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編集者の職務経歴書の書き方と見本|Web編集者・雑誌編集者の転職例

編集者の職務経歴書の書き方と見本

この記事でわかること

  • 媒体規模と数値実績をセットで書くと編集経験が伝わりやすくなる
  • Web編集と雑誌編集別に、職務経歴書に書く項目がわかる
  • 職種ごとに自己PRに活かせる強みの観点がわかる

編集者として培った経験は、媒体規模・担当業務範囲・数値実績を整理して記載することで、職務経歴書で効果的にアピールできます。Web編集と雑誌編集の見本と、職種別の記載のコツをまとめました。

監修 粟野友樹

組織人事コンサルティング 株式会社YAGAI 代表取締役CEO

編集者の職務経歴書の書き方のポイント

採用担当者が、これまでの編集経験を応募先のどの業務に活かせそうか判断できるよう、担当媒体や業務範囲を具体的に記載しましょう。企画力や文章力は抽象的なアピールになりやすいため、どのような媒体で、どの業務をどこまで担当し、どのような実績につながったかを具体的に書くと、経験の内容が伝わりやすくなります。

編集者の職務経歴書で押さえたいポイントは、以下の3つです。

  • 媒体規模の具体化:月間PV・発行部数・更新頻度・担当カテゴリ
  • 担当業務範囲の明示:企画・取材・執筆・校正・公開・印刷立会いなど
  • 数値・事実ベースの成果:PV向上・コスト削減・納期遵守・重版など

職務要約は、直近の担当媒体と役割を2〜3行で簡潔にまとめましょう。職務経歴本文では、企業ごとに期間・部署・役割・業務内容・実績を時系列で整理します。

外部ライターやデザイナーのディレクション経験がある場合は、担当人数と業務範囲をセットで記載します。進行管理や関係者との調整力を示すことで、他職種(広報やコンテンツマーケティングなど)への応募でも強みとして評価してもらいやすくなります。

なお、実績は「丁寧に編集した」といった感覚的な自己評価ではなく、企画・編集時の具体的な工夫や、その結果生じた客観的な事実・数値で示しましょう。

Web編集者の職務経歴書の見本と書き方

Web編集者の業務担当範囲は、企画・取材・編集・CMS入稿・公開後分析など媒体によって異なるため、求人票で実際の担当工程を確認しましょう。担当媒体の規模、SEOやアクセス解析の担当経験がある場合は、使用ツール・確認指標・自分の担当施策などを記載しましょう。

Webメディア運営会社で5年勤務、編集・デスクを経験した28歳を想定した見本です。数値は自身の媒体規模に置き換えて使用してください。

職務経歴書

20xx年x月xx日現在

陸波 太郎

職務要約

株式会社○○メディアにて、新卒入社後約5年間、ビジネス系Webメディアの編集業務を担当。企画立案からライター・デザイナーのアサイン、取材・執筆・校正、公開・効果検証まで一連の制作フローを経験。担当カテゴリの月間PVが前年比150%となったほか、制作コストを10%削減し、担当記事の納期遅れゼロを2年間継続。

職務経歴

  • 株式会社○○メディア
    事業内容:Webメディアの企画・運営・広告事業
    従業員数:約80名(未上場)
    資本金:○千万円

期間 業務内容

20xx年x月
~
現在

【所属】
編集部/Web編集・デスク(正社員)

【担当業務】
月12〜15本の記事企画立案、ライター5名・デザイナー2名のアサイン・進行管理、取材・執筆・校正、SEO施策の立案、Google Analytics 4(GA4)によるアクセス分析、他編集者の記事・企画の確認、媒体全体の進行・品質管理等の役割

【媒体規模】
ビジネス・キャリア系Webメディア/月間約50万PV/WordPress・Google Analytics 4(GA4)・Slack・Googleスプレッドシート

【主な実績】
担当カテゴリの月間PVが前年比150%に増加。ライター・デザイナーへの発注手順や制作フローを見直し、外注制作コストを10%削減。担当記事の納期遅れゼロを2年間継続

20xx年x月
~
20XX年x月

【所属】
編集部/編集アシスタント(正社員)

