商品企画アシスタントを経て、直近3年間は日用品・消耗品カテゴリの商品企画を担当。市場調査・コンセプト設計、社内稟議・開発管理、上市後の売上分析を経験。担当した新商品の発売後売上が目標比120%となった実績あり。開発リードタイム15%短縮、リニューアル商品ではリピート状況の分析をもとにした改良にも携わった。

職務経歴

  • 株式会社○○ホームプロダクツ
    事業内容:日用品・消耗品(洗剤・ティッシュ・衛生用品など)の製造・販売
    従業員数:約1,500名(未上場)
    資本金:○億円

期間 業務内容

20xx年4月
~
現在

【所属】
商品開発部 企画グループ/商品企画担当(正社員)

【担当業務】
新商品企画(市場調査・コンセプト設計)、社内稟議・開発管理、開発・製造・営業・マーケティングとの調整、上市計画策定・売上分析、既存商品のリニューアル企画

【企画概要・使用ツール】
日用品・消耗品カテゴリ/年間2〜3件の新商品・リニューアル/市場調査ツール・POSデータ・企画管理システム・PowerPoint

【主な実績】
担当した新商品は、発売後○カ月の売上実績が目標比120%となりました。企画申請フォーマット・進行管理方法の見直し案の作成により開発リードタイムを15%短縮。リニューアル商品のリピート率は、リニューアル前の同期間の20%から30%へ上昇(10ポイント増)。

20xx年4月
~
20xx年3月

【所属】
商品開発部 企画グループ/企画アシスタント(正社員)

【担当業務】
市場調査データの整理・集計、競合分析レポート作成、新商品企画書・プレゼン資料の作成補助、サンプル評価の取りまとめ、開発スケジュール管理・進捗確認

【資格・スキル】

  • 日用品・消耗品カテゴリの市場調査・競合分析
  • 新商品コンセプト設計・社内稟議・開発管理
  • 開発・製造・営業・マーケティング各部門との進捗確認・情報共有
  • 企画申請フォーマット・進行管理方法の見直し案の作成による開発リードタイム短縮
  • POSデータ・市場調査データを活用した売上分析・改善提案

【資格】

  • 普通自動車第一種免許(20XX年XX月取得)/店舗視察・協力会社訪問に活用
  • マーケティング検定2級(20XX年XX月)/市場分析・コンセプト設計に活用

【自己PR】

私の強みは、市場データや競合情報をもとに商品企画の仮説を立て、関係部署と調整しながら商品化まで進める力です。担当した新商品では、発売後の売上実績が目標比120%となりました。また、開発リードタイムを15%短縮したほか、リニューアル商品ではリピート率がリニューアル前の同期間の20%から30%へ上昇しました。 市場調査、商品企画、開発進行、販売開始後の売上分析まで関わってきた経験と、データをもとに仮説を検証する姿勢を、次の職場でも発揮していきます。

以上

商品企画の見本は、下のリンクからWord形式でダウンロードできます。

商品企画の職務経歴書で書くべき内容

商品企画の職務経歴書では、単に「企画書を作成した」だけでなく、どの工程(提案・承認・開発進行・発売準備等)を主導したのか自身の担当範囲と役割を明確に示すことが大切です。まずは以下の観点で経験を整理しましょう。

  • 担当商材・規模: カテゴリ名、年間企画件数、新規/リニューアルの比率
  • 企画プロセスとデータ活用: 調査〜効果測定の担当範囲、POSデータや市場分析の活用状況
  • 関係者: 開発・製造・営業・マーケ・小売等との連携実績
  • 販売後の追跡・改善: 売上・リピート分析、課題整理、次期企画への反映

売上などの成果は自身の役割と切り分けて記載し、業務改善(工程の見直し・リードタイム短縮等)も数値化して伝えます。数値化しにくい場合も企画採用や商品化の実績を記載しましょう。マーケティングや経営企画など他職種を目指す場合は、データ分析や収益管理など応募先の業務と接点のある経験を重点的にアピールします。

商品企画の職務経歴書の自己PRに活かせる強み

商品企画の経験は、応募職種に合わせてアピール軸を変えることで説得力が高まります。自身のエピソードと組み合わせて伝えてみてください。

商品企画として転職を希望する場合

  • 市場・競合を踏まえた企画力: 調査データや競合情報から、仮説を立て、コンセプトへ落とし込む力
  • 商品開発の進行・調整力: 開発・製造・営業などの関係部署と連携し、商品化を推進する力

他の職種への転職を希望する場合

  • データ分析・仮説検証力: データ分析・課題特定・検証を行うスキル
  • 多角的な関係調整力: 立場の異なる関係者から情報を引き出し、プロジェクトを前進させる力

販促企画の職務経歴書の見本と書き方

販促企画では、キャンペーン、店頭施策、販促物、デジタル施策、効果確認などを担当する場合があります。職務経歴書では、担当施策の規模と、売上・コスト改善の実績を具体的に記載しましょう。メーカー・小売など所属企業に応じた役割を明確にした上で、「企画→実行→効果測定→改善」のうち自身が担当した範囲を示しましょう。

