第1話「Gitってなあに?」で、Gitに興味を持ったわかばちゃん。まずは、持っているパソコンでGitを使えるようにしましょう。
目次
Gitを簡単に使えるツールをインストールしよう
いろいろなGitクライアント
Gitというと、黒い画面で操作するイメージがあるかもしれませんが、昨今ではマウスで操作できるツールが多数登場しています。
などです。それぞれ使える機能や特徴に違いがあるので、慣れてきた方は自分に合うツールを探してもよいでしょう。
マンガでわかるGitでは「日本語対応・無料・わかりやすい」の三拍子が揃った、アトラシアンのSourceTreeを中心に解説していきます。
1.Webページからダウンロード
SourceTreeの公式Webページの[ダウンロードボタン]をクリックしましょう。
2.SourceTreeをインストール (Windows)
ダウンロードが完了したら、ファイルをダブルクリックして起動します。[Next]をクリックします。
インストール先を選び、[Next]をクリックします。その後、[Install]をクリックします。
Macの場合は、アイコンを左から右にドラッグアンドドロップします。
[Finish]をクリックします。
すると、このような画面が表示されます。同意する場合、[ライセンスに同意します]をクリックします。
ログインを求められます。[Use an exisiting account]をクリックします。
SourceTreeは無料のツールですが、ユーザー登録が必要です。登録は無料です。[Log in with Google]で、Googleアカウントでログインすることができます。
Googleアカウントを使いたくない場合は、下の[Sign up]でアトラシアンのアカウントを作りましょう。
BitbucketやGitHubなどのリモートサーバーとの接続を設定できます。Bitbucketアカウント・GitHubアカウントを持っていない場合[スキップ]してください。
ここではいったん[No]をクリックして進めます。(SSHキーは、リモートサーバーとパソコンとの通信を暗号化するために使われます。後で設定可能です)
Git本体についての確認です。これまでにGitを導入したことがなければ[システム全体でなく、SourceTree単独で使うためだけの内蔵用のGitをダウンロードする]をクリックします。これでGit本体もインストールされます。
この後、Mercurialについて同様のことを尋ねられますが、使う予定がなければ[Mercurialを使いたくない]をクリックしましょう。
おめでとうございます!SourceTreeを使えるようになりました。
登場人物紹介
次回のマンガでわかるGitは?
第3話の内容は「リポジトリを作ろう」の予定です。
普段は冷静なエルマスさんが、わかばちゃんのペースに飲まれ気味のようですが……。次回はどうなる!?お楽しみに!
※この記事は2016年5月23日時点、SourceTree2.0.5.5、Windows10 Pro バージョン1511(Build 10586)における実施内容です。時期や環境によって、操作が異なることがあります。
※Webサイト・SourceTreeのキャプチャ画像は、Atlassian Japan様に掲載許可をいただいた上で使用しております。
著者プロフィール
マンガ:湊川あい(みなとがわ あい)
フリーランスのWebデザイナー・マンガ家・イラストレーター。マンガと図解で、技術をわかりやすく伝えることが好き。「マンガでわかるGit」書籍版発売中!
主な著書 わかばちゃんと学ぶ Webサイト制作の基本・わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門・わかばちゃんと学ぶ Googleアナリティクス〈アクセス解析・Webマーケティング入門〉
Twitter: @llminatoll