わかばちゃんが気になる会社のオフィスに訪問するシリーズ。
今回は、JIRA Software・Confluence・Bitbucket・SourceTreeなどの開発ツールで有名な、アトラシアンさんのオフィスに行ってきました!
目次
アトラシアンオフィスにおじゃましてきました!
赤レンガ倉庫から徒歩3分!
記念撮影スポットとして有名な万国橋を渡ったら
アトラシアンさんのオフィスに到着です!
オフィスの目の前は、なんと海!
アトラシアンさんは横浜にあるんだ!グローバルな雰囲気がピッタリだね。
早速オフィスの中にお邪魔してみよう!
スチュアート・ハリントンさんについて
アトラシアン・ジャパン 代表取締役社長。
スタンフォード大学を卒業してから慶應義塾大学でAI研究に従事した後、30年以上にわたって複数の日本企業や外資系企業で社長などを歴任。日米双方の企業文化を熟知されています。
長沢智治さんについて
ソフトウェア開発のライフサイクル全般を経験したのち、Rational Software、IBM、Borlandにて開発プロセス改善のコンサルティングに従事。2007年より、Microsoftでテクニカル エバンジェリスト。2014年より、Atlassianのシニア エバンジェリストに就任。アジャイル開発のコミュニティ活動、開発現場への訪問など、積極的に活動されています。趣味は海水魚やクワガタの飼育。
快適に働ける環境!社員1人あたり10平米以上
あの~、思ったんですけど、びっくりするほどオフィスが広々としていますね!?
いいところに気がつきましたね。
アトラシアンには「メンバーが快適に働けるよう、1人あたり10平米以上のスペースをとる」というルールがあるんですよ。
許可をいただき、オフィスの様子を撮影させていただきました。
高い天井にはアトラシアンの5つの価値観が掲げられています。
この価値観について、詳しくはアトラシアン公式ページに掲載されています。
こちらはミーティングスペース。
夕方4時頃から、飲み物やおつまみを出して和気あいあいとした雰囲気になるそうです。
棚をよく見ると……
仮面ライダーの変身ベルトが!
それは僕のプレゼン道具のひとつですね。他にもたくさんありますよ。
ライダーマンの仮面もあります。
改造してXFD(eXtreme Feedback Device) にしました。
ビルドで失敗すると目が光ります(笑)。
仮面ライダーへの愛が伝わってきます!
ITと仮面ライダーを掛け合わせ、楽しく解説するのが好きなんです。
たとえば、こんな記事も書いていますよ。
競合というよりは同業!アトラシアンとGitHub
ソースコードのホスティングサービスにおいて、Bitbucketに対してGitHubは競合だと思うのですが、ズバリ、ライバル意識はありますか?
いえ、ライバルとは思っていないです。競合というよりは同業です。
「開発現場をよくしていこう」という気持ちを持った同志ですね。
アトラシアンも他社も、業界全体の底上げをしたいと思っているのは同じですから。
AtlassianとGitHubで、Git LFS (Git のラージファイルストレージ)に一緒に取り組んでいたりもします。
AtlassianとGitHub でカラオケしたりもするみたいですよ。
エンジニアと企画担当者がコラボレーションできる場を作る
アトラシアン製品は、日本でのソフトウェア開発や協働作業が成熟してきたこともあって、業種問わず広くご利用いただけるようになってきました。
Confluence の「ドキュメントが腐らない仕組み」
▲Confluence – チーム コラボレーション ソフトウェア | Atlassian
Confluenceには、ドキュメントが腐らない仕組みが詰まっています。
たとえば、議事録って書いあとはそのまま放置されてしまいがちじゃないですか?
自分が出席していなかった議事録に目を通そうにも、自分の仕事に関連のある話題が上がっていたのかどうかさえわからず、全文読まなきゃいけないのはうんざりしますよね。
でもConfluenceなら、メンションを入れられるので、自分に関係しているところだけ、かいつまんでチェックすることができるんですよ。
なるほど。その仕組みなら、自分が関係あるところだけ読めて、効率的ですね。
さらに、特徴的なのがTODOリスト。
「自分がやることリスト」
だけでなく
「自分が依頼したことリスト」
も表示されるんです。
あ〜、それはいいですね!
タスクが積み重なってくると、依頼したまま忘れてしまうケースがあるので……!
ときには誰に依頼したかすら忘れてしまうこともありますし(汗)。
そうなんです。
ConfluenceのTODOがあれば、「そういえばあれ、どうなった?」とフィードバックしやすくなりますよ。
書く文化が定着しない場合は、どうしたらいい?
情報共有ツールをいざ社内で使おうとしても、場合によっては書く文化がなかなか定着しない場合もあると思うんです。
そういう場合はどうしていますか?
以下の3点がポイントです。
- 間違いを許容すること
- フランクなものを書いてハードルを下げる(社内向けのおすすめランチマップなど)
- まずは議事録から始めてみる
特に、ひとつ目の「間違いを許容する」というのは重要です。
何を書いてもOK、という雰囲気を作っていくことですね。
社内の情報共有や、開発チームのツール連携のことでお悩みでしたら、何でも気軽に相談してください。
日本全国どこにでも、無料で出張しますよ!
※詳細: エバンジェリストによる無償の出張講演・現場訪問
おわりに
アトラシアンの缶バッジや金太郎飴(!)やTシャツ
そして、長沢さん監訳の本「今すぐ実践! カンバンによるアジャイルプロジェクトマネジメント」に、サインをいただきました。
最後に、オフィスの玄関からパチリ!
ITに携わる方ならどなたでも歓迎!アトラシアン倶楽部
オフィスでは、アトラシアン社員による楽しいイベントが開催されています。
イベントのテーマは、アジャイルや開発ツール、英会話など多種多様。気になった方は、参加してみてはいかがでしょうか。
ITに携わる方ならどなたでも参加できるようです!
エバンジェリストによる出張講演・現場訪問実施中
アトラシアンでは、エバンジェリストによる日本全国を対象とした出張講演・現場訪問(現場コンサルティング)を無料で実施しています。
問い合わせると、長沢さんが直接回答してくださるとのこと!
詳細は、エバンジェリストによる無償の出張講演・現場訪問をご覧ください!
関連リンク
- Atlassian | ソフトウェア開発およびコラボレーションツール
- Atlassian Japan Facebookページ
- Atlassian Japan Twitterアカウント
- エバンジェリズムブログ(長沢智治さん)
※本記事は「CodeIQ MAGAZINE」掲載の記事を転載しております。
マンガ:湊川あい(みなとがわ あい)
フリーランスのWebデザイナー・マンガ家・イラストレーター。マンガと図解で、技術をわかりやすく伝えることが好き。
主な著書 わかばちゃんと学ぶ Webサイト制作の基本・わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門・わかばちゃんと学ぶ Googleアナリティクス〈アクセス解析・Webマーケティング入門〉Twitter: @llminatoll