消費財メーカーで販促企画・サポートを5年経験した人を想定した見本です。数値は自身の担当規模に置き換えて使用してください。

職務経歴書

20xx年x月xx日現在

陸波 太郎

職務要約

株式会社△△リテールマーケティングにて、新卒入社後、約2年間の販促サポートを経て、直近3年間は消費財カテゴリの販促企画を担当。キャンペーン企画・店頭販促、POS連動施策、販促効果測定・改善提案を経験。担当キャンペーン対象商品の売上が前年同期比15%増、販促コスト10%削減を達成。

職務経歴

  • 株式会社△△リテールマーケティング
    事業内容:食品・日用品など消費財の製造・販売
    従業員数:約400名(未上場)
    資本金:○千万円

期間 業務内容

20xx年4月
~
現在

【所属】
マーケティング部 販促グループ/販促企画担当(正社員)

 【担当業務】
季節キャンペーン・店頭販促の企画立案・実行、POSデータを用いた対象商品の選定・施策内容の検討、営業担当と連携し、小売本部・店舗への販促施策の提案資料作成や実施条件・スケジュールの調整を担当、販促効果測定・改善提案、販促予算の進捗管理と、什器・媒体等のコスト見直し

【施策概要・使用ツール】
消費財カテゴリ(食品・日用品)/年4回の季節キャンペーン・月次店頭販促/POSデータ・販促管理システム・BIツール

【主な実績】
担当キャンペーン期間中、対象商品の売上は前年同期比15%増となりました。販促什器・媒体の仕様・発注方法を見直し、対象施策の販促費を前年同規模施策比10%削減。ROIは、前年同規模施策の90%から110%へ改善。

20xx年4月
~
20xx年3月

【所属】
マーケティング部 販促グループ/販促サポート(正社員)

【担当業務】
キャンペーン資料作成、店頭什器・ディスプレイ・POPの発注管理、POSデータの集計・レポート作成、販促効果測定の補助

【資格・スキル】

  • 季節キャンペーン・店頭販促の企画立案・実行
  • POSデータを用いた対象商品の選定・施策内容の検討・販促効果測定・改善提案
  • 小売本部・店舗との販促条件の調整・施策実施に向けた情報共有
  • 販促予算の管理、販促費の見直し、施策別ROIの算出・効果検証
  • POSデータ・BIツールを活用した売上分析・効果検証

【資格】

  • 普通自動車第一種免許(20XX年XX月取得)/店舗視察・什器配送立会に活用
  • 日商簿記2級(20XX年XX月取得)/販促予算管理・コスト分析に活用

【自己PR】

私の強みは、POSデータをもとに対象商品や施策内容を検討し、実施後の効果を確認して次の施策へ反映する力です。担当キャンペーン期間中、対象商品の売上は前年同期比15%増となりました。販促什器・媒体の見直しによって対象施策の販促費を前年同規模施策比10%削減したほか、ROIは前年同規模施策の90%から110%へ改善しました。 POSデータを用いた対象商品の選定や施策内容の検討、実施後の効果測定、販促費の見直しに取り組んできた経験を、次の職場でも活かしたいと考えています。

以上

販促企画の見本は、下のリンクからWord形式でダウンロードできます。

販促企画の職務経歴書で書くべき内容

販促企画の職務経歴書では、自らの立場(メーカー側/小売側)を明記し、キャンペーンの件数だけでなく「どの規模の施策で・どんなデータをもとに・どう改善を回したか」をセットで具体化することが大切です。まずは以下の要素を整理しましょう。

  • 担当施策・規模: 施策名・頻度・対象カテゴリ・販促予算規模
  • 企画プロセス: 企画立案・什器/POP展開・店頭連動・効果測定(ROI分析等)の担当範囲
  • 関係者: 小売本部、店舗、営業、広告代理店等との調整実績
  • データ活用・比較方法: 使用データ(POS等)や比較手法(前後の比較、対照店舗との比較)

売上向上やコスト削減、費用対効果(ROI)などは数値で記載し、単発で終わらせず「検証から次の施策へどう改善を繋げたか」まで示します。資料作成や発注管理も、対象施策や予算規模を添えることで企画推進力として伝わります。マーケティングや経営企画などへの転職時は、データ分析・予算管理・関係者調整など、応募先と接点のあるポータブルスキルを中心に訴求しましょう。

販促企画の職務経歴書の自己PRに活かせる強み

販促企画の職務経歴書では、次のような経験を強みとして伝えられます。自身のエピソードと合わせて盛り込んでみてください。

販促企画への転職を希望する場合

  • 販促施策の企画・実行力:キャンペーンや店頭販促など、自身が担当した企画・実行工程を進める力
  • 販促効果の分析・改善力:施策別の売上・販促費・ROI等を確認し、次回施策の検討に活かす力

経営企画・マーケティングなどを希望する場合

  • 売上データ分析・改善提案力:売上傾向を把握し、施策の検討・改善に活かす力
  • 小売・メーカーとの調整力:双方の要望や条件を確認し、施策実施に向けて内容・スケジュール等を調整する力
  • 予算管理・費用対効果の検証力:担当予算の進捗を管理し、施策ごとの費用と結果を確認して改善に活かす力

関連リンク

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企画職以外の職務経歴書の見本やExcelのテンプレートが欲しい人は「職種見本付き 職種見本付き 職務経歴書のフォーマット」を参考にしてください。

粟野友樹
監修 粟野友樹

組織人事コンサルティング 株式会社YAGAI 代表取締役CEO
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、転職支援や企業の採用支援、人材育成・組織開発など幅広く人事領域のコンサルティング業務に従事している。

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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