【担当業務】
記事の進行管理補助、ライター・デザイナーへの素材共有、校正・ファクトチェック補助、CMS入稿サポート

【活かせる経験・知識・スキル】

  • Web記事の企画立案・構成設計・ライティング
  • ライター・デザイナーなど外部クリエイターのアサイン・ディレクション・進行管理
  • SEO施策の立案とGoogle Analytics 4(GA4)によるアクセス分析
  • 校正・ファクトチェック・CMS操作(入稿・スタイル調整など)
  • 制作フロー改善によるコスト削減・納期管理

【資格】

  • ウェブ解析士(20XX年XX月取得)/アクセス解析・改善施策の立案に活用
  • 普通自動車第一種免許(20XX年XX月取得)

【自己PR】

私の強みは、読者ニーズを踏まえた企画力と、納期を守りながら品質を維持する進行管理力です。担当カテゴリの月間PVを前年比150%まで向上させたほか、外部クリエイターへの発注手順や制作フローを見直し、制作コストを10%削減しました。納期遅れゼロを2年間継続してきた実績もあります。コンテンツ企画から効果検証まで一貫して担当してきた経験と、数値をもとに改善を重ねる姿勢を、貴社でも発揮していきたいと考えています。

 

以上

Web編集者用の見本は、下のリンクからWord形式でダウンロードできます。

Word以外の形式を使う場合は、職務経歴書のフォーマット(テンプレート)から探せます。

Web編集者の職務経歴書で書くべき内容

Web編集者の職務経歴書では、媒体規模・更新頻度・担当カテゴリをセットで記載します。採用担当者がこれまでの担当範囲を把握できるよう、媒体規模だけでなく、企画・制作・公開後分析のどこまで担当してきたかを具体的に記載しましょう。

記載するとスキルや能力が伝わりやすい項目は、以下のとおりです。

  • 担当媒体:ジャンル・月間PV・更新頻度・記事本数
  • 制作フロー:企画・取材・執筆・校正・入稿・公開のうち担当範囲
  • 外部リソース管理:ライター・デザイナー・フォトグラファーなどの人数と役割
  • SEO・解析:キーワード選定・アクセス解析ツール・改善施策
  • SNS・メールマガジン連携:記事への送客業務

企画力や編集力を具体的に伝えるため、PVや検索流入、制作本数、制作コスト、進行実績など、担当業務に合う数値や事実があれば記載しましょう。

Web編集者の職務経歴書の自己PRに活かせる強み

Web編集者の自己PRでは、日常業務で培った経験を以下のような強みとして整理できます。自身のエピソードに合わせて選びましょう。

Web編集で引き続き転職を志望する場合

  • コンテンツ企画・編集力:読者ニーズやアクセスデータなどをもとに企画を立案し、構成・制作・公開まで進める力
  • 外部クリエイターのディレクション・進行管理力:企画内容やスケジュールに応じてライター・デザイナーをアサインし、品質と納期を意識しながら制作を進める力

広報・マーケティングなど他職種を志望する場合

  • 情報の構造化・言語化能力:複雑な情報や商品の魅力をターゲットに刺さる言葉へ整理して伝える力
  • ニーズ分析・企画推進力:市場の潜在ニーズを言語化してコンテンツや施策に落とし込み、成果につなげる実行力

雑誌編集者の職務経歴書の見本と書き方

雑誌編集者は、特集企画から取材・校正・校了・印刷立会いまで、紙媒体ならではのスケジュール管理が求められる職種です。職務経歴書では、発行部数などの媒体規模に加え、実売部数の変化、読者アンケートや担当企画への反響など、自身の担当業務と関連する実績があれば具体的に記載しましょう。

中堅出版社で5年勤務した雑誌編集者を想定した見本です。数値は自身の担当規模に置き換えて使用してください。

職務経歴書

20xx年x月xx日現在

陸波 太郎

職務要約

株式会社△△出版にて、新卒入社後約5年間、月刊ライフスタイル誌の編集業務を担当。特集企画からライター・フォトグラファー・デザイナーのアサイン、取材・校正、校了・印刷立会いまで経験。担当特集掲載号の実売部数が前年同月比110%となったほか、担当号の制作進行では納期遅れゼロを3年間継続。

職務経歴

  • 株式会社△△出版
    事業内容:雑誌・書籍の企画・出版・販売
    従業員数:約200名(未上場)
    資本金:○億円

期間 業務内容

20xx年x月
~
現在

【所属】
雑誌編集部/雑誌編集(正社員)

