こっそり何をしているの?【僕らの会議 内職事情】メール確認、資料作成…!?

 ダメだとわかってはいるけれど、ついついやってしまうのが会議中の内職。まったく関係のない資料作成やメールチェックなど、「時間の有効活用」なんて心の中で言い訳をしながら…。
 リクナビNEXT編集部は株式会社NTTデータ経営研究所、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社による「会議の革新とワークスタイルに関する調査」を元に、「僕らの会議 内職事情」を発表しました。会議出席者の意識レベルや実態が明らかに。

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 上記のインフォグラフィックスのとおり、内職している人の割合は41.7%と、4割強。では、何をしているのでしょうか?

1位:他の資料を参照 58.8%
2位:ノートPCでメールチェック 40.3%
3位:ノートPCで資料作成 25.7%

 1位の「他の資料を参照」は、携わっている案件に関する資料の予習復習をしているのかもしれません。また、2位と3位はノートPCを使用し「メールチェック」と「資料作成」を行っているとの結果が。「メールチェック」は緊急で発生する事案に対応するためとも考えられますが、「資料作成」となると会議に出席している意味がわからなくなりそう…。そんな内職者たちの会議に対する意識を見ると…。

■会議は会社の価値創造に貢献していますか?

YES…33.1%
NO…66.9%

 会議に意味を見いだせていない割合が実に7割近くも!こうなると、現在行われている会議が本当に必要か否かを、根本から考え直さなければなりませんね。

 インフォグラフィックスによると、YES派もNO派も「進捗確認だけの会議」「方針伝達だけの会議」を、内職の時間に割り当てている率が高いよう。しかし、YES派ではブレストのように発想や発言に集中すべき「新アイデア創出会議」でも、3割近くが内職をしているとの結果が。もしかするとYES派は“自分の作業が捗るから”という視点でも、会議に意味を見出しているのかもしれません。なお、NO派は単調になりがちな会議全般で内職をしているという結果が。会議に意味を見いだせないからこそ、時間を有効活用しているようです。

 忙しい日々の中で、なんとか時間を創出したいという気持ちが内職へと走らせているのかもしれません。実は、仕事に対する生真面目さが要因していると受け止めることもできるかも?

WRITING:八幡啓司

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