転職して海外で働くつもりですが、国民年金に加入は必要?
転職後、海外で働くつもりなのですが、それでも国民年金には加入しないといけないのでしょうか?
(K・Sさん、ほかからの質問)
国内に住所がないなら、加入しなくても問題ありません。
一般的に、国民年金は国民全員が強制加入者となっていますが、正確には以下のような対象者になっています。
(1) 厚生年金保険その他の公的年金制度に加入している者
(2) (1)の被扶養者配偶者で20歳以上60歳未満の者(※)
(3) (1)(2)以外の日本国内に住所のある20歳以上60歳未満の者
日本に所在する企業に転職されるということであれば、その会社で厚生年金保険などの年金制度に加入します。そうすると、(1)にあたりますから、すでに国民年金にも加入している状態です。そのような方が海外転勤したとしても、(1)に該当した状態のままですから、日本の年金制度に関しては特に何も手続きしないで大丈夫です。
一方、日本に所在する企業は退職し、海外に所在する企業に入社するような場合には、(1)~(3)のどれにも該当しなくなりますので、国民年金に加入する義務はありません。ただし、日本国籍があれば、日本に住所がなくても任意に加入することができます。つまり、将来年金の受給資格要件を満たせば、国外にいても年金は受給できるのです。
※2020年4月からは、被扶養配偶者で20歳以上60歳未満の方(第3号被保険者)で国内に居住していない方は、対象外となります。ただし、以下の①~④は例外となります。
①外国において留学をする学生
②外国に赴任する被保険者に同行する者
③観光、保養又はボランティア活動その他就労以外の目的で一時的に海外に渡航する者
④被保険者が外国に赴任している間に当該被保険者との身分関係が生じた者
この内容は、2020/04/06時点での情報です。
(文責:編集部、アドバイザー:松尾友子、冨塚祥子)
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