【担当業務】
月刊1号あたり特集2〜3本の企画立案、ライター3名・フォトグラファー2名・デザイナー1名のアサイン、取材・校正・校了、印刷会社との折衝・立会い、読者アンケート・販売データの分析

【媒体概要】
月刊ライフスタイル誌「○○」/発行部数約8万部

【使用ツール】
Adobe InDesign(レイアウト確認・修正指示が可能なレベル)ほか、実際に使用した編集・校正ツールを記載

【主な実績】
担当特集掲載号の実売部数が前年同月比110%。担当号の納期遅れゼロを3年間継続

20xx年x月
~
20XX年x月

【所属】
雑誌編集部/編集アシスタント(正社員)

【担当業務】
特集の進行管理補助、ライター・フォトグラファーへの素材共有、校正・校閲補助、印刷会社との日程調整

【活かせる経験・知識・スキル】

  • 雑誌特集の企画立案・構成設計
  • ライター・フォトグラファー・デザイナーのアサイン・進行管理
  • 校正・校了・印刷立会い
  • 印刷会社との折衝・スケジュール管理
  • 読者ニーズ分析に基づく企画立案

【資格】

  • 普通自動車第一種免許(20XX年XX月取得)

【自己PR】

私の強みは、読者ニーズを踏まえた特集企画力と、納期を守りながら品質を維持する進行管理力です。読者の反応や販売実績を確認しながら特集企画に取り組み、担当特集掲載号の実売部数は前年同月比110%となりました。また、納期遅れゼロを3年間継続してきた実績があります。特集の企画から取材・校正、校了まで一連の制作工程を担当してきた経験と進行管理力を、貴社でも活かしたいと考えています。

以上

雑誌編集者用の見本は、下のリンクからWord形式でダウンロードできます。

Word以外の形式を使う場合は、職務経歴書のフォーマット(テンプレート)から探せます。

雑誌編集者の職務経歴書で書くべき内容

雑誌編集者の職務経歴書では、誌名・ジャンル・発行部数・刊行頻度に加え、自身が担当した特集数やページ数などを記載すると、担当範囲が伝わりやすくなります。実売部数や読者アンケート、担当企画への反響など、自身の担当業務と関連する実績が確認できる場合は具体的に記載しましょう。

職務経歴書に記載するポイントは、以下のとおりです。

  • 担当媒体:誌名・ジャンル・発行部数・刊行頻度
  • 制作フロー:企画・取材・校正・校了・印刷立会いのうち担当範囲
  • 外部リソース管理:ライター・フォトグラファー・デザイナー・印刷会社との連携
  • 実績・反響:実売部数、読者アンケート、担当特集への反響、重版実績(該当する媒体・企画の場合)など
  • メディアミックス展開:雑誌とWeb・SNSの連動企画や展開経験

広報やコンテンツマーケティングへ転職する場合は、企画、取材・編集、情報整理、外部クリエイターとの調整など、応募先の業務でも活かせる経験を具体的に示します。部数向上や重版達成など、数値で示せる成果を記載しましょう。

雑誌編集者の職務経歴書の自己PRに活かせる強み

雑誌編集者の職務経歴書では、次のような経験を強みとして伝えられます。自身のエピソードに合わせて盛り込んでみてください。

  • 特集企画・編集力:読者の関心や媒体の編集方針を踏まえて特集を企画し、取材・制作・校了まで一連の編集工程を進める力
  • 外部クリエイター調整力:ライター・フォトグラファー・デザイナー・印刷会社と制作条件やスケジュールを調整し、品質と納期を意識して制作を進める力
  • 読者ニーズの把握・企画推進力:読者アンケートや販売動向などを参考に企画テーマを検討し、関係者と連携しながら誌面として形にする力
  • 品質・進行管理力:校正工程や修正状況、入稿・校了までのスケジュールを管理し、誌面の品質を確認しながら制作を進める力
粟野友樹
監修 粟野友樹

組織人事コンサルティング 株式会社YAGAI 代表取締役CEO
約500名の転職成功を実現してきたキャリアアドバイザー経験と、複数企業での採用人事経験をもとに、転職支援や企業の採用支援、人材育成・組織開発など幅広く人事領域のコンサルティング業務に従事している。

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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